2020年振り返って
今年はコロナウイルスという未知の脅威に世の中が新しく塗り替えられてしまいました。
コロナウイルスの影響は想像していたよりも長く、そして凄まじく、そう簡単には変えられなかった日常はいとも簡単に変えられてしまいました。
今では当たり前にマスクを付け生活をしています。マスクを付けない日々はいつ帰ってくるのでしょうか?
もう帰ってこないのかな?これからどんな世の中に変化していくのだろうととても心配しています。
さて、世界中が大きな変化が起きた今年ですが、多良木町が一般財団法人たらぎまちづくり推進機構(以下、たらぎ財団)は10月1日に設立しました。
私は財団メンバーの一人として、多良木町と地域の活性化をするために「Challenge for Change(変化への挑戦)」を掲げ、活動をしてきました。
10月からの3ヶ月は驚くほど早く、矢継ぎ早に一日一日が過ぎ去っていきました。
このたらぎ財団はもともと平成28年9月に多良木町しごと創生機構という任意団体があり、この機構を改組し法人化したものになります。
法人化前の機構では、国の地方創生推進交付金事業を活用しながら、豊かな土地柄に着目した米のブランド化事業、休校中の小学校をリノベーションした生サラダドレッシング事業などを展開してきました。
これまでの成果を更に深めていくために、任意組織であった多良木町しごと創生機構を改組し、たらぎ財団は誕生しました。
たらぎ財団は、地方創生推進交付金事業を活用しながら商品高度化と人材育成に関する事業を柱としながら、地域活性化を目指しています。
地元有志の農家で活動をしている田んぼのチカラ研究会のみなさんの熱意と頑張りのおかげで、九州のお米食味コンクールin宮若において優秀な成績を収め、多良木町は3年連続九州一位の自治体となることができました。
また、来年早々にはふるさと納税に関する業務を町から受け、地域資源のリブランディングを行いながら、多良木町ファンに地域の資源と情報を届け、地域とのつながりを太くしていきたいと思っています。
関係人口による地域人材育成を目標に実施した「たらぎつながるDAYS」は、ADDressとの連携により都市部のいろいろな会員(人材)が多良木町に訪れ、地域の人たちと多良木町の当たり前と暮らしを考えた。
会員と地域の人達が一緒に感じ、考えることで想いや気持ちが醸成していったのを目の当たりにしました。
多良木町のわかば園さんと一緒に、町内で若くして大工をしている森田さんと梅木さんによるテーブルワークショップを行って、テーブル2台、看板を制作しました。親子の触れ合い、そして町内で頑張っている若手大工さんとの繋がりができました。
また、ドローンやアクションカメラを使って動画を撮り、編集して配信していくという教育プログラム「たらぎひろがるDAYS」も実施。この事業はマイクロアントレプレナーである関さんを講師に招いて、地域の人達と財団のスタッフも一緒にドローンやアクションカメラの使い方から、撮った動画の編集方法、そしてYou Tubeに配信するというところを学んでおります。
12月に前半の部を実施して、1月には後半の部も開催します。
1月から始めていくプロジェクトもたくさんあります。
企業連携したプログラミング教育やSDGsに関わるワークショップ、地域資源のリブランディングによる商品開発、シェフを多良木町に招いて農家とマッチングしていくシェフツアー、独自ECサイトの構築など目白押しの2021年スタートとなりそうです。
財団発足までもですが、発足してからもたくさんの人達に支えられ、叱咤激励も受けながら今年を終えることができたと思っています。
本当にありがとうございました。
本当に今年一年ありがとうございました。
2021年がみなさまにとって、より良い一年になることをお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えくださいませ。
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