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Maturity woman -Amelie & Agnes-

この日、オランダ人のアメリは60代半ば、アグネスはちょうど70歳の お誕生日でした。2人はサニヤシンじゃないけど(たぶん、名前が違うので)、OSHOの歌をうたい、誰よりもセクシーなダンスで周りを魅了して、人生を目一杯エンジョイしている感じがあふれています。

アメリは姉妹と一緒にインドにやっぱりほとんど毎年来ていて、彼女の姉妹はお医者様だったりして、上品で伸びやかで、優雅で明るいセクシーさの漂い方は、きっととてもいいお家の人なのだろうなぁ、と拝察いたします。後で聞いた話によると、彼女はとっても恋多き女!ちょうどこの時も、どうやら恋の真っ最中だったようです。お相手はどうやら私も良く知る男性だったようですが、彼、彼女らは、火花が散ったら花火を打ち上げるのが流儀なんです。だってそれは「起こった」のですから。

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アグネスはアーチストで、絵を描いたり作品を作ったりしているのだそう。70歳だなんて、信じられないくらい若くて可愛らしいけれど、物腰や態度はとても落ち着いていて、安心感をもたらしてくれます。

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2人は長い友人で、意気投合しつつ、ともに力を入れているのが「若い女性達を育てる」活動なんだそうです。

なにかすてきな名前がついていたのだけど、そこは私の頭、すぐ忘れちゃう….。若い女性達に、今まで自分たちが経験してきたこと、学んできたことをたくさん伝えていきたい、パートナーシップのこと、ボーイフレンドとのこと、セクシャリティについて、仕事や家庭のこと、その他いろんな文化を伝えていくためのグループをオランダでしているそうだ。なんと!!私も同じようなことやってるのよ〜〜〜ということで、私たちも意気投合しました。

全然年齢を感じさせない、という言葉は日本人的には合ってるけども、彼女達には似つかわしくない感じがします。なぜなら、彼女たちは自分の年齢や、生きてきた道筋、重ねてきた数々の経験をとても誇りにしていて、今の人生がとても充実しているからこそ、それを若い女性たちに伝えていきたい、と思うのだと思います。

え〜〜、タリカ、オランダに来たことがないの?それはもう、ぜひいらっしゃい!私たちに必ず連絡するのよ!ええ、もちろんですとも。

しかし、人生一回じゃとても足りないくらい、やりたいことや行きたい場所がどんどん増えていきます。

内なる女神的にいえば、アメリはアテナとアフロディーテの組み合わせで、知的で上品な佇まいで、ダンスの時にはめっちゃセクシーです。
アグネスは物静かに作品作りに没頭するヘスティアと、年を重ねたペルセポネの威厳があります。日本ではまだ成熟したペルセポネには会ったことがありません。そして、後ろでちらっっとアフロディーテがウィンクしている感じが、なんともキュートです。


ヨーロッパ女性は自分自身にとてもくつろいでいて、威厳があり、自立しているようにみえます。その上で醸し出すセクシーさって、日本人としては「ここだ!ここに向かって進むんだ!」というモデルのようにみえます。

そりゃね、人生いいことばかりじゃなかったと思う。それでも今、この瞬間を楽しむ能力って、年を重ねるごとに増す増す冴えていくのが正しい年の重ね方なんじゃないかと思います。


2018年2月2日Blog記事より

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