女神たちのフェミニズム
Beloved ♡ さん
こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です。(R指定の秘密はこちらへ!下の方ですw)
春分を挟んで、お墓参りで祖先へのご挨拶をされる方も多かったみたいです。えぇ、私たちもちょうど偉大な祖先、女神イシュタルを思い起こしていましたよね!このシュメールの女神は日本人にはあまり馴染みもなく、ましてや有史以前のことは古すぎて現実味もなく、ただのお伽噺のように感じる人もいるでしょう。だけど、現代社会でねじれ現象を起こしているシステムの根源が、女神の姿を通して強烈に見え隠れしているんじゃないかと思えるのです。
例えばsexに対する人々の恐怖心と憧れの混ざった感情は、その最たるねじれじゃないでしょうか。人は誰しもsexから生まれてきて、sexなしに生命体として繁栄していくことはできません。なのに、それを口にすることは恥ずかしい、はしたない、汚い、みっともない、と思っている女性たちは大勢います。男を誘うような淫らな服装をしないこと、清楚で控えめな態度が世間の求めるステレオタイプな女性像です。
しかしこの男性優位社会では、女性活躍の推進、平等な社会を、と言いながら、風俗店に行けば、sexは手軽に格安価格で入手可能で、街角のよくあるドラッグストアのようです。
多くの女性は「性的興味を持って見られるのは嫌だ」そこには汚らしい、穢らわしい、という感情がつきまといます。誰が穢らわしいのか?男の性欲に巻き込まれた「自分」、そしてもちろんその相手も、ですよね!
一方で、「誰からも興味を持たれない」と、自分は女じゃなくなった、女性性が足りない、と思ったり。自分が世界に認識されていない、存在していないような感じがして、孤独感を強めてしまいます。もしくは自分には無関係なことだとばかりに、多忙な日々を送るか。女は家事、子育て、仕事に忙しく、sexに関わっているヒマなんかないってこと。
どうしたらいいでしょう。(この話、女性たちは大いに盛り上がると思うのですが、今日はちょっと待ってw)そんなパラドックスが女性たちの心に去来しますが、一般的には「好きな男性とだけ」なら何であれOKと言うことでしょうね。
そこにイシュタルが登場して「この女神は自らを「慈愛豊かな娼婦(聖娼)」と呼んだ。男たちは、娼婦-巫女との性交儀礼を通じて、この女神と霊的な交わりを結んだ。」
なんて言うわけです。娼婦と言うからには、好き嫌いではなく、何かの目的を持って交わりを結ぶ。この場合は経済的な理由ではなく、霊的な理由で不特定多数と交わったと言うことでしょうか。
私たちはこの生命の根源「sex」と、祖先の曽々祖母が送ってくるメッセージと、どのように関わったらいいんでしょうか?どうやら現代とは全く常識が違う世界だったことが伺い知れます。
縄文やシュメールから出土する土偶を見れば、そもそも今の私たちと同じ姿をしていたかどうかすら危ぶまれますが、娼婦やsexの概念も、現代的な常識の物差しを当ててしまうと、大事なことを見失なってしまいます。
たとえ時代が進んで概念が大きく変化したとしても、人間の体と出産のシステム、sex自体は人類創世以来、何も変わってはいません。体の野生と頭の概念の乖離がねじれを起こして苦しんで、さまざまな現代的問題の隠れた背景となっているような気がします。
例えば若い女の子たちは「妊娠したらいけないよ。」という催眠術にかけられて、ある時こんな呪文で目が覚めます。「子供はまだなの?」。そのうち卵巣と子宮のアラートがけたたましく鳴り響いて、やっとマインドに届くのです。もうすぐ期限がやってくる!と。
これはほんの一例ですが、重大な一例です!どうしたらいいんでしょうか。今日はちょっと途方に暮れています。
Love♡
Tarika
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