愛犬の足を守りたい
☆犬のことをもっと知るトリビアその35
☆ショコラのために選んだこと その3
☆肉球滑り止めシール
ショコラはだんだん後ろ足で身体を支えられなくなってゆきました。お尻がストンと落ちてしまい、お座りのような状態で後ろ足の筋力も落ちていってしまいました。
そのため前足に身体の重みがかかり、前脚の筋力はアップしていましたが、そのうち前足の関節などは負担が増えて、(痛みがあったかもしれません💦)次第に前脚が前に滑りやすくなりました。
そこで、少しでも滑らないように足裏の肉球に滑り止めがついたシールを貼ってみました。
床の素材によって、滑り止め効果もあったように感じます。
嫌がらずに、シールを貼ってもストレスにならないわんちゃんには試す価値がありそうです♪
・シールは使い捨てなので貼りっぱなしにはできない
・外出後に足を洗う際に剥がすことになる
・貼ったり剥がしたりの繰り返しによる肉球への影響
など気になるポイントもありました。
(ショコラは特に嫌がらなかったです。シールがきちんと肉球に合わせて貼れていない時は、いつの間にか肉球からずれた場所に移動しちゃっていました💦)
ショコラは少しずつ麻痺の進行があったので、結果的には一時期の使用となりました。
☆薄い滑り止めシート
この特殊素材の滑り止めシートは、汚れたら洗って何度でも繰り返し使えるので、お食事の時に体が移動しないように前足の滑り止めに使いました。
大きさもいくつか選べるようになっていました。
厚みがなく、レジャーシートのように畳んで収納も楽です。
防水で水洗いもできたので、お食事の時にかなり活躍してくれました。
☆車椅子
犬の車椅子はいろいろなタイプがあります。
2輪・4輪だったり、犬の大きさにあわせた大小の大きさ、乗せ方や価格に至るまで、さまざまな種類をしばらく調べてショコラにどうかと検討しました。
そこで試乗して見たのは、犬の肋骨の特徴に合わせて、左右に方向変換がしやすい、微調整をしてもらえるタイプのものでした。
結果的には試作品を数ヶ月間試してみて、また獣医さんに相談した結果、ショコラの状態には車椅子は使わない方が良い、という結論になりました。
それでも、犬種にもよりますが、シニアのわんちゃんにとってヘルニアという症状は多く、車椅子を使えば、以前と同じように自分が行きたいところに走れるわんちゃんも多いことを知りました。
また、車椅子を使って弱くなった足の筋力を回復させることができると、次第に車椅子なしで再び歩いたり走ったりできるわんちゃんがいることも知りました。
愛犬に合った方法で症状が改善したりストレスレスになったり、生活の質が向上すると、愛犬にとっても飼い主にとってもこの上なく幸せなことだと思います♡