和ハーブインストラクターが大子町に行ったらえらいことになった【前編】
お出かけの提案は、いつも突然。
「ねぇ~袋田の滝に行こうよぉ」
私は行きたい場所が出来ると、すぐ言葉にしちゃうタイプ。
そんな私の扱い方を熟知しているパートナーは、私に向かってこう言うのです。
「お勉強頑張ったらね」
そう、1月22日は私がコピーライティングの女神様のもとで
一生懸命勉強している「ライティングカレッジ」※の第二回目。
かくして、わかりやすいご褒美をチラつかされた私は
いつにも増してやる気に満ち満ちた状態で、講座に臨んだのでした。
(もともとやる気はバリバリあります。念のため😅)
※ライティングカレッジとは・・・
コピーライティングの女神、野口 真代先生がアツくお届けする、
『未経験からでも最短で月30万円の報酬を得るために必要な全スキルを習得する!電子書籍出版に特化した
オンラインライティングスクール』
(ストアカ講座ページより抜粋)
私はその7期生として、2022年1月より勉強中です。
えっ、今から行くの!?
充実しまくりの約2時間半の講座を無事に終え、
『さて、ちょっと休憩したら今回の課題に取り掛かろう!』
と思った矢先・・・
私に気を遣って外出していたパートナーが帰宅。
そして開口一番
「よし、袋田の滝に行くぞ」
「えっ今から行くの!?」
耳を疑いました。
てっきり、明日お出かけすると思っていたから。
結局、急かされるまま袋田の滝のある場所、
茨城県は大子町へと出発したのでした。
氷瀑 袋田の滝
『日本三名瀑(にほんさんめいばく)』って、ご存じですか?
恥ずかしながら、私は知りませんでした。
私のような方のために説明しますと、
・華厳の滝(栃木県)
・那智の滝(和歌山県)
・袋田の滝(茨城県)
この3つの滝を指すそうです。
正直申しまして、私
『袋田の滝って凍る滝だよね!』
程度の知識しか持ち合わせておりませんでした。
大子町の皆様、謹んでお詫び申し上げます。
到着、そして・・・
出発から1時間半程度で、袋田の滝最寄りの駐車場に到着。
周囲には食事処やお土産所がずらりと立ち並び、
立ち寄り湯のある温泉宿もありました。
物珍しさにキョロキョロしまくっていた私の目に
偶然飛び込んできた、とあるお食事処のおみやげ。
そこに書かれていた4文字の名前に、私は飛び上がりました。
それは一見、ただの草。
でも、和ハーブインストラクターである私にとっては
とんでもなく貴重な植物だったのです。
その名は、『センブリ』。
バラエティ番組で『クッッッソ苦いお茶』として
罰ゲームに使われたりもするお茶の原料植物です。
全草(植物すべて)が非常に苦く、「千回振ってもまだ苦い」ということから
「千振=センブリ」と名付けられました。
ゲンノショウコ、ドクダミと並び、『日本三大和薬』のひとつとされ
昔から健胃薬として活用されてきた歴史があります。
また、『センブリを手ぬぐいにくるんで頭に乗せると髪が生える』という
民間伝承もあり、育毛剤の成分として配合されることも。
現在は個体数が減少し、一部の地域では絶滅危惧種に指定されています。
私も、生きた姿を見たことはまだありません。
ちなみに、センブリは日本薬局方に『専ら医薬品』として収載されており、
許可がないと販売することができません。
大子町で販売されているのは近縁種の「ムラサキセンブリ」で、
こちらは日本薬局方から除かれているので、おみやげとして販売は可能です。
いざ、氷瀑へ!!
センブリの興奮冷めやらぬまま、滝へ向かう道をトコトコ。
チケットを買って、いざ、氷瀑へ!!
滝へ向かうトンネルはとてもキレイにライトアップされていて
写真撮影をする人々でごった返していました。
(そういう映えそうな写真は何故か撮らない私)
トンネルの中にお不動様が鎮座しておいででした。
ご挨拶を済ませたら、観瀑台へと向かうエレベーターに乗り込みます。
エレベーターを抜けたら、眼前に広がる圧巻の光景。
滝は7割ほど凍結し、滝壺すらも白く凍り付いています。
昔の人々は、四季の移ろいに合わせてカタチを変えるこの滝に
神の姿を見たのでしょうね。
白銀に輝く気高き姿に畏怖の感情を覚えつつ、滝を後にしました。
ちょっと遅めのお昼は・・・
袋田の滝を堪能した後は、ちょっと遅めのお昼。
体もすっかり冷え切ったことだし、センブリが売っていたお食事処で
あったかいお蕎麦を頂くことにしました。(センブリも購入)
私が注文したのは『奥久慈しゃも蕎麦』。
ほんのり柚子香る滋味深いおつゆに、トロットロの焼きネギ。
そして贅沢にも奥久慈しゃもの手羽元がドドーン!!
刺身こんにゃくと味噌こんにゃくもついた、超贅沢メニューです。
別角度から。奥久慈しゃもは中にもゴロゴロ入っていて、
とってもボリューミー!!お腹も大大大満足の逸品です!!!
『コレ採算取れてんのかな・・・💦』と心配になってしまう程でした。
お腹も満たされて、さて次はどこ行く?
体もあったまり、ますます元気になった私。
「ねぇ、まだ行きたいところがあるの!」
・・・この続きはまた次回♪
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