アヤラ財閥の再生エネ会社・ACENが浮体式太陽光発電プロジェクト開発
アヤラ財閥のACENは、ラグナ湖に設置予定の5つの浮体式太陽光発電プロジェクト(合計出力1,120メガワットピーク)を2027年までにルソン電力網へ供給開始することを目指しています。
このプロジェクトは総事業費が約480億ペソと見積もられており、フィリピン環境天然資源省(DENR)の環境管理局(EMB)に提出された申請書に基づいています。
2022年8月、ACENとその子会社は、ラグナ湖開発局(LLDA)と再生可能エネルギー契約地域利用契約を締結し、ラグナ湖の800ヘクタールの再生可能エネルギーエリアを賃貸することに合意しました。
同社は、新技術の採用、ルソン電力網への貢献、そしてフィリピンのエネルギー自給率向上を目指す重要な取り組みであり、気候変動問題にも取り組むものと述べています。
2023年には、フィリピン投資委員会(BOI)が、これら5つの浮体式太陽光発電プロジェクトに対してグリーンレーン承認を与え、許認可の取得や戦略的投資問題の解決を迅速化する措置が取られました。
ACENは現在、約4.8ギガワット(GW)の再生可能エネルギー容量を運用および建設中であり、さらに1GWを超える契約や入札案件を確保しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?