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三浦崇宏さんに学ぶ

最近多くのビジネス記事や朝の情報番組「スッキリ」など、いたるところで大活躍されている、博報堂出身クリエイティブディレクター・PRプランナーの株式会社GO代表・三浦崇宏さん。

情報に疎い僕は、あまりその功績や作品を恥ずかしながら知らなかったのだけれど、この方めっちゃ面白い。

まずは、代表作品を一つ。
「土のフルコース」プロトリーフ社

これは、園芸用の土を売る会社が、東日本大震災の原発事故による風評被害で売れなくなり、その安全性を訴えるために、三浦さんが担当したPR施策。
都内のフランス料理店に協力を仰ぎ、土を使ったフルコースをメニュー化したらしい。研究機関によって、同社の土が食品と同レベルの安全基準を満たしているとの分析結果が出たことから、「土を食べる」とのコンセプトに至ったとのこと。
土の安全を「食べる」という体験を通して訴えている点が高く評価され、2013年度の「PRアワードグランプリ」(日本パブリックリレーションズ協会主催)を受賞しています。

どうやったらこんなアイデア思いつくんだろ。すごいっすね。

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その三浦さん、考え方もめっちゃ勉強になる。
コチラの記事から少し紹介します!

①人は、経験して気づいたことでしか変わらない

三浦さんは博報堂入社後、部署配属早々に「俺ほどのスターが入ってきて、あなたたちはラッキーですよ」みたいな失言をしでかす。当然、次の日から干されまくり。仕事がないから1人で勝手に営業したりしていたが、ある日スラムダンクを読みながら、このままでは自分は何も成長できないと気づき、上司に半泣きしながら謝罪。
上司は全てお見通しで許してくれた。謝罪を待っていたのだ。
「お前のその自分を信じる力やセンスや、いびつだけど尖ったところに謙虚さや最低限のモラルを足していけ」と言われ、これを意識した行動を積み重ねて、今のスタイルができているらしい。

この上司の方が教えてくれたとおり、「人は、経験して気づいたことでしか変わらない」という考えは今も意識して行動しているそう。
当たり前だけども、なにか言葉で言われるよりも実体験を伴うと気付きの深さが違いますよね。

②ニュースの見出しで語られているものと、売りたいものを組み合わせる

アイデアを出す最も簡単な方法は、ニュースのトレンドワードと売りたいものを掛け合わせることらしいです。
例えば、就活に関する見出しがあったら、自分たちのプロダクトやサービスを就活生に対して売る場合どうすればいいか、と考えてみる。ニュースの見出しには、今世の中で話題になっているものがあるから、そこからヒントをえるのが一番早いのだそう。

③戦略とは努力しないで勝つこと

三浦さんは高校の頃柔道部で、当時は身長も低く小柄だった。だけど、結果は残したい。そのためにどうしたか。

人間は知っている技ならある程度防げる。けど、知らない技だと、なかなか屈強な体格でもふいをつかれて防げない。三浦少年はそう考えて、柔道の子たちがあまり馴染みがないであろうレスリングっぽい技を研究し磨きあげることで、見事全国大会まで勝ち進んだそう。

普通勝つためには、相手よりも筋力や技の精度を上げてと考えがちだけど、三浦さんはそこをアイデア=戦略で乗り切った。

だから、戦略とは努力しないで勝つ方法を考えることと語っている。
確かに戦を略すと書いて戦略というのは、説得力ありますね。最後に三浦さんは「努力をしないための努力を、めちゃくちゃしてください。そうすれば、どんな相手だって倒せるし、どんな仕事だって面白くなります」とアドバイスしてくれています。

つまり、頭をめちゃくちゃ使って努力をしろってことですね笑
非常に勉強になりました。三浦さんの話、いつか聴きに行こう。そして、ライムスターを語り合いたいっす。

ちなみに、最近はコロナの打撃を受けている中心企業を対象にこんな支援施策も始めているそうです。アイデアも行動力もさすがですね!

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