#101 18歳が見た第50回衆議院選挙 最高裁判所裁判官国民審査
今日、2024年10月27日は第50回衆議院選挙 最高裁判所裁判官国民審査がありました。
私は18歳なので選挙権があり、初めての選挙でした。
そんな選挙を東京の端っこに住む高校三年生が自分の視点で思ったことを書いていこうと思います。
まずは、初めての候補者選び
事前に届いた新聞のような候補者一覧表と選挙ドットコムを見ました。
小選挙区では、正直、すべて自分の意見と一致する人はいなかったので選ぶのが難しかったです。
そんな中で私がここだけは譲れないと思っていたのは
教育の無償化と子育て支援
でした。
一番、教育に力を入れてくれる人
子育てをする人たちの力になろうとしている人にしました。
私は今の日本のままでは大人になり結婚をしたときに子供を産みたいと思わないです。どんなことにも少子化が影響している世の中で、少しでも夫婦が子供を産もうと思える環境を作ることが大切だと考えて、このポイントは譲れませんでした。
比例では、私の知らない政党がたくさんあることを知り、まずはどんな党があるのか、一番大切にしていることは何なのかを調べました。
こちらも、教育の支援、子育て世代への補助に焦点を当てました。
党によっては非現実的なのではないかという公約を掲げているところもありました。
でも、この党の公約も日本のどこかで「こうしてくれたら生きやすくなる!」と思っている人がいるからこそなんだなと思いました。
そして最高裁判所裁判官国民審査ですが、選挙ドットコムで一人ひとりの詳しいインタビューを見て、どのような人なのか、どのような裁判の判決を出してきたのか調べました。
しかしどうしても、自分に身近ではない話題だったため、何が良くて何が悪いのか考えるのが難しかったです。
そして、20時から選挙番組を見ていました。
恥ずかしい話ですが、私はなぜ、すぐに当選確実がでるのかも知らず、出口調査が何に使われているのかも知りませんでした。
なのでYahoo!でまとめられていた記事を読み、どのような仕組みになっているのか勉強をしました。
番組が始まってすぐ、当選確実の速報がどんどん流れてきました。
今までは、いつもの面白いテレビが見れないと不満に思っていた選挙番組も自分の区では誰が当選するのか緊張しながら見ていました。
残念なことに自分が投票した人は小選挙区で当選することはできませんでした。(比例代表で当選する可能性はありますが)
ですが、二番目に良いなと思っていた人が当選したので嬉しい気持ちもあります。
私たちの生活を日本を良くするために永田町で頑張ってほしいです。
そして、ずっと問題になっている投票率の低さですが、
自分自身が政治に興味がない
何をしているのかわからない
今の日本がどんよりとしている
そんな感じがして、この選挙で日本が大きく変わり良い方向にむかうのだろうかと思ってしまいました。
この私の意見を若い人の意見だと声を大にして言うことはできませんが、政治はどこか汚れていて悪いことをしているのでは?という思い込みが少なくとも私にはあります。
今回、選挙番組で大きく取り上げられた裏金議員問題ですが、候補者の皆さんが「私は不正をしない!」「裏金とは一切関係のない政治家です!」と演説でおっしゃっていたり、候補者一覧の枠に大きく書いている人が多かった印象です。
そこで、私が思ったことがあります。
不正をしない、悪いことをしないのは当たり前のことなのでは?
なんだかそんな当たり前のことを大きく言われてもなぁと思っていました。
国を変え、動かし、良くしていく人たちが悪いことをしないのは当たり前のこと。なんなら、私たち国民は学校に行き勉強をしたり、会社に行き働いたりする人たちだって悪いことをせず過ごしている人たちばかりです。
そんな当たり前のことを、すごいことのように言われても私の心には響きませんでした。
最後に
18歳になって初めての選挙
私の一票で国が大きく変わることなんてないけど、国を良くしたいという気持ちで投票してきました。
どうしても当選、落選に目が行きがちですが、私は、後日出る候補者の票数にも注目してみんながどのようなこと望んでいるのか、思っているのか分析してみたいなと思いました。