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Webライティング、読みやすい文章のコツ8

こんにちは、Webライターのタリジリと申します。
Webライティングのコツを勉強しながら、ツイッターでシェアしています。
時々、このnoteにこのまとめをさせていただきます。

https://twitter.com/tarijiri


複数の形容詞を使う場合、長いものから短いものに

一つの体言に複数の形容詞をかける場合、長い順に並べると収まりがよくなります。

△:黄色くて小さい、私が自宅で育てた花。
◯:私が自宅で育てた、黄色くて小さい花。

「は」と「が」の使い分け

主語+「は」か「が」は意図をもって使い分けましょう。
・父はケーキを作った。
・父がケーキを作った。

「は」は、柔らかく客観的な印象になり、
「が」は、強く主体的な印象になりますね。
このように使い分けられます。

なお、「は」は係助詞。「が」は格助詞です。
「係助詞」
"種々の語句に付いて強調などの意を添え、その部分を受ける文節にかかって呼応関係を生じさせる助詞。"

「格助詞」
"助詞のひとつ。体言または体言に準ずる成分につき、それが文中で他の成分とどのような関係にあるかを示す助詞。
※「明鏡国語辞典」より抜粋して引用。

読点の頻度

私は読者にわかりやすい文章にするためにと、読点を多く使うタイプでした。
ですが、多すぎると文章を読んでいてつんのめる感じがあるため、次のような指針に修正しました。

1.基本的には使わない
2.読点を打つ場合を決めて、その場合のみ入れる

具体的には次のようなパターンです。
例1:私は始発で出勤した。
例2:私はすぐに書類を確認するため、始発で出勤した。
例3:私は、始発で出勤した。

例1は通常パターン。
2は二つの文になったので、それを分けるため。
3は読点の直前の文字を強調するため。
読点を入れています。

このように、自分で指針を決めてしばらく試した後、また見返すのが良いかと思います。

接続詞と接続助詞

接続詞:今日は寒い。だけど、薄手のスーツを選んだ。
接続助詞:今日は寒いけど、薄手のスーツを選んだ。

接続詞は1文が長くなりすぎたときなど、文章が分けたいときに使えます。
接続助詞は、同じ文末の繰り返し(~です。~です。)を避けたい場合に、ひとつ文末を無くせます。

逆説の接続詞と接続助詞は同時に使わない

×:富士山は標高が高い。しかし世界的に有数ではないが、日本では最も高い山だ。

接続詞「しかし」と接続助詞「が」を併用すると、論旨がねじれます。

◯:世界的に有数とは言えないが、富士山は日本で最も標高の高い山だ。

逆説の接続詞で納得度アップ

自説をただつらつらと書いても、読者に反論が浮かんだら納得を得られないまま。
途中で「たしかに~かもしれない」などのように、読者が感じているであろう反論に触れることが大切です。
そのうえで「しかし」などの逆説でその反論に応えることで、読者の不満は解消されて納得度がアップします。

「い」抜き言葉に注意

「持ってる」「話してる」など、話し言葉としては違和感はないが、書き言葉では「〜している」と「い」あり言葉を使うのが基本です。

×:犬がソファで寝てる。
◯:犬がソファで寝ている。

ただし、表現としては少し硬くまどろっこしいので、記事を書く媒体によって使い分けられると理想的ですね。

「ら抜き」しない言葉

ら抜き言葉には注意が必要だが、らを入れない言葉もあります。

「ら」を入れる:着られる
「ら」を入れない:走れる

ポイントは可能動詞(〜れる)にして、最後の「る」を取ったとき正しい命令形になったら不要。
着る→着れる→着れ(×)正しくは「着ろ」
走る→走れる→走れ(◯)

わたくし、タリジリのご紹介

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お読み頂きまして、ありがとうございました。

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