フィリピンの通信大手Convergeは、米Supermicro 社と提携し、AIの本格導入に向けて高性能省エネ型データセンターを共同開発
フィリピンの通信会社 Converge ICT Solutions, Inc. (コンバージ)は、アメリカの Supermicro 社と提携し、省エネで環境に優しいデータセンターを共同開発することを発表しました。
このパートナーシップにより、コンバージは今後3年間で最大50億ペソを投じてデータセンターを建設する計画を進めており、データセンター内には自社が計画しているデジタルプラットフォームやアプリケーション、情報が格納されます。データセンターはパンパンガ州、ラグナ州、カローカン市に建設される予定です。
両社は最近、フィリピン初のAIを活用した「グリーン」データセンターの開発に向けた覚書を締結しました。カリフォルニアに本社を置く Supermicro 社は、データセンターや省電サーバー、ストレージシステム、ソフトウェアなどのITソリューションを提供する企業です。同社は、液体冷却技術を採用しており、データセンターの施設消費電力を最大40%削減することが可能です。
これらの高性能サーバーは膨大なAIや機械学習のワークロードを処理できますが、Supermicro 社が提供するより効率的な液体冷却ソリューションにより、消費電力が削減されます。
今回の提携により、コンバージのデータセンターはすべて Supermicro の設計とプロセスに沿って開発されることになります。
要約した内容
コンバージと Supermicro が省エネ・グリーンなデータセンターを共同開発
コンバージは今後3年間で最大50億ペソを投じてデータセンターを建設
データセンターは AI を活用し、環境に優しい設計
Supermicro の液体冷却技術により、データセンターの消費電力を最大40%削減
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2024/07/04/606016/uys-converge-taps-us-firm-for-data-center-sustainability