裏社長室(第29回配信)感想「涙のあとには、笑いがあるはずさ。」
概ね月イチ水曜20時配信、緒乃ワサビさんの「裏社長室」の感想等です。副題はエレファントカシマシ。
冒頭、前回のHinanoさんゲスト配信回の総括から、緒乃さん自身通算100度目くらいではなかろうかという断酒の話へ。
確かにまあ、対人関係にせよ物事との向き合い方にせよ道具の扱いにせよ、絶対に良いことではないけど、だんだん「なあなあ」になっていくじゃないですか。
テレワーク導入前の、金曜晩の解放感。後顧の憂いなく「酒が飲めるぞ!」という喜び。その日のために吟味を重ねて選んでおいた高い酒とともに、帰りのTSUTAYAで買った漫画やDVDを寝落ちするまで楽しむ。
それが今や、週の大半はリモートワークで、若い頃に比べたら全然忙しくもなくて、それはそれで嬉しいし助かるのだけれど、金曜晩の価値も相対的に下がり、平日の夕方からでもまいばすけっとで1本いくらの缶を買って、だらだらと「はー。飲むか。」って感じになってしまう。
酒に人格があるとしたら、「ケンカしてるわけじゃないのに、心がさ、渇いてるよね、私たち。」ってお酒に言われそうなほど、お酒への向き合い方が雑になっているかもしれません。
「当たり前に過ぎていく毎日に 恐れるものなど何もなかった 本当はこれで そう本当はこれで 何もかも素晴らしいのに」
作中、緒乃さんが推していた、宮本浩次(エレカシ)も、「風に吹かれて」という曲でこう歌っています。
いつもいつでもいつまでも輝いているものなんて、たぶんどこにもない。だからこそ身の回りのひとつひとつを、人生の1秒1秒を、時には顧みて、その価値を慈しみながら生きていかないとね。
いやあ、素晴らしい配信だったし、自分自身も超イイコト書けて大満足。
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我が家から月島のもんじゃストリートまでは1kmほど(佃大橋を渡るだけ。)なので、わりとよく食べに行きます。
いつも、1回食べたら半年はええわ、って思うくらいお腹は膨れるし味も濃いんですけど、なんやかんやで月イチくらいは足を運んでしまいます。
緒乃さんが行かれたという「近どう」は「月島最古の店」を標榜しておられ(「元祖」を標榜する「いろは」というお店もある。)、基本的にはトラディショナルなもんじゃを頂けます。
他方で私が好きな「こぼれ屋」や「もへじ」は革新的なスタイルをウリにしており、食べたことはありませんが、特に「もへじ」なんかは「イカ墨もんじゃ」等の奇抜なメニューを提供しています。
以前、Twitterで相互フォローをしている、韓国人の뮤(ミュ)さんが来日した際に、東京ならでは、ということでもんじゃをおすすめしたところ、この「もへじ」をすごく気に入ってくださいました。
もんじゃは懐が深いですからね。駄菓子屋時代のベビースターが入っていても、築地の海鮮が入っていても、関西の牛すじが入っていても、食べたら「いやー、もんじゃ食ったわ〜」ってなります。
また食べに行こう。
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実は、美少女ゲームとかビジュアルノベルに関しては、あんまり詳しい方ではありません(なんやかや遊んではいたものの、詳しい人が詳しすぎる。)。
ただ、結構いい曲多いことと、男性が歌っている曲がほとんどないということは知っています。
男性ボーカルでパッと思い付くのは、「装甲悪鬼村正」くらいか。しかも小野正利さんが歌っているというね。
あとはkey作品の「Rewrite」もかな。「マブラブ」でも流れていたっけ。でも、それくらいかなと思います。
このへん、不文律があるのか、単純に男性が歌っても売れない(だいたい限定版特典にサントラがついているから、売ってないんだっけ。)のか、そこは承知しませんが、男性ボーカルを起用することの是非について質問を投げたところ、緒乃さんとしては、その可能性は排除しないとのことでした。
別にこだわりがあるわけではないですが、男と女といる中で、極端に片方に偏ってると、やっぱり不思議に思うわけです。
音楽、特にゲーム音楽に関しては全くの素人なんだけど、何か印象は変わるだろうか。
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ライブ告知回である以上、どうしたって避けられないものではあって、実際、緒乃さんも言葉ひとつひとつを選び抜いて、という感じでしたが、yukiさんへの想い、Hinanoさんへのバトン、というあたりの話に、部外者の自分がどうのというのは、やめておくべきでしょう。
yukiさんが歌う「恋するキリギリス」こそ、yukiさんの本領発揮の領分で、至高だよね、みたいなのは、きっと誰にでもあるところなんだろうけど、発言として、誰も傷つけたり、何らか波紋を投げかけないレベルのものは、これくらいかな、と。
心情的な部分に入っちゃ、いけないですね。
さて、いよいよ日曜ですね。
「朗読劇」も7列目だった気がする。
次回配信は、12月4日。
年内最後の配信とのことですが、楽しみにしています。