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お腹の深海から

こんにちは!魔タリカ870歳、魂のR指定、カラダのリアリティに根ざしたスピリチュアルをお届けしています。

いろんな用事があって、チェンマイに来ています(2018年ごろ)。素晴らしき友人たちに助けてもらって怒涛の用事をこなしてからタオガーデンに入り、マスター・チアのアシストをさせていただくためにチネイザンのコースに入りました。自分のためだけに来たつもりが、なんだか毎日忙しいのはなんでなんだろう?

ライオンズゲートが開いたからなんでしょうかw最近腸について、様々な記事を見かけます。腸内細菌が性格を決める、とか、ガンの治療と腸内細菌の関係とか、鬱やPTSDと腸内細菌の関係とか、脳と腸とか、ほとんどあらゆる症状と腸内細菌が関係している、というものです。

多くの人たちは、腸と脳が関係あるって聞いたことはあるけど実際どんな風に?というのは繋がっていません。病院だって、内科と脳外科は全然別のカテゴリーで、横の連携すら取るのが大変で、脳が悪いといえば脳だけを調べるのが普通です。同じ一つの体を作っているというのにね。

うちの父は高齢で骨折して以来、施設に入ってしまいましたが、先日呼吸が大きく乱れて緊急入院となりました。病院では、点滴だなんだと大量の薬を投与されて、即座に譫妄症状が現れました。なんとか退院してはいたものの、このまま痴呆とか、アルツハイマーか....と思われました。命拾いしたんだから文句は言えないんだけれど、このまま生き永らえるのは、生命にとって果たして幸せだと言えるのでしょうか。

ところが!退院後にチネイザンをしたら、突然の譫妄、痴呆状態からあっという間にいつもの少年爺さんに戻ってきたのです!一体何が起こったのでしょう。

個人的には、病院での抗生物質の投与で、腸内細菌が絶滅の危機に瀕したのが原因じゃないかと思っています。最近の研究では、後発の自閉症の原因は抗生物質で腸内細菌の生態系を乱してしまうからだ、というのがあります。発達障害などが増えてきたのも、消毒された市販の食べ物を食べることが増えたからなのかもしれません。

十五年くらい前だったか、服飾系の専門学校でメイクを教えていましたが、生徒の9割が3食コンビニだと言ってました。お弁当を持参して来る子は1割ぐらいしかいないのです。おにぎりやお弁当、カップラーメン、そしてお菓子が主食のその子達は今、ちょうど親になっている世代でしょう。

腸内細菌は迷走神経系統から脳に向けて、様々な生命の信号を送っています。身体の情報伝達機能は、脳が腸を統括するというトップダウンではなく、腸が脳に情報を送っている、ボトムアップなのです。

もしかしたらアルツハイマーや痴呆というのは、腸内細菌の深刻な老化とか、生態系の危機だと言えるのかもしれません。チネイザンは、即座に体温を上昇させて、腸内細菌の生態系を容易に回復させることができます。

例えていうなら、脳が灯台で、腸は海。その海を航行する船が意識です。灯台は暗い海を航行する船を助けます。今風に言ったら、GPSみたいな感じ。これが正しく動作していれば、意識は目的地に迷うことなく到着できるのです。海の表面は、荒れることもあれば穏やかな凪のこともありますが、深い海の底はいつも静かなんだそうです。

プランクトンが豊富に生息する暖かい海(人間ならお腹です)は、様々な生き物が共存する王国です。生態系が多様であるというのが本当の「豊かさ」です。クジラが小さなプランクトンを食べて大きくなるように、お互いに生命を循環させて、壮大な一つの宇宙を作り出しているんですよね。

一人の人間という小宇宙が、持てる寿命を全うするには、お腹の生態系が守られることが大切なんだと思います。そして地球の生態系が健康であることは、完全にイコールです。ペットボトルやビニールが散らかった海が綺麗になるような暮らしになれば、人間の健康も回復するんじゃないでしょうか。

チネイザンは、やればやるほど地球と深く繋がっていく無限の可能性を秘めているのです。

Love♡

Tarika

2018年ごろ発行メルマガ

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