TOUCH AND GO!
1987年4月6日 桜前線、真っ盛りの日
よみうりランドEASTで行われたライブ「TOUCH AND GO!」
関口さんのC-C-B名義、最後のライブになりました。
当時、田舎の中学生はライブに行くことはできず。
このテレビ放送も、私の住んでる地域では見ることが出来たのかな?
あまり記憶がありません。
当時PATI PATI読んで、自分の想像力を使いまくって、
きっとこんな感じのライブだったのでしょう。と思ってましたが‥
本当に便利な世の中になりました、Youtubeありがとう。
ファンクラブ版も上がってました。
収録曲はこちらの方が多いかも?
この中で、私が一番好きなシーンは、22分頃から。
The MonkeesのDay Dream Believerを英樹さんと関口さんが連弾で、
二人だけの楽しそうな演奏。
Day Dream Believerを聴くと、いつも切ない気持ちになるのですが、
もしかしたら、この時の記憶が刷り込まれていたからかもしれません。
ココナッツボーイズからの原点を
見せてくれたような気がします。
デビュー当時もこうやって歌っていたのでしょうね。
その次の曲が、
Happy Birthday and I Love You。
この時期のC-C-Bはサウンドも衣装も華やかですが、
アコースティックな音もしっくりくるのは、
関口さんの存在があったからかもしれません。
1987年4月6日
実質、この日が「アイドルバンドとしてのC-C-B」が
終わった日なのでしょう。
”たられば”を言うのはいかがなものかと思うのですが、
最近はグループとソロの二刀流で活動するアーティストも多いです。
次第に緩やかになっていったであろうC-C-Bの活動もやりながら、
少しづつ個人の活動を増やしていくようにできたなら、
C-C-B自体の寿命は伸びたでしょう。
でも、名盤「信じていれば」「走れ☆バンドマン」といった、
4Cならではのロックテイストの作品を聴けることはなかったわけで。
人生は決断の連続だ。
全ての演奏が終わって、
一人一人関口さんとハグをしながらステージから去っていくのですが、
英樹さんが一番悲しそうだった。
立ち上げからずっと苦楽を共にして作り上げた仲間が去るのが、
辛かったに違いない。
でも最後、英樹さんが笑顔になるところが大切で。
きっと「笑顔で送り出さなくちゃ!」と思った、
彼の人間性が見えるシーンでもあります。
この日が来てほしくはなかったけれど、
彼ら人生の中で、大勢のファンにとって、
大きく区切りのついた日となりました。
TOUCH AND GO!
五人で乗った飛行機は一度このツアーで着陸し、また離陸する。
離陸する時は、それぞれ別の行き先へ。
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