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専門性は円錐状の穴である

私が予備校に通っていた時に、数学の先生に教えてもらったことを。

「専門性というのは、円錐状のドリルで穴を掘っていくようなもので、深く掘っていくことで自然と底面も大きくなっていく。最終的に得られた容積があなたの専門性

「ただ深く深く掘っていくよりも、複数の円錐を掘っていく方が、合計の容積は大きくなり易い

そのときはやけに納得して、理系に進んで専門性を得ることを選びました。

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35歳になって、案外この考えは含蓄に富むと思ってきました。

一つのことで秀でることができるなら、それに勝ることは無いかも知れません。ただ、それは茨の道で、あらゆる猛者と戦っていかなくてはならないでしょう。

むしろ、専門性を掛け合わせて、自分の色を出していく方が遥かに効率的

例えば、人口の10%の人が持つ専門性でもそれが3つあれば

10%x10%x10%=0.1%

ですからね。

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