全日本2歳優駿
暮れの2歳ダート戦。順当なメンバーが揃った印象です。個人的には2歳ダート本命馬のヤマニンウルスはいつ出てくるの?と思うのですが…それでもメンバー的には何も遜色ない顔ぶれです。
1番ハセノゴールド
三連勝でここへ。前で競馬出来る強みもあり、期待出来ますが、さらに強い馬もいるため、どこまで競り合えるか。時計的にはそこまでの強調材料なし。
2番ヒーローコール
有力馬の一頭。ハナを奪わなくとも先行も出来る強みあり。前走下した相手も次走で2、3着。問題は森Jでも初騎乗。あとは5月の新馬戦から使い詰めて今年7戦目。上積みは望めない。
3番ブルタオルネ
混戦の平和賞勝ち馬。先行位置から動いて直線抜け出し。競馬は上手そうな印象はありますが、これといった強調材料なし。
4番デルマソトガケ
芝転向から3戦2勝3着1回。前走もちの木賞は大接戦の末の勝利。2着のコンティノアールは次走のカトレア賞勝利。使い詰めていますが有力の1頭。
5番コンプラドール
基本出遅れ癖のあるタイプ。前走追い上げて3着になったものの、このメンバーでの出脚の遅さは致命的。
6番リアルミー
門別馬。この馬もあまり出脚が良くないタイプ。しかし、前走のJBC2歳優駿で追い込んで3着。大外をぶん回して上がり最速。ただ、臨戦過程はいいのですが、器用さに欠ける印象があり、川崎コースが合うかどうかは微妙。
7番ニシケンボブ
今回で11戦目。未だウィナーズチャレンジで競り合っているところから、望みは薄いか。
8番ネオシエル
門別→佐賀と転厩し、佐賀のカペラ賞を完勝。しかし、この馬も能力的に劣る印象あり。
9番オーマイグッドネス
JBC2歳優駿2着のベルピットと接戦してきた馬。前走は自分の形にも持ち込めず4着。実力はあるものの、やはり今回で8走目。同型が強力で、どこまで粘れるか。
10番スペシャルエックス
鎌倉記念、兵庫ジュニアグランプリと2着の有力馬。恐らくこの馬がハナ切ると思われます。前目競馬をしたい馬が多数おり、プレッシャーにどこまで耐えられるか。
11番コパノハンプトン
なでしこ賞2着。勝ち馬が強かったのは間違いないですが、距離短縮してきた馬で、そこに負けるのは何とも…。
12番オマツリオトコ
兵庫ジュニアグランプリ勝ち馬。血統は疑問も実績は疑う余地なし。あとは良馬場になった場合と馬体減は懸念材料。
13番ペリエール
オキザリス賞勝ち馬。新馬戦も他四頭が勝ち上がっており、未だ底を見せてないだけに期待度は高い。ただこれで3走目で経験の差が出ないかどうか。
14番マルカラピッド
エーデルワイス賞勝ち馬。前走は4着で惨敗もコメントで「キックバックを嫌った」と。
そうなるとこの大外枠はプラスに働く可能性も。しかし、結局は外々を回るため、タフな競馬を強いられそう。
展開
ハナ争いが熾烈。
スペシャルエックス、ヒーローコール、ハセノゴールド、コパノハンプトンあたりが行く構え。次にデルマソトガケ、オーマイグッドネス、オマツリオトコ。ただ離した逃げにはならず、先団でごちゃつく可能性もあり。
リアルミー、ペリエール、マルカラピッドの後方組みはどの程度の距離で追走するか重要であり、勝負を仕掛けるかがポイントになります。
基本前有利は変わらないと思いますが、追走は後ろでもコーナー手前で追い上げていけば間に合う印象。また今回は前でやり合う想定考えたいです。
◎ペリエール
2走とも余力残しでの勝利。底を見せておらず、レースも新馬戦の動きが出来れば上々。
極端な馬体増減なければ本命。
○デルマソトガケ
枠的には少しごちゃつく影響を受けそうですが、それに余る能力はあると思いますし、左回りの方が良さそうな気もします。
▲ヒーローコール
地方最実績。前走もスペシャルエックスを競り落として勝利。先行の形も取れますし、先に抜け出しからの前残りは十分考えられます。
△オマツリオトコ
前走は余裕勝ちも、1ハロン延長+メンバー強化でどこまでやれるかは疑問。◎~▲よりも評価は下げて考えます。
穴マルカラピッド
エーデルワイス賞の勝ち方から、マイルまで何とかこなせそうと思っているので、外差しに期待します。
以上全日本2歳優駿の簡単考察です。
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