お空に還ったショコラがカブトムシに?
☆犬のことをもっと知るトリビアその43
☆ショコラの変身⁉︎ その1
今年の6月24日にショコラはお空に還りました。
ショコラのお葬式が終わってからもしばらく、何をしていてもショコラに会いたい気持ち、ショコラと話したい気持ちと涙が溢れてしまって、「見えないけれどショコラちゃんはここにいるの?ママはもう一度会いたい」と
独り呟いていました。
亡くなって10日後の7月3日
その日はよく晴れて朝干した洗濯物がすぐに乾き、取り込んでいた時のことです。
一枚のバスタオルに、何か黒いものがついていました。大きな虫?!と思って声を上げて慌ててタオルを投げてしまいました。
でもその黒いものは、飛ぶことも動き出すこともなく、しっかりとタオルにくっついていたので、瞬間それが何か気がついて拾い上げてそっとタオルを広げてみました。
なんと1匹の小ぶりのオスのカブトムシ‼︎
逃げもせず、しっかりとバスタオルにくっついています。
こんな場所にカブトムシが飛んでくるなんて⁉︎
周りの環境、立地と地上からの高さからして考えられないことでした。
それでも、そのカブトムシを見た瞬間、ショコラ???と思いました。
何か別の姿に変わっても、悲しみが溢れている家族を見て現れてくれたんだ!と私にはそんな風にすっと思うことができました。
カブトムシを飼うつもりはなかったけれど、もしかしたらショコラが「ママ僕はここにいるよ!」って伝えに来てくれたのなら…✨
直ぐに冷蔵庫に冷えていたスイカを切って容器に空気の穴を開けてカブトムシと共に入れてみました。
すると、スイカに向かって歩き出し、抱きつくようにスイカジュースを飲みだしました!
これを飲みに来たんだよ!と言わんばかりにスイカに夢中のカブトムシくん
その様子を見ているだけで、気持ちが和らいでとても嬉しくなりました。
なぜなら、ショコラが病院で最後に飲んでくれたのは、私が絞って持って行ったスイカジュースだったからです。
あの時のショコラは、もう何も喉を通らないくらいの状態だったけれど、私がスイカジュースを指につけてあげると、美味しそうに舐め、私の指も小さな力で噛んで答えてくれました。
そんなショコラが、カブトムシの姿で現れて再びスイカジュースを一生懸命吸う姿を見せて、僕はいつもいるんだよ!悲しまないで!と伝えにきてくれたように思えました。
それから数日、スイカを飲みながらうちで過ごしてくれました。それから、しばらく足が遠のいていた公園に行って高木の生い茂る場所で太い幹を選び、カブトムシを放しました。勢いよく木を登ってゆく様をたらと一緒に見送りました。
それからカブトムシを放した公園の高木の立ち並ぶ道を歩くといつもショコラがそこにいてくれているような気がして、たらといつもの公園にお散歩に行く日々が戻りました。
それすらショコラの粋な計らいな気がして、ショコラからの愛を感じて感動しました。
ありがとう、ショコラ✨
亡くなった動物が虫の姿になるかどうかはわかりません。これが生まれ変わりとかでもないのだと思います。
それでも、どう考えてもショコラが愛溢れるメッセージを送ってくれた気がしてならないのです。
そのことで気持ちが変化したからです。
そのことでたらといつもの公園に行けるようになったからです。