ライブ初参加PのアイマスMOIW2023Day2参戦記: 準備編
こんにちは、たきおりPことTark_IOL a.k.a たきおりです。
この記事ではアイマスライブ初参加の民に向けて、どんな準備をしたらいいのか、私の初参戦を振り返りつつお伝えしたいかと思います。基本的には合同ライブの経験で語るので、MOIWの再開催を願ってこの記事を書いています。
予習編
Q. MOIWは予習は要りますか?
A. UO曲の予習は要りました。あとはサブスク一周かな。コール予習はいらない
普段のアイマスライブの場合、自分が担当しているブランドの楽曲について知っていれば、概ね問題ないはずかと思います。シャニを除けば、各ブランドは音ゲーを出しているので、未プレイ楽曲をしらみつぶしにS評価にするだけで予習は完了するでしょう。
ただし今回は5ブランド合同だったので、この手法は取れません。おとなしくサブスク一周したうえで、同業者がTwitterに流しているだろうオススメ曲リストをリピっておきましょう。
私の場合はノータッチのSideMと最近やや離れ気味だったシャニの予習が甘かったという記憶があります。隣席がよく訓練されたオタクだと、何に感極まっているのか分からなくて、自分を客観視しだしかねないから、UO曲(後述)については最低限予習しておくべきだったかも…。
恐らくコールについても予習しておくべきでは、とお尋ねになる読者もいるかもしれませんが、こちらはほぼ必要ありませんでした。やたらめったら複雑なコールはないので周りのPに合わせるだけで十分です。演出担当が優しいからなのか、一部楽曲のコールはディスプレイで出てきますしね。
持ち物編
Q. 何を持っていけばいいの?
A. 忘れてはならないのは、スマチケをダウンロードしたスマホ/財布/顔写真と現住所記載の身分証明書(運転免許証)/ペンライトと電池/水分/マスク/モバ充だけ…多いな?
まずは公式サイトの注意事項を隅々まで読むことです…!読んだ…?
では行きましょう。私の当日の持ち物を振り返ります。
ちなみに私は成人男性・東京近郊住まい・ライブ初参加で、今回の持ち物はソロ・軽装・日帰りを想定しています。遠征勢はこれに旅行の準備セットを追加してくださいね。JRマルス券(みどりの窓口・指定席券売機で発券される緑の切符)やエアチケットを忘れるんじゃないよ!
バッグ
お出かけに使い慣れているなら何でもいいです。ライブ初心者はペンライトを持ち換えたりしませんし、使い捨てのサイリウムを20本30本と携行しません。リュックサック一つで十分です。私はガバッと大口を開けたリュックを足元に置いておきました。ウエストポーチがあると便利かもしれないなーとは思いますが、特段不便を感じるまでではありません。
スマートフォン(スマチケ)【必須】
近年のあらゆるレジャーは紙チケットが廃止されつつあります。MOIW2023で採用されたイープラスアプリのスマチケはQRチケットではないので、スマートフォンが必須です。忘れると会場に入れません。
財布【必須】
いざという時に一番最初に頼りになるのは金です(というか金が無いと帰れないし泊まれない)。交通系ICの残高は最悪のタイミングで切れる。あと夜のATM手数料はマジで高い。自販機に突っ込めるよう千円札と小銭を持っていきましょう。
また近年は決済の高速化のために現金決済ができないお店もあり、MOIWではドーム内の売店と会場外物販においてキャッシュレス決済が指定されていました。デビット/クレジットカードやQRコード決済サービスをこの機に始めましょう。
身分証明書(運転免許証)【必須】
入場開始が遅れたためか、Day2は本人確認がありませんでしたが、あらゆるレジャーでは本人確認がなされるものと思っておくのがベターです。
学生証については、住所あるいは顔写真が記載されていないことがままあるのと、発行主体が行政ではないのでやや信頼度に欠けます。ライブの公式HPに記載があるので使えないことはないでしょうけれど、ライブ以外の場面(e.g. ブックオフの買取や献血カードの作成)では本人確認書類として通用しないことがままあるので、念を入れて。正直学生証は学割(キャンパスメンバーズ)にしか使えない説、あると思います。
行政が発行しているものがやはり最強なので、運転免許証か被保険者証がおススメです。運転免許証と被保険者証の両方がある場合は、顔写真と現住所両方の記載がある運転免許証を持っていきましょう。私は昨年冬にようやくとったので運転免許証を持ち込みました。
個人番号カードは個人情報保護の観点から、公式HPでは"一応使えるけど取扱注意、出来れば持ってこないで"といった感じで触れられていますので、避けるのが無難です。
ペンライトと電池【重要】
無いと疎外感を感じる光る棒です(周りはみんな持っているので)。アイドルを応援すると同時に自分の心を鼓舞する道具なのでぜひ持っていきましょう。
ペンライトを持つときはストラップを手首に通しましょう、すっぽ抜けると大変です。過去のすっぽ抜け事件もあってアイマスのライブでは、軽いボタン電池式のものがレギュレーション(より詳細なレギュは公式HPを参照)です。不安な人は公式の事前物販で売っているものを買えば間違いありません。
流石に物販のは高いよという方に向けては、「MIX PENLa PROⅢ」がおススメです。私は先輩Pが進めるままにこれを購入しました。
使用するボタン電池はまとめ買いしましょう。長時間運用する機器ではないですし、消費もマッハなので、普通にちまちまと買ってしまうとバカにならない出費です。私はペンラとUOと併せて池袋の「でらなんなん」というお店で調達しました。
ボタン電池はペンラに装填する数の2倍以上持ち込みましょう。MIX PENLaの場合はLR44が6つ必要なので、12個持っていきました。
これは、会場に着いた後に初めてパッケージから出して、明るいうちに席で装填するか、ライブ当日朝か前日夜に装填しましょう。
気づかずに明かりがついていていざというときに電池切れということもありますが、安いボタン電池なので平時から入れておいた結果、液漏れしてほしくはないからですね。また、裸のボタン電池を一か所にまとめて保管しておくといつの間にか放電して使い物にならなくなります。私はこれをやらかして一番最初のトークセッションで電池装填に追われました。
水分【重要】
今回のMOIWは4時間の長丁場でした。また会場までの移動で体力を消耗することもあります。水筒は重いのでペットボトル飲料をペットボトルカバーに入れるのがおススメです。
会場が郊外であったり逆に都心すぎるとコンビニが目につかないこともままありますし(水道橋駅から東京ドームまでのルート上にコンビニはない)、自販機は根こそぎ完売ということもあります。家での準備のタイミングでバッグに入れてください。特に今後は声出し解禁も進むでしょうから、普段声を出さない人は必ず持ち込んでください。
マスク【必須】
感染予防措置のために、今回のMOIWではマスクの装備が義務でした。大抵の催し物でも持ってこないとは入れないのは同じです。しばらくはこれが標準でしょう。
汗や涙でぐちょぐちょになる歴戦のPでなくても、マスクはいくらか替えを用意しておきましょう。マスクケースがあると便利かな。
モバイルバッテリー【重要】
スマートフォンの電池が切れるとスマチケが出せません、つまり会場に入れません。何より遠征している場合は、スマートフォンが真に命綱になることがままあるでしょう。スマートEX等新幹線はeチケット化が進んでいますし、飛行機なら言わずもがな。私はプラグのついているものを愛用しています。バッテリーがお亡くなりになってもカフェ等で充電できますからね。
UO(ウルトラオレンジ)
二次元のライブでは歌唱中のキャラクターやユニットに対応する色のペンライトを振る慣習がありますが、アイマスライブでは特定の曲(アップテンポでハイテンションな曲が多め)において「UO」を振る文化が形成されています。
高輝度のオレンジ色サイリウム(UO)が放つ強烈な橙色で会場が埋め尽くされる光景、所謂「山火事」は圧巻の一言です。その場に居合わせれば、誰もがその一部になりたいと思うでしょう(UOはとてもまぶしいので周りの様子を見て折りましょう)。
中でも765AS高槻やよいちゃんの『キラメキラリ』は、アップテンポで元気な曲調と彼女のテーマカラーがオレンジであることも相まって、会場の隅々までオレンジに染まります(ちなみにキラメキラリの山火事はミリシタのMVで再現されているので、未参戦のPでも見たことのあるかもしれません)
MOIWのような大規模ライブになるとこのようなUO曲が複数本セトリに組み込まれることがあるので、UOは1本といわず5本以上持ち込んでいいです。製品名としては「ルミカライト 大閃光 arc」など。
隣席のよく訓練されたオタクは、ペン立てに立てていた大量のUOをボキボキ折って両手で振っていました。私はたった1本持ち込んだ大閃光を念願の『キラメキラリ』の山火事で折りました。その為後悔はなかったですが、最終ブロックの山火事祭りで指を咥えました。
なお、UOは慎重に取り扱う必要があります。ぐるぐると振り回してはいけません。目にうるさいだけではなく、危険があるからです。人にぶつかると痛いのは勿論のこと、激しい接触で外装が破損した場合は、ガラス製アンプルの欠片と薬品が周囲に飛び散る惨事になります。折るときも、膝や椅子の背に叩きつけてはいけません。
防振双眼鏡
手振れ補正をしてくれる防振双眼鏡は、豆粒のような声優さんや微妙に見えない遠方のディスプレイをとらえるのに確かに便利でした。
今回私はニコンの「10x25 STABILIZED」をレンティオで借りてきて実戦投入しました。ちなみにレンタル価格は6,980円。買うと7万以上するので、ドームの時にレンタルするのは検討リストに入れておいて損はありませんが、そこまでの価値があったかといわれると分からないというのが正直な感想。
今回私は10倍の双眼鏡を持ち込んで、二階席の三塁側半ほど(概ね天井席)にいました。見え方としてはライブパート中の散開時は視界の中央に1人収めると、外縁に周囲の人の動きが見える感じで、表情を細かくとらえるまではいかないぐらいの倍率。
ただ、ペンライト振りながら双眼鏡は覗きませんし、二階席の場合はペンライト&サイリウムの海が綺麗なんです。そもそも私は声優さんよく分からない…。
この点は防振機能のない普通の双眼鏡やアリーナ席と比較して費用対効果を考えてみるべきですね。もしかするとアリーナのほうが防振双眼鏡は役立つかもしれません。人ごみの中では安定して前を向けないでしょうから。
また倍率も問題です。一般に使用される倍率は8から12倍なのですが、やはりステージから席の距離や見たい対象によって適切な倍率は変わってきます(別途調べてね)。MOIWの席は直前に判明する一方、防振双眼鏡のレンタルは事前に申し込む必要性がありますから、難しいところです。
ちなみに「10x25 STABILIZED」の「10x25」は「双眼鏡の倍率×対物レンズの有効径」を示します。この数値は「対物レンズ有効径÷倍率」の計算によって求められる「ひとみ径」の算出に用いられます。ニコン以外の各社も同様の表記です。このひとみ径は二乗することで「明るさ」が求められます。この数値が大きいほど暗所でもよく見えるということですね。
「10x25 STABILIZED」の明るさは(25÷10)の二乗で6.25。ライブでは9ぐらいほしいとは言われていますが、皆さん公式を見てお気づきのように、明るさは対物レンズ有効径の大きさに左右され、ひいては双眼鏡の重さに直結します。
とっても明るい双眼鏡はとっても重いので、片手で双眼鏡持ちつつ、もう片手ではペンライトを保持するなんて芸当は出来ません。「10x25 STABILIZED」の重さは410g(電池除く)と、ひ弱な私でも片手で取りまわせましたし、MOIWは結構照明ビカビカなので、正直6.25で何の不満もありませんでした。
なお眼鏡を装備している同志は、双眼鏡選定の際にはその双眼鏡が眼鏡に対応していることを確認しましょう。アイレリーフ(レンズと目の適切な距離)が短い場合は、眼鏡を装備したまま接眼レンズを覗いてもぼやけた像が写るだけになってしまいます。
ライブ用耳栓
イヤープロテクター・イヤープラグは、普通の耳栓と違い、音質を損なわずに爆音だけを低減してくれるという優れものです。直前になってTwitterのトレンドに上がったのでタワレコで調達しました。Amazonに無い場合はレコードショップや楽器店を探してください。
今回私は「Cresendo」の「Music」を持ち込みました。これをつければ大音量にさらされ続けた後の耳鳴り・難聴(音響外傷)を防ぐことができます。その夜の回復の限界を超えて失われた聴力は二度と戻らないというのですから恐ろしい。
ただ、今回の私の席はステージから大分離れていましたので、つけるといささか物足りなさを感じましたし、ライブ用耳栓を装着しなくとも終演後に耳に違和感を覚えることはありませんでした。
とはいえ、イヤープロテクターの音圧低減効果は絶大ですし、音質を損なわないというのは本当でした。アリーナ最前などスピーカー直近の場所に配属された場合は、きっと必須でしょう。用意しておいて損のないものですし、普段使いできるかも。
タオル
回しません。汗を拭きます。
私はあまりにも代謝が悪いのでこの例からもれますが、声出しや立ち上がりが出来る場合は人によっては大量の汗をかくこともあるでしょう。
汗をかいた状態では気分が悪くなるのは勿論、冬の場合は外気で一気に冷却されて風邪をひいてしまいます。何よりライブ会場では人と人が密集しているので、最低限のエチケットとして用意すべきです。
タオルは公式物販で販売されることがありますが、MOIWもその例にもれません。
名刺
正直いりませんでした。自分から動かない限り交換しません。持ってるといざというときに応えられるかもしれないので、10枚ぐらい持っていて、あとはPグリ化してアプリを持っておけばいいかな…。
当日の私は30枚ほど印刷して、カードホルダーに格納して持ち込みました。勇気を出して、記念に隣席のPと交換すればよかったな…。
文庫本
私が持ち込んだのはハヤカワ文庫の『スノウ・クラッシュ』。会場内はPが密集しており、またドームということもあって、Twitterのタイムラインはうんともすんとも言いませんでした。文庫本があればこの暇を潰せます。勿論、楽曲予習にあててもよし(事前に落とさないといけないけど)。
携帯食料
昼に親戚の集まりがあったのでお腹はすきませんでしたが、ライブは夕方から夜にかけて行われるので、お腹がすく時間帯です。ウィダーinゼリーのような手軽な食料は持ち込んで損はありません。
雨具
当日は降水確率が微妙だったので、折りたたみ傘を持ち込みました。使いませんでしたけど、無いとマジで困るのは日々の生活で明らか。コンビニが周りに無いことはままありますし、周りに大観衆がいることを考えれば持っておいて損はないでしょう。
服装
当日の服装は諸処の都合でスーツでしたが、会場内はワイシャツ一枚で十分な気候です。
下着も無印良品の「綿であったか Tシャツ」を装備していきました。普段であれば「あったか綿 クルーネック」の分厚いものを着てがちがちに防寒対策をしますが、東京ドームは全天候型ドームですからね。
服装はアウターで調整できるように準備していきましょう。
その他
ハンカチ
ティッシュペーパー
手指消毒用のアルコールスプレー・ジェル
ビニール袋(鼻かんだちり紙などのごみ袋などに)
メガネケースとクロス
常備薬(頭痛薬・胃腸薬、人によってはエピペンなど)
A4クリアファイル(いろいろ挟む)
エコバッグ(当日物販用)
その他に含まれるのはライブに限らずお出かけの時に持ち出す基本セットですね。A4クリアファイルは映画のビラを始め紙モノの保管に必須です。私は事前物販でライブパンフを調達しましたが、物販ではショッパーが用意されないこともあるので、エコバッグを持って行って損はないでしょう。
おわり
実のところ、私のライブ初参加は「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆ ENCORE」の千秋楽に春香さんに会いに行く予定だったのですが、新型コロナ先輩がチケットを紙くずにしやがったので、四年越しの初ライブでした。
なので、ライブの準備の下調べについては、4年前におおよそついていたというのが概ね事実です。ただ、MOIW参加に備えて再点検のために各所を覗いたところ、割とガチなPによる持ち物紹介が多かったので、振り返りついでに当日の持ち物を紹介しました。あなたの役に立つと幸いです。
最後に1つ。準備は早めに。
楽曲予習は極めたくなると時間がかかりますし、UOはライブが近づくと店頭から一斉に在庫が無くなります(ウェブ通販でも油断してはならない)。
早め早めの準備が大事です。
それではみなさん良きプロデュースを!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?