【第46回】なぜ家計管理が必要なのか?「これだけは知っておかないと損する3つのこと」
こんにちは!副業サラリーマン兼投資家のたらしです。
今回は、前回に引き続き家計管理についてお届けします。
前回は具体的なお薦め家計簿アプリについて紹介しました。そして今回はなぜ家計管理をする必要があるのかというテーマでお届けします。
なんとなく家計簿アプリ入れたけど、「なかなか続かない。」「どう利用すればいいの?」何をどう考えて使っていけばいいのというかたは、ぜひ最後まで読んでください。
それではお金の授業スタートです。
①何事も目的を明確にすることが大切
これは、ゴールを明確にしていないと何事も始まらないわけです。例えばマラソンで走る時もゴールがどこにあるか知らなければ、いつまで経ってもゴールに辿り着きません。
投資も同じです。インデックス投資をするのはいいのですが、目的が明確でなければどのように運用したらいいかがわかりません。老後の資金なのか、子供の教育資金なのか、はたまた移住のためのお金なのか。
ここは個人個人きっと違うはずですので、まずはゴールを定めましょう。
この目的さえ明確になれば、その手法は自分に合った形で構いません。前回お伝えした家計簿アプリも手法の一つにしかすぎません。
自分が考える家計管理の目的は以下の通りです。
①お金の不安をなくすための3つの方法
・いくらあれば生活は成り立つのか
あなたは毎月の支出がどれぐらいあるか正確に答えられますか?
これがわかっていなければ、自分の収入に合わせての預金や金融資産がどれぐらいあれば何年分の生活費になるかが把握できません。
ここで重要なポイントは、「月間支出」と「年間支出」で分けることです。
毎月突発的な出費があると思います。例えば保険の更新や税金の一時払いなどです。これを分けて考えると毎月の支出がどれ位かが明確にわかるので、最低限月に必要なお金の額がわかります。
この額は当たり前ですが、一人一人違います。誰かより多いから良い、少ないから良いというわけではなりません。あくまで自分の年収ベースに比較して検証する必要があります。
・いくらあれば生活に余裕が出るのか
上記の方法で、月にいくら必要かがわかったと思います。次に把握するのは「ゆとり費」です。仮に月の最低限必要な額が20万円だったとしましょう。それから自分へのご褒美や誰かへのプレゼントなどにいくら必要かを把握しましょう。
こちらも月間と年間での費用を把握することがポイントです。
もちろん普段の生活をしていれば、美容室にも行きたいし、たまにはお洒落な洋服だって買いたいという方もいると思います。これは何も否定することはありません。お金は使って心の豊かさを満たすことに使うことは大切です。
だから「必須生活費+ゆとり費」を把握することは非常に大切ということです。
ただ無駄に自分の欲望を満たそうとしてしまうとお金がいくら合っても足りません。
あなたが「月にいくら必要で、いくらぐらいプラスでゆとり費を使いたいの?」という質問に正確に即答できれば100点です。
結婚している人なら、夫婦でこの金額を話し合うことも大切なポイントになります。
・現時点での金融資産はいくら持っているのか
そして最後に把握する必要があるのが、「一体今いくら持っているのか」です。これを理解することができれば、全て揃います。
例えば、生活費が20万円+ゆとり費10万円=毎月30万円が必要になります。年間で360万円。
あなたの資産が1000万円あれば、約2年半ほどは無収入でも暮らせるし、収入を減らしても3年以上は暮らせるわけです。
金融資産は、現金・預金・株式・保険などできる限り全てを把握することがお薦めです。
この3つの内容を前回お勧めしたアプリ「マネフォワードME」を利用すると簡単い把握できます。
②効率よくお金を使う
家計管理を行えば、先に紹介したようなあなたの支出が明確にわかります。その金額を理解すれば、もう一歩進んだ賢い使い方のステップに進むことができます。
年間500万円支出がある人と年間150万円支出がある人を比べれば、当たり前ですが後者が安心して生活できる可能性は高まります。
必須生活費が低ければ暮らしの計画が楽しくなります。いくら稼いで、副業+配当金などがどれくらい必要かを想像できるわけです。
こうなればあなたが置かれた立場から、やりたい夢への一歩を踏み出す勇気をくれたりするわけです。
多くの人が生活のためにお金を稼いでいます。その生活費を把握せずになんとなく苦しい仕事を続けている人が多すぎます。
これを聞いていかに家計管理が大切かが少しはわかってもらえたかと思います。
またゆとり費についても、それぞれの項目があなたにとって無駄遣いだったのか、心を豊かにしてくれた必要なものだったのかを把握する癖をつけることで無駄遣いも減っていきます。
最近個人的にゆとり費として使っているのは、自分の成長に繋がる本やサービス・旅行・スポーツ等に利用しており、他の人への見栄などにお金を使うことは無くなりました。思い返せば昔は見栄のために相当なお金を使ってきました。笑
そんなことではお金が貯まるはずもありません。
最後に凄く当たり前だけど大切な話をします。
資産を増やす方法は、「支出を減らすか」「収入を増やす」かのどちらかです。この支出を減らすは固定費の見直しやゆとり費の見直しで簡単に節約できます。
それに対して収入を上げるのは、残業を増やしたり、転職、副業、資産運用などです。
そんな中でも資産運用は、現代では簡単に誰でもできる環境が整っていますので、まだ取り組んでいない人は1日でも早くスタートすることがお勧めです。
まずはすぐに取り組めるNISAから初めてみるのがお勧めです。投資が怖いという人のマインドを少しでも変えて、投資を始める人が増えるようにこれからも投稿頑張ります。
まとめ
さて、今回の記事はいかがだったでしょうか?前回の続き家計管理についての内容でしたが、前回は手法の一つであるお勧めアプリを紹介しました。
今回は、家計管理の考え方についてまとめてみました。今回の内容をしっかりと理解してあなたのやりやすい方法で家計管理を実行に移してみてください。
そこで浮いた予算を資産運用に回して、経済的自立を少しでも早く達成して楽しい人生を歩んでください。
それでは、今後も大人を楽しめる人生を送るために必要な「お金」「健康」「人間関係」「投資」についての情報を発信していきますね。
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