うなぎ釣行記@関東河川で放射能汚染調査#3~これまでの活動まとめ 鶴見川、平久里川、思川~
釣り好きなあっしのこの頃のターゲットは関東河川のうなぎ!
時々ナマズなんかもかかるけど(><
釣りを愉しみながら、どこか頭の片隅で気になっている”不安”を取り除き、安心して捕獲した獲物を美味しくいただきたいっ!
釣りする上で、気になっていることって?
数年前に、TVで日本人の二人に一人は癌になります。
というCMが、原発事故のテンイヤーズアフターに突然放送され出して、昔からそうだった?&なんで今の時期に???と感じたことがありました。
※癌は放射性物質に限らず、
商店街、個人商店が消え、大型スーパーやチェーン店ばかりの世の中で、大量消費社会で原産地から遠くに大量に食べ物を運び供給する為に防腐剤や、見た目を良くするために、つけなくても良い彩りをわざわざつけてみたり、経営的に原材料を安くするための代替物の投入であったり、これらの化学物質も癌増加の大きな原因の一つだと個人的に考えています。
これらは例え微量であっても毎日摂取すれば、影響はでかいだろうなと。
遺伝的なものであったり、自然から離れスマホと1日中にらめっこして比べることでしか自己評価できない社会になり下がってしまったことで増えるストレスも多分にあると思うし。
兎も角、そう、あれから10年以上経って、僕を含め、もう誰もあまり気にしなくなってきている話題と思われますが、
自分で野生動物の猟や野草の採取、魚の捕獲をして、それを食しようと考えるとき、(海外映画の見過ぎと言われてしまうかもしれませんが)もしも彼の地が化学物質で重度汚染された土地だったりして、そこで育った獲物が、丸々と美味な個体だったとしても、内実は毒物そのものということもあったりするわけで、冷たく美味しそうな無色透明な井戸水であっても、検査されたものでなければ、見た目で、どんな鉱物や病原菌(ピロリ菌とか)が入っているかわからないものだと思うのデス。
米軍基地周辺の水場汚染で沖縄や国立とか問題になったばかりだし、胃がんの原因が井戸水を常用していた人に多いとかよく聞く話だし。つい最近もyoutubeで土壌汚染調査で基準値の5倍から25倍の埼玉の川側の廃焼却プラント跡地を見に行っている動画を見ましたが、案外身近にある問題で、気にしすぎという人もいるかもしれませんが、
”ただ単に運なのかもしれない”
”海外ではあっても日本では考えられないなんて言えない”
そんな時代になっているんだと思うんです。
なんて話題を、記事に公開した後に、タイムリーにも、、、
2024/07/12 13:50 読売新聞。
テレビ朝日の田原総一郎さん司会の”朝まで生テレビ”の初回テーマが、確か”チェルノブイリ原発事故”を扱った内容で、あっしは当時中学1年生で、感受性豊かなお年頃で、非常に興味深い深刻なテーマとして専心して番組を観ていた記憶があります。(当時は年1回元旦に放送されており、これを朝まで見るのがお正月の何よりの楽しみでした。)
深夜ラジオ(ニッポン放送の上柳さん)で公共放送で初めて聴いたリンダリンダになんだか心揺さぶられ涙出て、夜中の誰もいない路上をあてもなく全力で走り出したりしたあの頃。
チェルノブイリという曲も爆音でかけてたし、街角のゲームセンターでもチェルノブというゲームがあったり、夏休みに図書館で借りてきた本は、広瀬隆さん(チェルノブイリ原発事故とその影響の本)と三光(中国における戦争犯罪の本)、サムの息子(ノートリアスな連続殺人鬼の本、デビー・バーコウィッツ)の3冊でした^^;(我ながら、偏りまくっている。。。)
自国外で起きた事故だったから、報道やメディアミックスの取扱いも、世論や心配の声も福島のときと比べて、様々な圧(自粛のような)がなく、言いやすかった時代だったんでしょうね。
福島原発事故以降の数年は、各地に飛び散り風で運ばれた放射性物質の主だったものが測定され、富士山のジビエや山菜だとか八丈島のあしたばとかにも影響が見られ、「へぇ~、結構遠いのに」と思いながらも、よく考えてみれば、あっしが生まれるちょっと前の1960年代には、大気圏核実験が盛んに行われていたようで、杉並区等各地で結構な濃度のストロンチウムが測定されてたり。
河原に行けば、産廃施設や工場が川傍にあることはよくあるし、上流の方では無許可の産廃業者が有害な何か捨てていることもあるだろうし、どこかの親父が機密文書を燃やしまくっているかもしれないし、考えればきりがなく、また、意味がないwのですが、
放射性物質については、私個人の一つの目安・見解としては下記のとおり。
1.原始的な形をしたものに吸着し高濃度になりやすい
⇒例えば、キノコ、松ぼっくり、藻やコケ類、山菜
2.それらを食べるもの
⇒ジビエ、頂点捕食者、底を這うもの
3.海魚より池湖川魚の方が、数値が高い傾向がある
⇒川魚の検査数自体は多くない。海に比べると漁や釣りをしている人が
少なく、海魚ほど流通していない。釣り人も釣りを純粋に楽しむだけ
で釣った魚を食べないでリリースする人も多い
⇒また、測定が入っていても、放射線測定器の検出限界下限値が低い検
査であることが多い(例え汚染されていても、それなりの汚染でなけ
れば数字が出てこない)
⇒更に、測定されているのは、福島近郊の極一部の県で、そもそも測定
すらされていない川が多く存在する。
釣り好きなあっしが何かできることはないか?
そう考えていたら、好きな釣りをして、自分のやりたいように釣った魚を放射能測定してみたら、何か見えてくる傾向があるかもしれないし、参考にして安心する人もいるのではないかと思い、確かな測定を行っていただける測定所(新宿代々木市民測定所)も見つかったし、試験的に3か所で釣りをして測ってもらいました!!!
測定結果をシェアします。
こんな感じで報告いただいております~
報告書の見方の説明は、文章が長くなり過ぎたので、次回以降に、追々。
釣行の報告の仕方など、釣り特有の問題や放射能というやはり今でもナイーブな事象を取り扱うということで色々と課題がありますが、それも追々。
やり続ければ、きっと道は自ずと見えてくる。と信じて
今日はこれまで^^)ノ
下の写真は、これから測定をお願いしたいと考え取り溜めているウナギ等のサンプル。
正確な測定の為には、各河川各個体2kg程度ずつ確保しないとミッションコンプリートになりません。また、これらを1cm角のブロックに切り刻んで提出する必要があり、骨もあるので、結構大変な作業です。
また、2kgになるまで取り溜める必要があるので、腐らないように冷凍庫に入れる必要がありますが、気持ち悪いものを冷凍庫に入れるな!とワイフと喧嘩になり、それならと、2万円くらいで買えるミニ冷凍庫を購入したところ、趣味のものを置く場所が多い&電気代がかかる!と大喧嘩になり、それなら捨ててしまえ!というやりとりになり、まだ段ボールのまま部屋の中で放置されている状態ですwww(失笑)
追伸)
仕事が超繁忙期に突入しており、週一のうなぎ釣行ができない状況にあり、
実にストレスフルな日々を過ごしております。