日本犬の6種類を知っていますか?その2
☆犬のことをもっと知るトリビアその39
トリビアその38の続き〜個々の日本犬について〜
③北海道犬
北海道犬はアイヌ犬と呼ばれ、北海道の先住民族であるアイヌ人と暮らし、熊などの猟犬として活躍してきました。
CMでお馴染みのお父さん犬は北海道犬です。
体重は20〜30キロで寒さに強く、筋肉質で持久力があります。
忍耐強く警戒心が強く、勇猛果敢な性格ですが、飼い主に対して忠実で従順です。
④甲斐犬
紀元前からそのルーツがあると言われ、甲斐地方(現在の山梨県)の山岳地帯で鹿や猪の狩りをしていました。
現在も猟犬として働く犬もいます。
体重は14〜15キロくらい、筋肉質で足腰が強い特徴があります。
飼い主への忠誠心が強く、甘えますが気が強い一面もあります。
⑤紀州犬
今の紀州地方(和歌山県、三重県)の山岳地帯に生まれ、ウサギや狸、鹿や猪を狩りをする狩猟犬として活躍していました。
体重が14キロ〜27キロ近くまで幅があり、がっしりとした骨格を持っています。
紀州犬は忍耐強く落ち着いた気質で、飼い主に忠実です。
⑥四国犬
四国犬は高知県の山々で暮らしていた土着犬です。
オオカミに似たヤマイヌという野犬がルーツとされています。
闘争心が強くペットとして飼育しにくいという反面、猟犬として状況判断能力に優れていると言われています。
※高知といえば闘犬として土佐犬が有名ですが、土佐犬はブルドック、グレートデン、マスティフなどが交配されて生まれた犬種です。
日本犬は日本の地域に根付いて人ともに歴史を刻んでくれました。飼い主に忠実な日本犬がこれからもずっと大切にされていってほしいです。