東スポ2歳ステークス 考察

最近ではワグネリアン、コントレイル、イクイノックスとG1級の馬を多数輩出するレース。今年の2歳戦は人気馬が負けてるイメージがありますが、どうでしょうか。では枠順から。

枠順
1.ロッククリーク
2.シルトホルン
3.ガストリック
4.ジョウショーホープ
5.フェイト
6.ダノンザタイガー
7.ドゥラエレーデ
8.ハーツコンチェルト
9.テンカノギジン
10.シルバースペード
11.タイセイクラージュ

穴馬もなかなか骨っぽいメンバーが揃った印象です。人気ところは前走圧勝のハーツコンチェルト、藤田オーナー所有馬フェイト、ダノン軍団のダノンザタイガー、萩ステークスを一番人気で惨敗したタイセイクラージュあたりか。

今回は少頭数の1800mで絶対に逃げたい馬もいない状況。ペースは上がらずスロー濃厚になりそうな予感です。恐らく逃げるのはキレる脚がないシルトホルンで、次いでドゥラエレーデになるかと。反対の場合もありそうですが、相当掛からなければペースアップはなさそう。となると、直線勝負濃厚になりそうです。大体どの馬も直線は好位置に持ち出せそうです。また、先週Bコースを使用していましたが、今週からCコース。馬場状態も言う程悪くないため、先行が粘れる可能性もあります。そのため、大外ぶん回しでもいいですが、やはりロスは否めません。
以上を踏まえて印を打ちたいと思います。

フェイト
新馬戦包まれる形だったものの、折り合いはついており、直線抜け出してからは気合いを付ける程度で完勝。恐らく福永Jが好みそうな馬。能力もセンス高く、さすがに後手を踏んで最後方はまずいが、どんな展開にも対応力出来そうと判断して本命に。

ドゥラエレーデ
前走は未勝利ダート戦。しかし、3着馬には大差。負けた新馬戦はメンバーレベルが高過ぎますし、前前走は2着も、勝ち馬は札幌2歳ステークスを優勝。スロー展開が望めるここは、好走の可能性あり。

ハーツコンチェルト
この馬もフェイトと同様にセンスの良さそうな馬。外枠で揉まれることなく直線へ持ち出せる。ただ、ハーツクライ産駒で、新馬戦の加減を観ると、距離は伸びた方が良さそう。1ハロン短くなるここが仇になる可能性も。

ダノンザタイガー
新馬戦はスローの展開で上がり最速の脚を使い、追い込みましたが11番人気のオンザブロッサムに負けました。しかし、未勝利は勝利。負かされたオンザブロッサムも前走のオープンで3着と仕方なしだったかと。ただ上位3頭とは少し差があるように思えます。

ガストリック
新馬戦は出負け。押しても進まず最後方。大外ぶん回しで直線。そこからの激追い込みで上がり最速で勝利。今回は頭数がさらに減って持ち出すのも容易。一発あるならここか。

以上東スポ2歳ステークスの予想でした。今回は展開というよりは能力次第で、前走での内容評価になってしまった感じですが、やはり2歳戦は傾向も分かりにくく、どのようにレースを運ぶか不透明になります。

このレースは今後のクラシックへ繋がる傾向のため、是非レースはチェックしていただけたらと思います。


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