抱きしめたい
1987年12月2日にリリースされた12枚目のシングルです。
トップの画像はDAIGOさんのウィッシュのポーズから頂きました。
ジャケ写をみると、私はいつもDAIGOさんを思い出します。
(もちろんC-C-Bの方が先ですが‥)
作詞 作曲はいつもの両御大。 編曲 大谷和夫、C-C-B。
『日立世界ふしぎ発見!』のエンディングテーマでした。
正直に書きますと‥
私はこのシングルの記憶があまり無いのです。
一つ前のシングル、「原色したいね」のときは
レコードを買いそびれてしまった記憶があるのですが、
このジャケットは「?」でした。
(革手の感じから、英樹さんの手首なのかな?)
思えば、中学3年生の12月。
受験生としては、
C-C-Bのことを考える余裕が無かったのでしょう💦
そして、以前もどこかで書いているのですが、
この辺りからC-C-Bはキャッチーでポップな路線から、
大人ハードロック路線へ変更していく途中で。
子供の耳にはハードなサウンドについていくのが、
難しかった事もあると思います。
ベストテンにも最高位が5位とランクインしているし、
(この曲が最後のランクイン曲となりました)
オリコンも6位になっているので、
セールス的にも悪くなかったのでは?と思うのですが。
テレビでこの曲を歌っている米川さんの記憶がありません。
でも「ふしぎ発見」を偶然見てた時に、
エキゾチックなイントロがエンディングに合うなぁと
思った記憶はあります。
どうも、リアルタイムでの記憶があまりないようで‥
受験生あるあるということで、ご容赦願います。
それまでの米川さんと言えば、C-C-Bの秘密兵器的な存在でした。
画面の右側でひっそりとギターを弾いていて、
ギターソロでグッと米川さんにカメラが寄って、
またその後は右側でひっそりと。
トークの時も、おしゃべりな人たちの後ろでひっそりと。
そんな米川さんがグッとクローズアップされたシングルでした。
今までC-C-Bといえば、
笠くん、英樹さんのリードボーカルがほとんどだったので、
大きく変化した印象で、
ある意味、勝負の曲だったのでは?と思います。
米川さんの熱いボーカルとギターがかっこ良くて、
4Cサウンドを象徴するシングル曲ですね。
解散後のライブでも良くやっていましたね。
Inner Mind
作詞 松本隆 作曲 渡辺英樹 編曲 大谷和夫、C-C-B。
ズバリ、英樹さんのスイート路線。
「クールだね、人はそう言うけど、振りだけだよ」
と言うフレーズが、英樹さんとシンクロするなぁと思いながら聴いてます。
そして、特徴的なのが、最後のため息。
別れた彼女を忘れられない、吹っ切れない、
切ない感じを演出していますよね。
このシングルはC-C-Bのアイコン、
笠くんの声がコーラス以外ほとんど無いのが特徴です。
今までの路線を変えるべく、
移行期のC-C-Bといった印象のシングルでした。