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Manifold「マ」で独自コントラクトのNFTを発行する方法
こんにちは。チビ画伯ママです。今日もNFTクリエイトしてますか?
今回は、Manifold(通称「マ」)を使って独自コントラクトのNFTを発行する方法を解説します。
以前はchocofactoryを使っていたのですが、わたしのPCではどうしてもミントができなくなってしまい、Manifoldを使うことにしました。
(ほかの方はまだ使えるようなのでわたしのPCの問題です)
便利だったし、コントラクトが変わってしまうのは残念ですが、仕方ないですね。
※コレクションの移動方法は最後に載せています。
https://factory.chocomint.app/
GoeliテストネットのETHを入手する
Manifoldでは最初にGoeliテストネットでコントラクトをデプロイします。
つまり、本物のイーサリアムチェーンではないネットワークでお試しで作ってみて、問題がないかをチェックできるのです。
Goeliテストネットはこちらです。
GoeliテストネットでのETH入手方法は別のエントリーにまとめました。
Manifold Studioにアクセスする
Manifoldのサイトはこちら。
まず、ウォレットを接続します。
![](https://assets.st-note.com/img/1673901347571-vyZEGmCTg8.png?width=1200)
ウォレット接続後、プロフィールを設定します。
わたしは名前だけ登録しました。メールは設定しなくても大丈夫です。
![](https://assets.st-note.com/img/1673901397291-F58B533E5a.png?width=1200)
マイページができました!
Goeliテストネットでコントラクトをデプロイする
Overviewタブの下のほうに「Ready for your first contract?(最初のコントラクトを作る準備はいいですか?」とあるので、「New contract」をクリックします。
コントラクトというのは、OpenSeaでいうコレクションみたいな、自分が作ったNFTを入れた箱のようなものを想像してもらえればと思います。
(実際は全然違うのですが、説明が難しい!)
![](https://assets.st-note.com/img/1673906677641-x9yKDMWaR9.png?width=1200)
わたしの場合はこんな感じで入力しました。
ASCII MARKのところは、好きなアスキーアートを設定できます。
わたしはここでアスキーアートを作りました。
8歳の娘のコレクションなので、かわいらしくFlower Powerというのにしました。
入力後、「Deploy on Goeli」をクリック。
デプロイというのは、そのコントラクトを実際にブロックチェーンに刻むことです(たぶん)
![](https://assets.st-note.com/img/1673906824601-vMWUV3apf0.png?width=1200)
するとメタマスクが立ち上がるので、Faucetから入手したGoeli ETHでデプロイのガス代を支払います。
![](https://assets.st-note.com/img/1673906936851-bHEk6mdrYx.png?width=1200)
🔥💎アイコンが降ってきて、無事Goeliテストネットにデプロイできました~!
![](https://assets.st-note.com/img/1673907060043-joEwHalFje.png?width=1200)
GoeliテストネットでNFTをミントする
つづいて、NFTをミント(発行)します。
Tokensタブをクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1673907132743-tflGv1OZye.png?width=1200)
「Create」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1673907168823-ORoiGgqMNO.png?width=1200)
1枚絵の作品なら「Single Token」をクリック。
たぶんですがそれぞれこういう意味かと思います。
Single Token:1枚絵の作品を1つ自分または他のウォレットにミント。OpenSeaなどのマーケットで販売も可能。
Batch of Tokens:複数の1枚絵の作品をまとめてミント
Edition:同じ絵で複数枚のNFTをミント
Claim Page:有料または無料でミントできるミントサイトを作成
![](https://assets.st-note.com/img/1674235887682-euWygMi6kY.png?width=1200)
わたしの場合はこの部分を入力しました。
なお、一番下のPROPERTIESはこのままだと「Artist」が「CHIBI」というプロパティが設定されちゃうので、わたしは×で削除しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1674236313230-l2MfM623DS.png?width=1200)
最初は練習したいので、「Mint to Goeli」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1674237247497-os4Dr9XakA.png?width=1200)
ミント先のウォレットを選択します。
直接別のウォレットにミントしたいなら左の「Airdrop」、今回は自分のウォレットにミントしたいので「Myself」を選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674237375358-MQ4A4aSqDa.png?width=1200)
「Mint」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1674237527502-jmY7cPt5Lu.png)
するとメタマスクが立ち上がるので確認をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1674238612755-nKjIOHSVZm.png?width=1200)
無事、Goeliテストネットでミントできました!
View on OpenSeaでみてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1674238668456-m1gFHfzjih.png?width=1200)
いい感じにできてます。(これはOpenSeaのテストネット版なので、実際にミントされたわけではありません)
![](https://assets.st-note.com/img/1674238741400-CC71bL4LZg.png?width=1200)
イーサリアムチェーンでコントラクトをデプロイする
テストネットで作った内容に問題なければ、イーサリアムチェーンでデプロイします。
修正したい場合はこのタイミングで修正できるのが便利ですね。
ManifoldのNFTミント完了画面の「Go to Dashboard」をクリックします。
「Overview」のタブを選ぶと、右上あたりに「Deploy on Mainnet」というボタンがあるはずなのでクリックします。
(スクショが消えてしまったので、イーサリアムチェーンでデプロイ済みの画面でごめんなさい)
![](https://assets.st-note.com/img/1674239028160-Enuc1pxwS2.png?width=1200)
メタマスクで確認すると(要ガス代)イーサリアムチェーン上にコントラクトがデプロイされます(ブロックチェーン上に刻まれます)
イーサリアムチェーンでNFTをミントする
コントラクト(箱)をメインネット(イーサリアムチェーン)にデプロイできたので、つづいてNFTもメインネットにミントしちゃいましょう。
ダッシュボードの「Tokens」タブで、先ほどGoeliでミントしたNFTを選びます。
わたしの画面の場合、右端の雪男がGoeliでミントしたNFTなのでこれをクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1674238820759-R4CblMC18g.png?width=1200)
内容に問題がなければイーサリアムチェーンでミントします。
![](https://assets.st-note.com/img/1674238879355-puUave8X1F.png?width=1200)
先ほどと同じく、ウォレットを選ぶ画面とミントボタンが出てきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674237375358-MQ4A4aSqDa.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1674237527502-jmY7cPt5Lu.png)
あ、Goeliネットワークのままだったので切り替えろって怒られちゃいました。切り替えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674239870013-DeKjSmQC5o.png?width=1200)
ガス代高い・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1674239910913-WIjpqZLW1s.png?width=1200)
左側のウィンドウは、それぞれこんな感じの意味です。
Goeliテストネットだとすぐにできますが、イーサリアムチェーンでミントするときは5分くらいかかることもあります。
画像のアップロード中
メタデータのアップロード中
署名待ち(あなたがメタマスクの署名をする必要があります)
Token(NFT)ミント中
ファイナライズ中
![](https://assets.st-note.com/img/1674240271701-t0bkbuv43D.png?width=1200)
お、ミントできました!🔥💎の嵐です。
![](https://assets.st-note.com/img/1674240321217-R0fyfPPghd.png?width=1200)
ロイヤリティを設定する
販売する前に、ロイヤリティを設定しておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673977978569-4Lu5nSPBMr.png?width=1200)
一番下のここにあなたのウォレットアドレスを入れて、%を入力して「Save Royalities」をクリック。
複数名のウォレットアドレスに分配することもできます。
ただ、ここで設定したロイヤリティとOpenSeaのコレクションで設定したロイヤリティのどちらが優先されるのか、わたしにもわかりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1673978093876-ccif9dXSXt.png?width=1200)
おまけ:販売前ならOpenSeaのコレクションは移動可能
ManifoldでミントしたNFTは、OpenSeaではManifoldでデプロイしたコントラクトのコレクション内に表示されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1674240660163-xlBEuxrZNf.png?width=1200)
でもわたしの場合、娘のメインコレクションがすでにあるので、そちらで販売したいのです。
売れる前(もしくはトランスファー前かも)なら、コレクションの移動が可能です。
「Created」タブから、移動させたいNFTの右下にカーソルを合わせると「…」が出てくるので、「Change collection」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1674240891207-GK6RpOBoM0.png?width=1200)
「Continue」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1674240982042-84klltZuuz.png)
移動先のコレクションを選択して「Move」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1674241042662-IUkwvAc8jH.png?width=1200)
メタマスクで署名すれば、別のコレクションへの移動は完了です!
![](https://assets.st-note.com/img/1674241133311-EfTZTTtz15.png?width=1200)
お疲れ様でした!
以上がManifoldでのNFTのミント方法でした。
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