20230115文学フリマ京都
この記事について
2023年1月15日、みやこメッセ京都で行われた文学フリマの会場でほとんど書いた現地レポです。
頒布物は式姫Projectの二次創作小説2冊。
『神楽、円か』
『四季彩の姫、情熱の花』
8:30
設営のお手伝い。
11:00 開場
見本誌を提出する。
界隈の方が来て奈良土産の差し入れをいただく。
イラストに目は止まるが、なかなか声をかけられるに至らない。
メロンブックスの営業が来た。
「愉怪屋」というブースに長蛇の列ができていて、最後尾札が出現していた。
人通りはとても多い。目の前の通路は開場の端という事もあってまばらといえばまばらだが、休憩ブースがよく見える。休憩ブースにはつねに誰かが座っていて、カタログなどを熱心に読んでいた。
12:00
ディスコードで仲間とチャットしながら、引き続き待ちの姿勢。
コミケ向けの式姫本プロットを組み始める。
B入場が始まったのか、よくマーカーを見かけるようになる。
同時に出店者マーカーを付けている人もよく見かけるようになる。買い周りを始めたのだろうか。
やはり「二次創作」という観点で敬遠されている感は否めない。
文フリ=文学=一次創作、であれかしというのは、確かに正しい気もする。
13:00
足を止めた人が現れる。しかし「式姫Project」という文字列を見て去っていった。
やはり二次創作に興味のある人間が、絶対的に少なそうな気配を感じている。予想通りではあるが・・・。
14:00
再び足を止めてくれた人が現れ、様々見ていった結果「飯綱にしよ♤」と『四季彩の姫、情熱の花』を手に取っていってくれた。
界隈の人間であることは明らかなので、名乗って行ってほしかった。
この日出た本はこれが最初で最後だが、しかしこの瞬間のために来てよかったと思えた。
15:00撤収
所用があって早めに撤収。メロンブックスに『神楽、円か』を20冊ほどだし、荷物を軽くする。
メロンブックスが会場で回収を実施していることが少し驚きだった。文芸作品にまで版図を広げようというところなのかな。
振り返り
文フリにおける頒布価格について
1500円という強気の価格設定は、コミケでしか通用しないのかもしれない。まわりは同じサイズで700円とかで出している。
宣伝について
今回はイラストを広告塔にしてみたが、イラストだけで買っていく参加者はいなかった。忌避されているような印象すらある。
ポスタースタンドについて
ポスタースタンドは設置が憚られるスペース面積だったので置かなかった。上の項で整理した通り、イラストで目を引く戦略は有効ではなさそうなので、文フリで遠征するときには持っていかなくていいかも。
まとめ
二次創作の頒布場所としては現状、文学フリマは適していない。
コミトレとかのほうが適しているかもしれない。たとえ小説であっても。
会場そのものは過去イチの大盛況だったようなので、一次創作を頒布するにおいては有効な会場だと思った。