ドイツのサッカー事情②🇩🇪⚽️
読者の皆さんのお時間をいただきこの記事を読んでいただきありがとうございます。
前回の投稿から日数が経過してしまいすみません。前回はドイツのサッカーの公式戦や練習頻度など大まかに説明していますのでよければそちらもご覧ください。
今回は、前回に書ききることのできなかった詳細部分について書いていこうと思います。特にチーム運営や選手の給与等について書いていければと思います。あくまで聞いた話なので事実と異なることがあるかもしれませんがご了承ください。
おそらく皆さんが一番気になっているのが、ドイツのプロではない選手たちがいくらぐらいのお金をもらえるのかだと思います。ドイツサッカーの花形であるブンデスリーガではトップ選手になると年俸何億円が当たり前、移籍金何十億円が当たり前の世界です。そして観客数も毎試合何万人とされています。僕の所属しているチームを例に僕の聞いた話を踏まえると一軍である6部の選手はチームとしっかり契約し最低でも約150€/月程度のお金を貰ってサッカーをしています。また、スタメンを勝ち取り試合に出場すると次の契約で給料交渉することもできます。チームのエース選手は800€/月貰っているとかいないとか。さらに試合に勝つと勝利給として普通の給与とは別の報酬があります。もちろんその給与だけで生活できるわけではないので別の仕事と掛け持ちですが、週3日の練習と週1日の試合で月にお金が貰えるだけでも日本と比べるとすごい差ですよね。5部のリーグに上がるともちろん貰える額も上がります。おそらく4部からがサッカーだけで生きていく基準になると思います。ですが、貰える額もチームの経営状態やチームスポンサーによって変わってくるので6部より下のチームでもお金を貰っているチームもあります。チームを移籍する時にはもちろん移籍金も発生しチーム関係者と選手と交渉されます。
ちなみに僕のいる二軍のチームではお金を貰っている人はいませんが公式戦はもちろんありますし、指導者もついています。チームから貰えるのは何もお金だけではなく、試合後の軽食(ソーセージ)、ビールやたまにある食事はチームが用意してくれます。写真は試合後にみんなでご飯を食べた時の写真です。
ドイツではどんなチームでもホームグラウンドを持ち試合の際には屋台が出たりお酒を売っていたり入場券やグッズも売っていたりと、しっかりとチーム運営がされています。ホームの試合には多くの人が訪れ、200人くらいの人が観戦に来ます。どのレベルのチームでもしっかりとファンがいて応援してくれるところがこの国のサッカー文化の良いところではないかと感じています。
今日も小話をひとつ、僕のドイツの生活費を参考までに。
家賃(寮)230€:保険料93€:食費150€:携帯代15€
これくらいの費用で生活しています。親には感謝ですね。次回の投稿もお読み頂けるとありがたいです。
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