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8月6日 「進路予測」

8月6日(日曜日)

 台風6号は太平洋から沖縄本島方面へ向かったと思ったら、沖縄を過ぎてからくるりと向きを変えてUターンして、さらに方向を北へ転じて九州へ進むという予測が出ている。動きが遅い上に暴風域が広い。この奇妙な動き方は、自然の機嫌ひとつで人間なんてどうにでもなってしまうのだぞと、台風に言われているような感じがする。
 9日に新幹線で西進するつもりでいたのだけれど、どうも雲行き(文字通り)が怪しい。いまだルートも速度も予測にかなりバラツキがあるものの、そのころの交通に何かしらの影響は出そうだ。仕方がないので、先日1時間も並んで発券してもらった切符を変更するために、またみどりの窓口に並ぶ。今日はそんなに時間はかからなかった。
 予定を2日も早めると、いろいろなスケジュールに支障が出てくるが、まあ仕方がない。ひとまず読みかけの本を読み進めて、『須田寛の鉄道ばなし』(JTBパブリッシング、2012)、『森からの伝言』(田渕義雄、ネコ・パブリッシング、2017)を読み終える。
 国鉄時代の鉄道について知りたくて、関連の本を最近多く読んでいる。中でも当時国鉄の中でバリバリやっていた人(須田寛さんもその一人)の回想はリアリティーに富んでいておもしろい。
 帰省の際に持ち帰る本を選ばないといけない。冊数を読み違えると、全然読まずに荷物のおもりになるだけのこともあるし、持っていった本をすべて読み終わって手持ちの本がなくなってしまうこともある。帰省中にどれだけ本を読むかを予測するのは、台風の進路予測と同じくらい難しい。

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