小学4年生の息子が選んだ新たな道――アントレプレナーシップ教育が導いた“中学受験しない”決断
小学4年生の男児を育てる母です。
長男は、大手塾に3年生の2月から入塾し、約1年間通っていました。
難関コースであるSクラスをキープしながら、毎日夜遅くまで記憶暗記型の勉強に励んでいましたが、この1年で大きな転機が訪れ「やりたいことが見つかった」と自らの意志で退塾を決断しました。
背景には、BizWorldの小学生向けアントレプレナーシップ教育を体験したことや、学生ビジコンを傍聴したこと、また、YouTubeで孫正義さんがSoftBank Worldで行ったChatGPTに関する特別講義を視聴したことなどがあっての決断でした。
塾代を支援してくれる私の父(長男の祖父)に、先週末、自ら会いに行き、直接退塾の理由を説明して納得してもらったようです。
その後、私と主人に対しても、「これまでやりたいことが見つからなかったから、いい中学校に進むために勉強を頑張っていた。でも、今はやりたいことが見つかったから、それに向けて頑張りたい。応援してほしい」と話してくれました。
まずは彼の制作活動を支援するため、Adobeのソフトを使える環境を整えました。
パワーポイントも駆使しながらプレゼン資料を作成していますが、これまで使ったことがなかったため、「こうしたいけどどうすればいい?」といろいろ質問してきます。
その過程で親子の会話が増え、私はとても嬉しく思っています。
昨日は知恵熱のようなものなのか、夕方になって体調が優れないと言ってお風呂に入り、そのまま早めに寝てしまいました。
普段の彼からは考えられないことですが、それだけ脳が活性化しているのだと感じます。
しっかり寝たら、きっとまた新しいアイデアとエネルギーが湧いてくるでしょう。
塾側は、続ける事を提案して下さいましたが、本人の意志を尊重しようと思います。
どんな選択も、私たち家族はみんな君の決断を応援します。息子よ、頑張れ!