フィリピン食品大手URC2022年度好決算発表

経済活動の再開を受けてURCの2022年度のトップラインは1,499億ペソ(前年度比28%増)となりました。
URCのブランドコンシューマー食品(BCF)部門は1,059億ペソ(前年同期比29%増)増収の736億ペソでした。
国際事業部門は323億ペソ(前年同期比46%増)を計上しました。

農産品・コモディティ分野は、421億円となり、前年同期比26%の増収となりました。
当期純利益は145億ペソ(前年同期比12%増)に達しました。

URCは、食品製造業界におけるマーケットリーダーとして、消費者の支持を得ています。
しかし、インフレに伴う原価の上昇は、同社のマージンを圧迫し続けるでしょう。

一方で、消費者需要は国内外ともに非常に堅調に推移していますが、経営陣は、インフレ圧力、高い投入コスト、価格上昇がまだ収まるとは見ておらず、需要に影響を与える可能性があります。

2023年については、経営陣は依然として1桁台後半から2桁台前半の増収を予測しています。

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