魂のミトコンドリア・イブ

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Beloved ♡ さん

こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です。(R指定の秘密はこちらへ!下の方ですw)

恐ろしい姿をした女神カーリーのお話し、意外とお楽しみいただけているようで嬉しいです。さすがこのメルマガの読者様!

神秘的な微笑みを浮かべる女神の姿がだけが女神じゃない、むしろ恐ろしくパワフルな姿こそが真の姿だというのは、「鶴の恩返し」とか、イザナミの冥界下りを思い出します。

「見ちゃダメだって、言ったでしょ!」ってこと。真の姿は謎のままでいいのかもしれません。お産に立ち会った後セックスレスになる話とか、耳にします。普段から血を流し続ける女性と違って、男性はそりゃ怖いですよね。

だから、「私の全てをわかって、受け入れて!」というのは、残念ながらちょっと厳しいのかもしれません。男性でも、女性性がよく発達した人の反応は少し違うようですが。(その話はまた別の機会を作りましょう!)

女神カーリーやティアマートは、私たちのミトコンドリアイブであり、何百代もさかのぼった愛する曽祖母みたいなものですが、もう一人、皆さんにご紹介したい曽祖母がいます。

彼女はバビロニア(現代のイラク南部、ティグリス川とユーフラテス川下流、現在のバグダード周辺からペルシア湾周辺)ではイシュタル、シュメールではイナンナと呼ばれた太女神です。

イシュタルとは「バビロニアの星」という意味で、他の名をアシュトレト、アテナ、アシュラと言い、中東ではキュベレー、アフロディーテ、コレー、マリとも呼ばれました。聖書の中では「大いなるバビロン」「淫婦どもの母」と述べられているそうです。他にも彼女の称号の一つに女神ハルHarがあります。

「この女神は自らを「慈愛豊かな娼婦(聖娼)」と呼んだ。男たちは、娼婦-巫女との性交儀礼を通じて、この女神と霊的な交わりを結んだ。
 バビロニアの聖典では、イシュタルは、「世界の光」「万軍を率いる者」「子宮を開く者」「正義の判事」「律法を定める者」「女神の中の女神」「力を与える者」「すべての法令を立案する者」「勝利の女神」「罪を許す者」などと呼ばれた。旧約聖書に出てくる礼拝時の神への讃美の言葉も、その多くは、イシュタルに対するバビロニア人の祈りの文句から盗用されたものだった。
「女神たちの中で最も畏怖すべき神であるイシュタルをたたえよ。女たちの女王であり、最も偉大なる神であるイシュタルを敬え。イシュタルは喜びと愛を賦与されており、活力・魅力・官能美をそなえている。彼女の唇は甘く、口は生き生きとしている。彼女の出現により歓喜が満ちる。彼女は栄光に包まれている。……あらゆるものの運命を彼女はその手に握っている。……イシュタル、この女神の偉大さに匹敵しうる者がいるだろうか。彼女の神意は、力強く高貴で雄大である。イシュタル、神々の中でその地位はずば抜けて高く、彼女の言葉は尊ばれている。彼女は至高の神であり、神々の女王である。神々に彼女の命令を常に実現させ、すべての神々が彼女に頭を垂れる」By バーバラ・ウォーカー

イシュタルを讃える祈りの言葉、実際はもうちょっと長いんですが、あまりの力強さと存在感に圧倒されて、少しだけw引用しました。気になるキーワードがたくさん登場していますよね。先史時代のシュメール、メソポタミアで崇拝された彼女は、法律や軍隊、宗教的な儀式、出産、凡そ考え得る限り全ての権限を持っており、女性たちが社会や文化を作った母権性の時代、日本では縄文時代あたりです。

そしてこの最強の女神イシュタルのDNAもまた、私たちは受け継いでいます。イシュタルの祈りで眠っていたDNAが目を覚まして、踊り出したくなるじゃないですか!ええ、踊りましょうよ

Love♡

Tarika

2021/ 3/21 発行メルマガより


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