【劇場版TOKYO MERネタバレ】私達は、あの時の喜多見先生になれているだろうか
この文章は劇場版のTOKYOMERを観た方限定で書きます。
ネタバレされたくない人は全力でこのページを閉じてください。
閉じてくださーい!
大丈夫ですか?
もう、ネタバレしてもOKの人しか読んでませんか?
しつこいですか?
ですね。
では、改めて本日、劇場版TOKYOMERを観てきました。
奇跡です。この映画は奇跡です。
このストーリーでこのラストでこの期間に公開できるなんて。
しかも偶然にも、【本日観た】と言う所が心を揺り動かしてこんなレビューを書いてしまう気持ちになってしまいました。
なぜ今日観た事に価値があったのか。
本日は2023年5月7日。
一体何の日か。
コロナが2類から5類になる前日です。
この映画はラストシーンの最後のセリフに全てが詰まっていました。
喜多見先生は、妻と子供を助けてくれた仲間達に鏡越しに言いました。「ありがとう」と。そしてエンディングロールでの本物の医療従事者さんの写真が次々と流れるシーン。
この映画の裏テーマは、このコロナというとてつもない脅威に対して、命を懸けて戦ってくれたお医者様への感謝だったのだと知りました。
喜多見先生は今回は飛行機やビルに命を懸けて飛び込んでいきました。
おそらく3年前の遊覧船へ向かったお医者さん、その後コロナ症状の患者さんが沢山運ばれてくる病院へ向かうお医者さん。
喜多見先生と同じだったはずです。
自分が死ぬかもしれないけど、助けたい。
普段は楽しいはずの遊覧船が、自分の自慢の職場だったはずの病院が、一歩間違ったら自分が死ぬかもしれないという状況に一変し、そこで『他人の命』を救う。
お医者様には足を向けて寝れません。
映画だからショッキングな事故に飛び込むストーリーですが、私達が知らない所で、病院では毎日毎日命を懸けて命を救っているお医者様達がいるという事を、改めて感じました。
喜多見先生は最後何もできないまま倒れました。そしてそれを仲間が全員で助けてくれました。まるでコロナに対して無力だった私達に対して、お医者様、国、その他色々な方が全力で助けてくれた、そんな縮図に見えました。
コロナが一旦次のフェーズになろうとしているこの日に、私は喜多見先生の「ありがとう」のように、この3年間命を懸けて戦ってくれた日本全国のお医者様に「ありがとう」を言えたのだろうか?自分をいつも看てくれるお医者様に「ありがとう」を言えたのだろうか?
そんな事を感じてしまいました。
だからこうしてレビューと言う名の感謝文を書こうと文字を並べています。
コロナと戦っていただいた医療従事者の皆様、本当にありがとうございました。
私は喜多見先生の赤ちゃんの声がコロナ後の未来の産声に聞こえました。
あ、カッコよくまとめようとし過ぎですかね。
ですね。
(想いが残ったまま文章を書いているので色々文体がむちゃくちゃかもしれません)