病院患者ソファー
病院の備品購入の担当をしています。
様々な部署より購入の相談があります。大抵、医療用備品のカタログやネット、そして取引の卸の営業担当者に相談しリストアップします。
医療にまつわる備品は価格が高く、特殊なものが多い印象があります。しかし、それについて詳細に語る情報が少ないことや、情報の共有の場が少ないため、調べたことに対してブログでアップします。
今日は入院患者様ご家族用のソファーベッドについて。
入院している患者様は状態等により、ご家族が付き添いされます。
付き添いの許可については、患者様状態やご家族の意向によりさまざまですが、数週間付き添いされる方もいらっしゃいます。
日中はもちろん、夜間時には患者様ベッド横で睡眠をとられるため、ベッドが必要となります。
病院によって、付き添いの方用に用意されているベッドは様々です。
例えば、一人暮らし用の簡易折り畳みベッド、医療用とうたわれるベッドなど様々です。
今回、病棟の職員から要望点は以下の通り。
①ソファーベッドであり、②寝心地が良く、③予算5万円前後。
この条件に設置スペースの制約がでてきます。
設置スペースはソファー時は、幅155cm、奥行50cm。
現在使用されていたソファーは、ソファー時、幅150cm、奥行40cmのタイプでした。ベッド時は、幅165㎝、奥行80cmとなり小柄な人でないと収まらない大きさ。また、クッション性がなく、寝て起きると痛いという声がありました。
調べると多くの条件に当てはまるソファーベッドのサイズが、ベッド時が170㎝となることや、大抵2~3万円前後となります。
寝心地は価格に比例するかについてはさておき、予算とサイズ的に合致するソファーベッドが極めて少なかったです。
そこで、餅は餅屋と思い、医療用ベッドのメーカーサイトを探しているとまさに求めていたサイズ感と価格帯のソファーベッドがありました。
それがこちら
ピッツと呼ばれるソファーベッドは最小ソファー時、幅139cmとなり、ベッド時は180㎝以上となります。
大抵の方であれば、ほど足まで収まり寝ることができます。
また、ベッドメーカーらしく、座り心地、寝心地は文句ありませんでした。クッションもついてくるため、かなり病棟の職員より評判がよい商品となりました。
ソファーベッドを探されいる施設の方は、同じようなサイズ感といった条件面でお悩みであればフランスベッドのピッツはかなりおすすめの商品だと思います。
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