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キャリアコンサルタントのことをなぜ「ホルダー」と呼ぶのか?

それは養成講座終了後から始まる個別のロープレ勉強会から耳にするようになります。
勉強会にサポーターとして入っていただくキャリアコンサルタントの方を「ホルダー」と呼んでいるのを。この時から強烈な違和感を感じていて、今もこの違和感は続いています。

他の資格ではどうかな?

例えば、同じ名称独占資格である中小企業診断士を保有している方をホルダーと呼ぶのか?・・・呼ばないですよね。業務独占資格である弁護士や税理士の方はホルダーと呼ぶのか?・・・先生とは呼ばれてもホルダーとは呼ばないですよね。なんだったら、医師免許を持っている医師の方は・・・呼ばないですよね。

認知度や地位が上がらないのってひょっとして・・・

僕自身面接試験対策の勉強会にサポーターで入ることもありますが、キャリアコンサルタント有資格者なので受験生にはありがたられるのですが、キャリアコンサルタントというより学校の先輩みたいな感覚でいるのかな?と思うことが多くなってきた気がします。特に最近は勉強会の開始時刻に遅れてくる、当日参加キャンセルするというようなことが増えている気がしますし、果てには勉強会参加の受験生が全員ドタキャンするといったこともありましたので・・・忙しいのはわかっていますし、やむを得ない事情があるというのも理解はしていますがね・・・

個人的に区分けしようかな

ということで、個人的に「キャリアコンサルタント」と「ホルダー」を区分けしようかなと考えています。                    ●「キャリアコンサルタント」・・・キャリアコンサルティングを行う専門家ということを自覚し、お金のことも含め自立して活動していく人                         ●「ホルダー」・・・受験生の面接試験対策の勉強会だけに参加し、お金のことに抵抗感を持っている人。                    僕は「キャリアコンサルタント」である。ということを意識していこうと思います。

最後に

倫理綱領の前文に書かれていることを改めてその一部を書いておこうと思います。

キャリアコンサルタントの使命は、相談者のキャリア形成上の問題・課題の解決とキャリアの発達を支援し、もって組織および社会の発展に寄与することである。

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