マニラの水道供給会社マニラウォーターが大規模設備投資計画を発表

フィリピンの水道供給会社であるマニラウォーターは、2021年から2047年までの期間に1.15兆ペソ（約2.3兆円）を投資する計画を発表しました。この計画は、コンセッション契約の延長を承認してもらうためのものです。

同社は、8月25日に当局に契約延長の申請を行い、申請は、契約の満了日を2037年7月31日から2047年7月31日に延長することを求めており、これはマニラウォーターの25年間の承認期間と一致させるためのものです。

2022年1月25日に発効した共和国法第11601号により、マニラウォーターには2047年までの25年間の法的許可が与えられました。

この許可は、マニラの東ゾーンサービス地域とリサール州における水道および下水道システムの設立、運営、および維持を許可するものです。

延長申請に伴い、マニラウォーターは、総額1.15兆ペソを投資することを約束しています。そのうち、2038年から2047年までの間に水施設の開発と保守に4750億ペソを割り当てる計画です。また、2038年から2043年までの間に、カンガン-アゴスプロジェクトの水処理プラントの開発に約481億ペソの追加の資本支出を見込んでおり、このプロジェクトはカナン川から水を供給し、1日3000百万リットルの水を、マニラウォーターとMaynilad Water Servicesに分配する予定です。

同社は、マニラの東部、マリキナ、パシッグ、マカティ、タギッグ、パテロス、マンダルヨン、サンファン、ケソンシティの一部、およびリサール州のいくつかの市をカバーしています。

本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/09/19/546405/manila-wat