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TARAに込めた物語
公式HPにも書いてありますが、今日はTARAの名前の由来を書こうと思います。
TARAはヒンドゥー語で「星」を意味します。
もう一つは、「ターラ菩薩」という観音様の涙からうまれたという慈愛の女神の名。
そして、 TARAはヒンドゥー語表記で「तारा」と書きます。私には、このスペルが英語表記の「ART」に見えました。
わたしたちは小さな星の粒で、大きな宇宙の中では小さな小さな粒。小さいけれど一人一人が光り輝く星。そして、目に見えるもの・見えないものも、数えきれない星のように私たちのまわりを取り囲んでいます。
一粒一粒がそれぞれの物語を持ち、全てのものはたくさんの物語が集まってできたものだと思っています。食べ物もおなじく。
たくさんの光の粒を、体にとりこむような気持ちで、舌の中で溶けていくチョコレート。
そこには、慈愛に満ちた女神の恩寵がふりそそぎ、たちまち愛に溢れるようなものを作りたいと思いました。
そして、芸術を楽しむように 食事を楽しむ。
TARAのチョコレートや、スイーツ達はちょっと凝った作りをしています。
芸術が人に与える豊かさは、計り知れないものと考えているため、見た目にもこだわりました。
「食べる」ことって人生の楽しみだったりします。「食べるもの」は、わたしたちの口に入るまで長い長いひとつなぎの物語があります。
箱を開いた時のうれしさ、
見て、目で感じる嬉しさ。
いろんな要素(星の一粒一粒)が集まって食べるものには、なんだか素敵な魔法がかかっているのではないかなと想いながら作っています。
わたしが作った物語。 そこへ光の粒を足し、物語の続きを作るのはあなたです。
粒が集まるとどんどん素敵な世界が広がっていく。細部まで宿る愛。
チョコレートを食べる時、
―日々の忙しさを、いちど心の外に置いて。
ゆっくりと流れる静かな時間の宇宙に身をまかせて。
レメディをとるように、
目を閉じ
味や香りを感じて
心にしみこむように
おまじないや 魔法をかけるように
すてきなこと・ワクワクすることなど、みなさまの新しい物語を心に思い浮かべて。
そう食べていただけたら、とささやかに願っています。
(※チョコレートの魔法は少しずつかけるもの。たくさんの常食よりも、少量のチョコレートの摂取をおすすめします。)
TARAに出逢った方たちが、素敵な偶然(serendipity)に出逢ったときのように
心が弾み、魔法をかけ、心がちょっとハッピーになってもらう、一つのツール(魔法)としてのチョコレートでありますように。
心をこめて。
TARA -Serendip Magical Healing Sweets-