フィリピン経済特区(PEZA)の動向
フィリピン経済特区庁 (PEZA) は、2023年2 月に 38 億ペソ相当の投資を承認しました。これは、1 年前に承認された投資の 2 倍以上です。
PEZA のTereso O. Pangaディレクターは、理事会が 2 月 23 日の会議で 38 億ペソに相当する 12 の新規および拡張プロジェクトにゴーサインを出したと述べました。これは、2022 年 2 月に承認された 17 億 9,200 万ペソの投資を 112% 上回っています。
承認されたプロジェクトのうち、5つは輸出製造、3つは施設、1つは情報技術、1つは物流、1つはユーティリティ、1つは製造エコゾーンの拡張でした。
これらのプロジェクトは、タギッグ、ラグナ、バタンガス、ターラック、パラワンに位置します。
2022 年、PEZA は 198 の新規および拡張プロジェクトから、前年比 103% 増の 1,407 億ペソ相当の投資を承認しました。
経済特区への投資額は、パンデミック前の水準に戻って来ました。これは、経済が回復に向かっていることを意味しています。
PEZAは、2023年は雇用成長が8%、輸出が+9%、投資額+10%を目標としています。
PEZA は、今年現在、マルコス大統領に対して 21 の経済特区開発プロジェクトへの承認を求めています。
これが実現すれば、212億7000万ペソの投資をもたらします。
マルコス大統領の承認を待っている経済特区には、アヤラ モールズ キャピトル セントラル、アルタ I-ハブ、ロビンソンズ サイバーパーク・バコロド、SM シティ サンタ ローザ IT センター、アルコビア シティ、パーカル、8912 アセアン アベニューがあります。
2022 年、PEZA 理事会は、経済特区の新規および拡張プロジェクト 29 件の申請を承認しました。これは、962 億 1500 万ペソの投資をもたらすと推定されています。29 のプロジェクトのうち、8 つはカラバルソン地方に位置する予定です。
また、PEZA はマルコス大統領の外遊での外資誘致によって、同国のエコゾーンへの投資が増えると予想しています。
日本、台湾、韓国、スイス、モンゴル、米国、およびその他の今後の外遊での外資誘致の結果として、今年はさらに多くの海外からの投資が期待されています。
PEZA は、4,346 の事業者と421 の経済特区を管理し、180 万の雇用を創出しています。
今回は、フィリピンの基幹産業であるIT-BPM(BPO)の動向と、これと密接に関係のある経済特区の動向についてレポートしました。
本記事は、以下のニュースの要約です。
ttps://www.bworldonline.com/top-stories/2023/02/28/507243/peza-approves-p3-8-b-investments-in-february/
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