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【モバマス】11thアニバ・ブルナポアイプロ青枠称号獲得記【十傑】
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初めまして。2023年3月30日に惜しまれながら11年4ヵ月の歴史に幕を下ろしたモバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズ(モバマス)にて、たらばクラブという名前で活動していたブルナポPです。デレステは別名義で開始直後からやっていましたが、モバの方は最初のサービス縮小より後の奇跡公演(比奈先生が上位のツアー)でようやく始めて、サ終まで3年弱ほどの活動でした。
始めてから半年後くらいに無言OKとの条件で勧誘された完全自由行動プロに入ってマイペースに活動していましたが、沙理奈さんへの声付け目的で毎年フル課金していた選挙票の副産物のお陰もあって、最後の2年弱は連続で1枚取り以上を続けていました。縮小後の末期モバマスにあってはかなりアクティブな部類のPだったかと思います。
そんな原則無言のPでしたが、最後のテキスト付きイベントとなった11thアニバのブルナポアイプロで2位を取っておりましたので、モバマス12周年&ブルナポアイプロ開幕1周年を機に、十傑ブログなるものを書いてみることにしました。
既にサ終したゲームの記事ですから、お役立ち攻略情報など何もなく、コイツは一体何を考えてサ終目前のゲームに廃課金していたのかという、無闇に長い思い出話になります。それでも良いからいっちょ読んでみようという方のみお付き合いくださいませ。
第2回ドリームユニット決定戦
そもそも、ブルナポことブルーナポレオンがアニバアイプロに抜擢されたのは、2022年5月に開催された第2回ドリームユニット決定戦で1位を取っていたからでした。フリルドスクエアが1位に輝いた前年の(第1回)ドリームユニット決定戦はシンデレラガール総選挙と同時開催の1人1日1票の無課金投票でしたが、この年はシンデレラガールへの投票はついにデレステ限定になってしまい、代わりに従来の総選挙のように課金やイベント報酬で投票券が得られる形式で第2回ドリームユニット決定戦が開催されました。
ブルナポは前年に出口調査1位だったものの、最終結果は1位のフリスク、2位の#ユニット名募集中(当時)に次ぐ3位というものでした。そもそも何位まで発表されるかも分からなかったので、ドキドキしながら結果発表を開いていきなり「3位 ブルーナポレオン」と表示された画面が現れた時に、1位になれなかった悔しさと、順位を出して貰えて良かったのかも、という安堵感とが入り混じった複雑な気分になったものです。同時に結果が発表された第2回ボイスアイドルオーディションの方でも沙理奈さんはまたしても及ばなかったので、落胆の方が勝っていましたが・・・。
そのため、投票券を集める形式に代わった第2回では、1票でも多くブルナポに投票すべく全力で頑張りました。票をたくさん集めるなら複アカを作るのが効率的だったのでしょうが、私は複アカは持たないという信念のもとに活動していたので、1アカウントで稼げる限りの票を稼ぎに行きました。
フル課金は当然として、メダル報酬の投票券は全て取り、ラウンド順位も出来るだけ1位を目指して走り、プロダクション順位も最高票数が貰える10位以内まではムリでも、それに次ぐ票数が取れる25位以内は意識していました。期間中のイベントでは、最上位層が何人もいるグループに放り込まれて泣く泣くラウンド5位で妥協する日があったり、アイプロ2箱目の深さに辟易しながらやっとこ票を掘り尽くしたり、どうにかプロ24位で終えられてほっとしたり(以上全部乙倉ちゃんアイプロ)、大好きだったJAMでいつも通り2枚取りしたら個人で取れる票はすんなり全部取れていたり、復刻蒸機公演で2夜連続で同じ方とラウンド1位を巡ってラスト10分で全力のたたき合いを演じて連勝したり(相手の方、その節はすみませんでした・・・)、と色々ありましたが、最終的には課金分3万票の他に2850票を集めることが出来ました。なまじ常に1枚取り以上を続けていたせいで当たりがきついラウンドが多かったのですが、票を落としたのは上記のアイプロのラウンド5位が1回と、アイプロと復刻蒸機公演でラウンド2位が1回ずつ、そしてプロ順位の分だけだったはずです。もし全部取れたら何票だったのかは記録を取り忘れてしまったのですが、ぴったり3000票あたりでしょうかね?
セーラーマリナーやサイバーグラスやレイ・ディスタンスやレッドバラードやニューウェーブやフリルドスクエアやGBNSやバレンタイン反省会など票を入れたいユニットは他にもたくさんありましたが、他にたとえ1票でも票を回してブルナポが1位になれなければ絶対に後悔することになるので、32850票全部をブルーナポレオンに投票しました!
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1アカウントから1つのユニットに入れた票数としては、おそらく5本の指には入るのではないかと思います。やれるだけのことはやり尽くしました。あとは結果を見るばかりです。2022年6月1日正午、在宅勤務のオッサンの部屋に絶叫が響き渡り、それはすぐ涙声に変わりました。
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出口調査は前年に続いてブルナポが1位でしたし、投票期間中から「どうせ今年はブルナポあたりの番なんだろ」という冷めた空気が流れていたのもなんとなく感じつつも、蓋を開けたらより広い層から票を取れそうな#ユニ募が1位という結果でも全然おかしくないと感じていたので、自分のそれまでのP活動の中で最高に嬉しい瞬間でした。第6回総選挙で担当の比奈先生に声が付くと決まった時ももちろんとても嬉しかったのですが、まだモバマスでしか投票出来ないルールで、当時はデレステ専任Pだった私は全く貢献出来ていませんでしたから、自分の票で担当の5人に最高の結果をもたらせたというのはやはり格別でした。
ブルナポイベント開催に向けて
もっとも、第2回ドリームユニット決定戦で1位になったユニットはアニバアイプロに起用される、と開催時に明言されていた訳ではありません(もし明言されていたら、もっと色々なユニットのPが本気になっていて、結果は違っていたかもしれないですね・・・)。明言されていたのは、1位ユニットのメンバー全員のSレアが登場、ということだけでした。極端な話、コスト10のSレアが5枚一気に恒常ガチャに追加されてハイおしまい、という形でも公約は守られたことになります。
ですが、同じ条件が提示されていた第1回の場合、2022年2月上旬に変則的に月末以外に開催されたアイプロにフリスクが起用され、4人ともその時の報酬やガチャでコスト27のSレアが実装されていました。無課金投票でもそれだけの扱いだった以上、課金投票になった第2回でも何らかのイベントが開催されるのは間違いないと思っていました。
それに、デレステの方で投票される第11代シンデレラガールは11月までには決まらないため、1位ユニットがアニバアイプロに起用されることも十分あり得ます。この時点での私の読みは、11thアニバ80%、それ以外のアイプロ15%、アイプロ以外のイベント5%、という感じでした。
せっかく投票券を集めに集めて担当ユニットに1位を取らせてあげられたのですから、開催されるご褒美イベントがあるなら上位に入って盛り上げたいものです。乙倉ちゃんアイプロや復刻蒸機公演で40位台に入った投票券集めの時より低い順位に終わってしまうのでは、何をやっているのか分かりません!そんなことでは乙倉ちゃんや泰葉ちゃんのPにも失礼でしょう。そこで、ブルナポイベに向けて資産を貯めることを決意しました。
プラチケ産の通常アイテムと課金で手に入る高級アイテムの效果の差が大きいアイプロは、他のイベントに比べて事前の資産形成の影響が格段に小さいイベントでしたが、それでもプラチケは多いに越したことはありませんし、ガチャで高級アイテムに変えられるジュエルは非常に重要です。さらに、理想編成を組むにはスターメモリーも必要になりますし、強いぷち衣装もなるべくたくさん集めておきたいところです。
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第2回ドリームユニット決定戦の直前の4月に春菜ちゃんロワで初めての十傑入りをしていて、プラチケとスターメモリーはほぼ使い果たしていましたが、そこから11thアニバまでに貯められるスターメモリーは、ドリフの大チーム運が絡むものの、取れるだけ取ればどうにか5人分に届きそうです。ブルナポの新Sレアを5枚とも自力で特技12に出来るように、ヘルトレさんも20枚貯めておきたいところです。となると、無駄遣いはもう出来ません。そこからはプラチケもスターメモリーもジュエルもヘルトレさんもほとんど使わずに(ドリリミの7等枯らしにプラチケ100枚だけ使いましたが)、それまで通り最低でも1枚取り、出来れば2枚取りを続けながら、スタエナ変換にも手を出して資産形成に励んでいました。そうしていると・・・
サ終予告、来たる
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ついにこの時が来てしまいました・・・。ちょっと前に二度目の縮小予告も来ていましたし、6月末からの輝劇公演もいかにも最終回のような内容でしたから、その日は遠くはないのかも、とある程度の覚悟はしていましたが・・・。
もしかして、ブルナポが1位になったことでこのゲームの将来性に見切りを付けられてしまったのか!? #ユニ募が1位ならもう1年は続いたんじゃないのか・・・? そんなことも考えてしまいました。ですが。担当ユニットのプロデュースに全力注いで何が悪いんじゃい!!と、そこは完全に開き直ることにしました。どうせそう遠くないうちに終わる運命ならば、その前に担当ユニットを1位に出来たことを喜ぶ方が精神衛生上よろしい。せっかく頑張ってあんなに票を集めたんですから。
この時には、以降のイベントスケジュールも発表されました。
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サ終で予定通りにいかなくなってブルナポイベントがなくなってしまう可能性も覚悟すべきところかもしれませんが、コンテンツとしては今後も続いていくシンデレラの運営が、いやしくも課金投票の結果をおろそかにすることはないだろうと信じていました。
となると、フェスで5人を出すのはムリがありますし、ドリフやロワの相手ユニットにブルナポが出て来ても何にも特別感がありませんから、この中でブルナポイベがあるとしたら、9月JAM、10月ぷちコレ、11月アイプロのどれかでしょう(8月ぷちコレは流石に急すぎるので除外)。JAMはそもそもユニット重視のイベントで、第1回JAMにブルナポが出演していましたし、報酬枠も多いので、もしかしたらアイプロではなくここに来るのかもと思いました。また、Sレアをどうやって実装するかという問題はあるにせよ、ブルナポのイベントとしては、ちょうど5人出演可能かつ衣装「ブルーナポレオン」を強調出来るぷちコレも、意外と悪くないかもしれません。アニバアイプロならもちろん担当Pとしては光栄の極みですが、いくら課金投票で結果を出したとはいえ、最後のアニバがブルナポでいいのかしら・・・?と思わなくもありませんでした。
因みに、ブルナポイベが来る場合、上位報酬は9割がた瑞樹さんだろうと読んでいました。フリスクの時は唯一声ありの柚ちゃんが上位を務めていましたが、ブルナポは逆に沙理奈さんだけが声なしという状況なので、声の有無では決められません。総選挙の実績だと、入選回数なら春菜ちゃん、最高順位なら比奈先生、直近の入選なら沙理奈さんになりますが、運営がブルナポの枠組み内ではるひなの扱いに差を付けることはないと思いましたし(また、付けて欲しくもなかったです)、最後のアニバの上位報酬が声なしということもないでしょうから、沙理奈さんが報酬ならサプボが前提。そうなって欲しい形ではありましたが、まあ望みは極めて薄いでしょう。残るは大人への憧れがキャラクターテーマの千枝ちゃんと、「時の流れを止められるらしい」とウワサの瑞樹さん。どちらも最後に相応しいテキストは書きやすそうですが、それなら記念すべき最初の総選挙でインパクトを残したモバマス最初期の功労者だと伝え聞く瑞樹さんが選ばれるだろうという予想です。第2回ドリームユニット決定戦の結果発表コメントでは、瑞樹さんがトリで時を動かしに来てましたし。まあ、私は一人だけ挙げるなら比奈先生の担当で、リーダー率も100%比奈先生でしたが、そもそもがブルナポというユニットそのものの担当P(シンデレラガールズに向いてないタイプ?)ですので、はるひなの扱いに極端な差が付かない限り(ここ厄介)、上位は誰でも大歓迎だったのですが。
いずれにしても、ブルナポイベが来るまで走りながら資産を貯め続けるのみです。サ終発表で生スタの大暴落が起きたフリトレ市場でうまく立ち回り、生スタと生エナを大きく増やすことにも成功しました。生スタはすさまじい勢いで暴落し続けましたが、JAMやアイプロでスタ走りをすることになる事態に備えて(追記:JAMでスタ走りは出来ませんでしたね)、たっぷり仕入れておきました。プラチケを全く使わないため、パワー持ちを人気度40にするのがきつくなってきましたが、それでも選挙課金の力で1~2枚取りを続けていました。
ブルナポアイプロ開催決定!
9月JAMはあやめ殿、10月ぷちコレはアーニャちゃんで、ブルナポの低コストSレアが実装されるなんてこともありませんでした。この時点で、11月末から12月上旬にかけて、可能な限り有休を取れるようにしておきました。
ブルナポイベの間はブルナポプロに傭兵に行ってプロダクション順位も狙ってみようか、と考えたこともありました。しかし、ゲーム内では無言、SNSでの発信も一切やらず、ライブも現地には行かないPのため、他のブルナポPの方々と交流がある訳でもなく、行き先のアテはありません。そんなことでは、いきなり乗り込んで行って受け入れて貰えたとしても、傭兵先の古参の方と十傑争いをすることにでもなったら、きっと気まずくなるでしょう。一方、所属していた「いたちの新之助・忠相・辰五郎・千鶴プロ」(略称:いたちプロ)は、常に完全自由行動ながらそこそこ良いプロ順位を取れるところで、代表さんはサ終告知後もアクティブなPをこまめに勧誘し続けていました。そこで、傭兵には出ずに、自プロで頑張ることに決めました。この決断が後にドラマを生むことになりました。
そうこうしているうちに、ローソンとのコラボにブルナポの5人が起用されることも発表されました。コラボ商品のミスターイトウのアメリカンソフトクッキーを大量に買い込んで、籠城戦の準備も万端です!
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そして、11月27日のゲーム内イベント予告にて、ついに11thアニバアイプロにブルナポが起用されることが告知されました!同日のライブでは、千枝ちゃんが初日からのドリームリミテッドガチャ、はるひなが後日の月末ガチャで登場することも判明しました。ブルナポP悲願の5人分のリファインされたブルナポ衣装にテンションは爆上がりです!それまでははるひなにだけメモリアルブルー、スターティングブルーというリファイン衣装があり、残る3人にも待ち望まれていたのですが、なんと5人分一気に、より豪華にリファインしてくれました!
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資産はこの時点で生スタだけで2万本以上あり、スタ寄せバランスでスタミナ541あったので、人力走りでスタが足りなくなることはあり得ません。半年貯め続けたプラチケは6678枚、もっと前から貯めていたジュエルは182,491個。スターメモリーも2627個貯まっていました。アイプロを走る上では何の意味もありませんが、ブルナポSレア5枚を特技12にするためのヘルトレさんもギリギリ足りています。フリトレ用のエナドリも十分ありましたので、満点の成果です。
とはいえ、アイプロはプラチケで取れるアイテムの效果が弱く、強いのは原則課金しないと取れない高級アイテムです(走ってるうちに少しは落ちますが)。アイプロ用のアイテムは他イベの専用アイテムと違って持ち越しが出来ないので、期間中に入手した高級アイテムの数と稼働時間での勝負になります。そして、期間中常に等速直線運動を続けるアカウントが十傑の多くを占めてしまうことで有名なイベントでもありました(アイチャレよりはまだマシでしたが)。人力ではアイテムを使い続けないと到底出せない速さを、彼らはアイテムを一切使わずに(つまり無課金で)出してしまうんだとか。一時期規制が強まって、ちょうどフリスクアイプロの頃には直線運動家さんたちは鳴りを潜めていたようなのですが、その後は何事もなかったかのように復活していました。他Pと殆ど交流のない無言Pでもちょっと検索すれば分かってしまうほどでしたから、もはや公然の秘密というか、そういうゲームなんだと諦めるよりない感じでしたね。
等速直線運動家に人力で太刀打ちするには、札束を単位にするレベルの課金が必須な状況でした。そして、全イベントの中でも特別視されるアニバアイプロには、それを当たり前のように毎年やってのけていた、4連覇中の絶対王者がいらっしゃいました。
問題は、そんな中でどのくらいの順位を目標にするかです。前述の通り十傑には眼鏡ストの祭典春菜ちゃんロワで入ったことがありましたが、その時は4位だったので、今度は3位以内に入ってみたい気持ちはありました。しかし、アニバアイプロの厳しさはサ終告知前のロワの比ではないことは容易に想像が付きます。しかも、絶対王者は1位を譲る気はさらさらないでしょう。とはいえ、32850票もブルナポに投じておいて、肝心のブルナポイベで上位を目指さないのでは面白くありません。担当ユニットが最後のアニバイベントに抜擢されたのに応えるためにも、最低でも最終日まで十傑争いはするつもりで、多々買う覚悟を固めていました。そういうゲームだもんね!(偏見?)
あの枠がもう少し灰色だったなら・・・
十傑争い程度にしておくのか3位以上を目指すかのポイントとしては、①開催日数がどのくらいになるのかと、②10thまでのアニバアイプロを含む普段のアイプロのようにプロデュースメンバーのSレアがイベント後に加入する形式なのか、それともフリスクアイプロでだけ採用されたプロデュースメンバーのSレア加入はなしの形になるのか、③これまたフリスクアイプロの時にだけ導入されていた、順位称号の報酬があるのかどうか。以上3点を気にしていました。
①については、開催日数が長ければ長いほど、一切の休憩を取る必要のない機械の体無課金等速直線運動家が有利になります。こちらは有休を取れるだけ取ろうとも仕事はありますし、睡眠だってとらねばなりませんから、1日あたりの稼働時間ではまるで勝負になりません。その不利は日数が増えれば増えるほど蓄積されていくのです。サ終の告知以降、イベントの開催日数が前より長くなっていましたから、ここは嫌な予感がしていました。
②は、通常形式なら10人の編成とは別枠でプロデュースメンバー3~4人がパワー持ちとして加わります。しかし、フリスクアイプロの時にはプロデュース対象の4人は上位報酬・メダル報酬・ガチャの目玉で、プロデュースメンバーの枠はなく、編成は純粋に10人だけでした。後者の形式だと、普段のアイプロに比べて火力がかなり低くなってしまいます。ということは、課金アイテムの効力が相対的に低下し、等速直線運動家に対するこちらの唯一の長所が弱まってしまうのです。千枝ちゃんとはるひながガチャで出るという告知があった以上、ここも後者の形式を覚悟しなければならないでしょう。
③については、フリスクの時は1位、2位、3位に独自の称号があって、その下はTop10、Top100、Top1000の称号がありました。もしブルナポアイプロにも同じように称号報酬が用意されたら、ブルナポPとしては大変なことになると思っていました。
そして、11月28日(月)15時、ついにブルナポアイプロが始まりました。この週いっぱいは有休を取り、アイプロになるべく集中出来るようにしていました。ちょうど夜中にサッカーワールドカップをやっている時期だったので、昼夜反転生活にしてサッカーを流しながら走ることにしました。
上位報酬は読み通り瑞樹さん。沙理奈さんはメダル報酬でした(声付けはまた頑張りましょう!)。予想外だったのは、事前告知で出て来ていた新しいブルナポ衣装が特訓前のもので、特訓後は前年までの「シンデレラガール」のカードの特訓後を思わせるドレス姿だったことです。カードの名称こそ違いましたが、例年のアニバアイプロ上位報酬「アニバーサリープリンセス」と同じ扱いなんですね。これは嬉しい誤算でした。あと、「無人島が手に入ったからお城を建てよう!」というぶっ飛び展開も予想の遙か上空を超えていました(笑)。でも、開幕早々全員揃って青縁眼鏡をかけた差分になってくれたのは、もちろん期待通りの最高の光景でしたとも!
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システム面は案の定プロデュースメンバーなしの10人のみの編成で、しかも日程は歴代最長の16日間!ブルナポの5人とのお喋りを長く楽しめるのは嬉しいのですが、人力課金走りには不利な要素がてんこ盛りです・・・。そして、称号報酬もやっぱりありました。これの何がブルナポPにとって大変なことなのかと申しますと・・・
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そう、2位の称号は銀は銀でも枠の色が青っぽいのです!1位は黄色が濃い目の金、3位はオレンジがかった銅で、Top10、Top100、Top1000はスクショを忘れて色が確認出来ませんが、どれも青系の色の枠ではありませんでした。つまり、"ブルー"ナポレオンのイベントの称号のうち、たった1人しか貰えない2位称号だけが青枠なのです。どうせ絶対王者には到底かなわないし、という負け犬根性からの発想かもしれませんが、この2位には1位と同等の価値を感じて(どっちか片方しか取れませんしね!)、これだけはブルナポP以外には渡したくはありませんでした。ましてや、機械帝国等速直線運動家の手に落ちるなんて我慢ならない!この瞬間、目標順位は2位に決まりました。
とはいえ、前述の通り等速直線運動が絶対有利の開催条件でしたし、私に青天井で課金出来る財力はありませんので、最後まで2位を目指すか、それとも十傑ラインまで下がるのかは、等速直線運動を超えるためにどれだけの課金が必要になりそうかと、人力で前を駆けていくブルナポPがいるかどうかの様子を見ながら考えるつもりでした。もし古参のブルナポPが同じことを考えて2位狙いで走るなら、比奈先生の声付けにも貢献出来なかった新参者は譲るのが仁義というものでしょう。
序盤の展開
最初にやったのは、千枝ちゃんドリリミをぶん回すことです。プラチケで7等を枯らしてからジュエルで回す、というのをとりあえずジュエルが尽きるまで繰り返しました。課金をする際も、ドリリミ2等の報酬で高級アイテムが40個も貰えるので、高級アイテムを15個1000円で直買いするよりも、プラチケで7等を枯らしてからドリリミを回しまくる方が効率的でした(2等の報酬が高級アイテム30個だった頃には直買いの方が高効率だったようですが)。2等の残り比率が低くなったら箱が空になる前にリセットすることによって、高級アイテムの獲得効率を更に上げることが可能です。このために大量のプラチケが必要だったのです。アニバアイプロの期間中は、ドリリミをひたすら空けまくることになりました。
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ともあれ、特訓後千枝ちゃんと、特訓前千枝ちゃんのブレイクレベル4を揃えて編成に入れました。前年月末の肇ちゃんとりあむは抱えていましたし(この2人がパワー持ちになるのは月末ガチャ開始時からでしたが)、直前のロワ上位のりあむも、特訓後はもちろん、特訓前ブレイクレベル4も用意済です。パワー持ちのはずの無料配布みくにゃんに最初のうちパワーが設定されてない不具合がありましたから、残りの枠は1.5倍の瑞樹さんの強い方から順に埋めて(なお、フリトレ可能なブルナポのカードは全て、特訓前後ともプレサ有り無しの両方をずっと抱えていました)、この時点での理想に近い編成は組めていました。
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アニバアイプロのセオリーは、パワー持ちが揃う月末ガチャまではなるべくアイテムを使わず、スタ走りで済ませるというものでした。プロデュースメンバーがいる場合は彼女たちの能力上げをどういう順番でやるかという戦略性が少しはありましたが、11thアニバにはプロデュースメンバーはいないので、30日15時開始の月末ガチャまでは、特訓後3倍のパワー持ちで理想編成に入るメダル報酬の沙理奈さんをどれだけ早く特訓出来るか、という程度しか見どころがありません(アイプロは箱が深い上にメダルが貯まりにくいので)。プロデュースメンバー加入の代わりに貰えるネオ・ブルーナポレオン衣装(「ネオ・ブルーナポレオン・瑞樹」のみ上位報酬)は5着とも総アピ値最高を叩き出すぷち衣装で、全タイプに補正が掛かるこのアイプロと次のファイナルフェスでは超強力でしたが、これはしばらく走れば自動的に貰えてしまいますからね。
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テキストをじっくり読みながらの走りながら、21時までに比奈先生、春菜ちゃん、千枝ちゃんの絆Lvを上げ切って、それぞれのネオ・ブルーナポレオンを入手、ぷち編成に組み込みました。その辺りでみくにゃんがパワー持ちに修正されているのに気付き、ブレイクレベル4にして編成入り。続いて沙理奈さんの絆Lvを上げているうちに、メダルが300連分貯まったので、景気づけに引いてみました。すると・・・
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これは幸先が良い!衣装が揃うより先に沙理奈さんを1枚取れてしまいました。とはいえ、この後2箱目にいる沙理奈さんを引いて特訓するのが大変なので、もう1枚はラウンド順位報酬の引換券で交換するのが現実的です。ラウンド1位を取らないと必要枚数に届かないので、1日目はアイテムを多少消費してでもラウンド1位を取りに行くつもりでした。
とはいえ、しばらくは引き続きスタ走りです。22時40分に沙理奈さんの絆Lvも上げ切り、イベ中に取れるネオ・ブルーナポレオン衣装が揃いました。日付が変わる頃には瑞樹さんの絆Lvも上げ切って、初日から体力を消費してもしょうがないのでこの日は早めに就寝。翌朝少しポチポチしたところで、1箱目を空けられるだけメダルが貯まっているのに気付きました。1箱目を空にした後、42連分だけメダルが余っていたので、2箱目を回してみたところ・・・
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アイプロの2箱目の景品は確か3000個くらいあるので、その中から沙理奈さんを引けるのは3日目くらいになるだろうと覚悟していたのですが、なんとまたしても1ヅモ。早々に特訓出来てしまいました!ちひろさんは32850票を覚えていてくれたのでしょうか!?
とはいえ、沙理奈さん特訓前も2日目15時の月末ガチャ開始までのごく短い間ながら理想編成に入りますから、予定通りラウンド1位は取りに行きました。グループ内に強豪が何人かいらしたため、引き離すために安い方のアイテム2400個ほどに加えて高級アイテムまで500個ほど消費してしまいましたが、全体9位と十傑ライン内の滑り出しが出来たのでよしとします。
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せっかく暫定理想編成を組んだものの、どうしても外せなかった仕事があって月末ガチャ開始前はあまり手を付けられなかったのですが、満足感は得られたので全然オッケー。15時には待望の月末ガチャが始まりました。これがモバマス最後のガチャです。
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まずはイラストに驚愕しました。比奈先生がガラスの靴を履いている!?担当ながら、これには「ここまで厚遇していいの!?」と思ってしまったのです。もしかすると、運営はドリームユニット決定戦を、シンデレラガール総選挙と同格のビッグイベントに据えたつもりだったのかもしれません。同じ課金投票1位なんだから、歴代シンデレラガールと同等の扱いをしますよ、と。ですが、限られたユニットのPを除けば、Pたちの熱量は正直そこまでではなかったと思います。ここまでやるなら開催時に明言しておけば良かったのに・・・。その辺りの意識のズレがサ終に繋がってしまったのかも、と思ってしまいました。フリスクアイプロが1stアニバを抑えてイベント投票アイプロ部門1位になった点からすると、既存ユニットでのアイプロ開催という方向性自体は間違っていなかったと思うのですが・・・。もう1~2年早くユニットアイプロが開催されるようになっていたら、もう少し延命出来た可能性もあったのでしょうか。だからといって、フリスクもブルナポも抜きでユニットライブをやればいいというものではなかろうと思いますが。
もうひとつ、5人の中で比奈先生だけガラスの靴、という点も引っかかりました。投票結果は5人のものなのですから、履かせるなら5人揃って履かせて欲しかったなあと。他の4人は足元が写っていませんから、設定上は全員ガラスの靴を履いているのかもしれませんが、それならちゃんと見せてよ!
えーと、お気持ち表明はここまで。性能の方は直近数か月の月末限定と同等でした。となると、この2人は次のファイナルフェスの理想編成に入ります。ファイナルフェスは「同属性の月末1番手センターと月末2番手4枚」か「同属性の月末2番手5枚」のどちらかが理想編成で、バクメンの理想は2番手なのですが、少し前から2番手の枚数がクールに偏っていたため、後者が組めるのはクールだけ、パッションはどちらも組めない、という歪な形になってしまっていました。比奈先生が2番手なので、バクメンは比奈先生敷き詰めが理想になりますし、センターは春菜ちゃんでも比奈先生でもOK。んなもん、比奈先生を敷き詰めてファイナルフェスも頑張るしかないではありませんか!
先のことはともかく、まずは2人とも自引きするまで月末を回しました。沙理奈さんの反動か、こちらは引きが悪くて苦戦しましたが、なんとかどちらも1枚ずつは出て、あとはフリトレでお迎え。ついに理想編成が完成しました!じゃじゃーん!!
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いや待て、まだスターメモリーがちょうど2人分あるじゃないか・・・。みくにゃんやりあむに恨みはありませんが(むしろりあむには比奈先生とガッツリ共演してみて欲しい)、それならブルナポPの編成としてはこうでしょう!
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総アピ値が18下がってしまいましたが、これなら誤差で済ませていいでしょう。ぷち衣装ももう増えないので、幾つか取っておいたマジカルエッセンスを2凸止まりだった強いイベント報酬ぷち衣装につぎ込んで、最終的にこのアピ値で走ることになりました。
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因みにぷち編成はこんな感じ。ぷちデレラはブルナポ勢を起用するか迷いましたが、結構アピ値が変わってしまうので、アピ値優先で組みました。
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さあ、いよいよアイテム全力消費の解禁です。でもその前に、せっかくなのでドリリミを何箱か空けて、高級アイテムをカンストさせておきました。こうなると安い方のアイテムもカンストさせたくなります。予算の上限に比してプラチケが過剰なのはこの時にはもう分かっていたので、月末の方に1000枚以上使って、両アイテムともカンストさせてしまいました!
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では、エピソードコミュに高級アイテム5個つぎ込んでみます!
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理想編成でも85.6万弱しか出ませんでした。乙倉ちゃんアイプロの時は特訓前ブレイクまではしなくても109.8万弱だったので、思った通りかなり火力が落ちています。16日間も等速直線運動を続ける相手と、この火力で戦わなくてはならないのか・・・。
因みに、今回これを書くにあたってデレマスボーダーbot様(https://pink-check.school/)で各イベントの最高時速と同10分速を確認してみたところ、11thアニバはなんと5thアニバを僅かに下回る速度しか出ていませんでした。7th以降を連覇した絶対王者の方の連覇中の最高時速を比べても、11thは7thの3/4、10thの2/3程度の速度しか出ていません。11thはそこまで火力が出ない仕様だったのです。
最終的なボーダー平均値も、11thは16日間もあったのに、11日間開催の10thの114%に止まっています。一見すると、ブルナポが上位では今一つ盛り上がりに欠けてしまったということのように見えるでしょう。かく言う私自身、時速を確かめるまではそう思っていました。しかし、開催期間が1.5倍でも、火力は2/3しかなかったのですから、両者は相殺されます。それどころか、低い火力で同じイベントptを出すためにはより多くポチらないといけないわけで、10thよりも11thの方が何度もたくさんポチった人が多かったことになるはずです。つまり、11thアニバはむしろ数字通り10thより高めのボーダーで推移していたと言っていいのでは・・・?!例年あった復刻アイプロの並行開催もなく、ほぼブルナポしか出て来なかったにもかかわらず、終末期のモバマスにはそんなことは気にしない選りすぐりの精鋭ばかりが残っていたのかもしれません。
1日だけの栄冠
アイテムカンストのために時間を使い過ぎてしまったのが祟り、全力疾走で追いかけても2日目のグループ1位には届かず、このラウンドは3位でした。この日以外は全て1位が取れたので、振り返るとここは少し残念。とはいえ、走り出す前は30位近くまで落ちていた総合成績は2日目終了時点で10位まで戻せたので、十分な成果は出せています。また、ここでメダルの2箱目も空になりました。全力で走れば2日目で空くものだったんですね。
この時点でのTop3の顔ぶれは、既に絶対王者が1位に君臨し、等速直線運動の常連の方々がそれに続いていました。プロ順位の方は、我らがいたちプロは10位で、プロ1位常連の老舗中の老舗のプロが首位に立っていました。
なお、えらくテンションが上がっていたせいで、代表と応援メッセでやりとりしたり、たまたまフリトレしたブルナポPの方にお互い頑張りましょう的なコメントを添えたりと、いつもより格段に饒舌になってもいました。
ここからはとにかくアンコールチャンスタイムをいつでも発生させられるようにしながら走るだけなのですが、高級アイテムを全ツッパしているとすぐに品切れになってしまうので、有休の日にはスタ走りや安い方のアイテムを中心にしつつ、順位が上がる速度になるように高級アイテムを織り交ぜていきました。3日目は快調に順位を上げて、高級約1800と安い方約1600の消費で、総合5位まで持って行きました。
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Top3にはまだ5億ptほど差を付けられていますが、大体お互いの速度も分かって来たので、高級アイテムを惜しまずつぎ込みさえすれば、等速直線運動を続ける2位にはそのうち追いつけそうです。アイテムが切れた後のことは問題ですが・・・。なお、いたちプロもこの時点で4位に躍進しています。また、月末の追加ガチャを回して、まだ見られていなかった比奈先生の白画面を見られました。春菜ちゃんの白画面は初日に出せていたので、これでもう月末ガチャで取るべきものはなくなりました。残りの軍資金は全て千枝ちゃんのドリリミに投じます(はるひなガチャをもっと楽しみたかったですが・・・)。
4日目終了時にも5位のままで、2位との差もあまり詰まりませんでしたが、高級アイテムはこの日だけで2000以上使っています。2位を目指すにはやはり大量の追い課金がいるようです。
5日目の深夜にとうとう4位に上がり、プロ順位の方も2枚取りペースの同僚さんが数人いて、なんと2位になっていました。
休みが取れているのはこの翌日までなので、その間にとりあえず手持ちの高級アイテムを全て吐き出して行けるところまで行ってみることにして、高級アイテムの使用ペースを上げました。14時頃には全く同じペースで並走を続ける等速直線運動最上位組を立て続けに抜いてとうとう目標の2位に浮上、その直後にはプロ順位の方も僅差ながら1位に上がっていました。わーお!
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このラウンドのうちにあっさりと抜き返されてしまいましたが、一瞬でもプロ1位に立ったことで、流石の自由行動プロも多少は沸き返りました。といっても、代表さんの応援メッセージ欄を私を含め若干名が賑わしたほかは、プロチャットに代表さんが瞬間1位のお礼コメントを出したのに対してプロメンたちがチャットスタンプで返したくらいで、相変わらず完全に自由行動です。しばらくはプロ順位は2位か3位で推移していきました。
また、この辺りで高級アイテムを使い果たし、追い課金での多々買いが始まりました。プラチケはまだ3200枚も残っています。
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そして迎えた6日目。寝ている間に一時的に4位まで落ちていましたが、サッカー中継に合わせて3時台から活動を始めました。すぐに2位を取り返し、4時の時点で首位とは2.7億ptの差。どうやら1位はご就寝中のようですし、試しに消費効率無視の全速力で追いかけてみました。私の最高時速は1.1億ほど(回線が遅いため理想編成を組んだにしては低め)でしたから、絶対王者がこのまま2時間半起きて来なければ、一瞬は1位に立てるかもしれません。そして・・・
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まさか一瞬でも1位に立てるとは思っていなかったので、とても興奮したのを今でもありありと思い出せます。抜きにかかる頃には「頼むからもうちょっと寝てて~!!!」という心境でした。
せっかく1位に立てたので、比奈先生の全カードを順番にリーダーに設定して、記念撮影に勤しみました。ブルナポの他の4人でもやろうかどうか迷いましたが、リーダーにはずっと比奈先生しか設定して来なかったので、最後までそれを貫くことにしました。
一方、私が首位にいるのを見た代表から「こうなったら、アイプロ終了まではブルナポプロ代表になります!」との熱い応援メッセージを頂き、この日から結果発表画面が出なくなるまでは、代表のリーダーカードはずっとネオ・ブルナポ特訓後のどれかでした。なんと、傭兵に出なくても、自プロが即席ブルナポプロになってしまったのです。なお、この時のプロ順位は2位で、1位を守る老舗プロさんとはかなり差が開いていました(約3億pt)。
この時点でまた高級アイテムをほぼ使い果たしていたものの、どんなに粘ってみたところで翌日からの仕事の間に抜き返されるのは必定ですし、もともと2位が目標だったわけですから、すぐに追い課金をして後続との差を大きく広げようとしたりはせずに、「1位の状態でテキストを堪能しながら早歩きする」という贅沢を味わってみました。これはとても気持ちよかったです。1日くらいは泳がせてやろうと思って頂いたのか、不思議とすぐに抜き返されることもなく、そんなペースでも6日目終了までは1位でいられました(翌朝目覚めてみるともう遥か彼方まで駆け抜けておいでしたが)。
この日の間に、最後まで多々買いを続けて目標の2位を確保するか、それとも十傑ラインに撤退するかを検討しました。一時はトップに立ったことで十分記念になったので撤退もありではないかとも思いましたが、ここまで来たならやはり青枠称号を取ろうという思いも強く、ざっと計算した必要額がなんとか出せる範囲ではあったので、多々買い続けることを決意しました。人力で走っていると思しきブルナポPは十傑圏の近くには私だけでしたから、コンテンツとしては今後も続くシンデレラガールズにおけるブルナポの待遇向上のためにも、アニバアイプロで等速直線運動を破る気概を示したブルナポPが1人はいた、という爪痕を残しておきたかったのです。
最終日の少年漫画展開
ここから最終日までの展開には、ここに記すべきことは特にありませんでした(ブルナポ語りならやろうと思えばいくらでも出来ますが、柄じゃないのでやめときます。一言だけ書いておくと、ブルナポPの喜ぶツボを押さえた期待以上の絶品テキストで、特に沙理奈さんと千枝ちゃんの解釈が素晴らしかったです)。2位を取る決意をした以上、日々ドリリミを回しながら、走れる時間に高級アイテム走りをして、等速で追って来る3・4位に追いつかれないペースを保ちました。貯まった高級アイテムを最終日に一気に吐き出してペースを上げて来られるのを警戒して、最終日までになるべく差を広げた上で、最終日の12月14日にも有休を取って、必要に応じてラストスパートをかけられるようにしました。
2ndランキングも絶対王者に次ぐ2位、3rdランキングはこの期間に人力で加速した方にも抜かれて3位でしたが、総合2位は死守したまま、3位に約7.5億ptの差を付けて最終日に入りました。
安い方のアイテムが大量に残っていたので、この日はこれを消費することを優先しましたが、常に安いアイテム3つ消費で走っているとちょうど3・4位の等速直線運動と同じくらいの時速になるのが分かって、これにはすっかり苦笑いでした。
心配していた3・4位の加速もなく、絶対王者は8,888,888,888ptで止まるようです。じゃあこちらも7,777,777,777ptに調整してみようか、でもポイント調整のやり方を知らないし今からじゃ間に合わないかな・・・などと考えていた21時過ぎ、ふとプロ順位のことを思い出して見てみると、我らがいたちプロは依然として1位の老舗プロさんに続く2位ながら、1位との差は1.5億ptくらいしかありませんでした。昨夜はもっと差があったはず・・・(追記:最終日開始時点の記録動画を掘り当てたところ、1位からは3.35億pt差で、それどころか2位からも1.28億pt差の3位でした)。10分だか15分だかごとの更新後にもう一度見てみると、少しですが差が詰まっていました。ということは、最高時速1.1億の私が23時のイベント終了まで全速力で走り続ければ、もしかしたらプロ1位に届くかもしれません!ポイント調整なんて考えてる場合じゃなかった!
この時ばかりは代表に応援メッセージでプロ1位目当てで走ってみることを伝え(自由行動プロゆえ情報戦も何もあったものではない)、まだちょっと残っていたプラチケと追い課金で何十箱めかのドリリミを回し、高級アイテムを必要分揃えて全速力で走り出しました。
22時過ぎからは代表も全力走りを始め、他にも僅差に気付いて走り出した同僚さんが何人かいらっしゃったようで、ポイント更新のたびに差が詰まっていきました。走りながらもポイントのチェックはしていたのですが、スクショを撮る余裕まではなく、残念ながら数字の流れは追えません。ですが、22時40分には僅差でまだ負けていたのが、22時50分の最後の更新時には、1500万ptほど差を付けてトップに立っていました!モバマス最後のアニバアイプロの終了直前には、こんなに熱い作ったような少年漫画展開が、人知れず繰り広げられていたのです!!作者は荒木比奈先生でしょう!
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しかし、2位に下がった老舗プロさんは、この時点で39人になっていました。23時過ぎには40人に戻っていましたから、次のファイナルフェスに向けての振り直しか、或いはメンバー入れ替えか、ともかく入社した方の分のポイントが加算されるはずです。それに、相手はモバマス屈指の老舗強豪プロですから、抜かれたのに気付いて抜き返しに来る方もいらっしゃるかもしれず、最後まで気が抜けません。 最後の10分も止まらずに走り続けましたが、どちらに転ぶかまるで分からず、翌日の結果発表までドキドキが続きました。そして・・・
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目標の2位は取れました。でもそれはもう分かってる。それより今はプロ順位・・・
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約3000万ptの僅差で、プロ1位を取れていました!ずっと所属していた完全自由行動プロを即席ブルナポプロにしてしまった上で、完全自由行動のままでのプロ1位ですから、第2回ドリームユニット決定戦の結果発表時と同じくらいの達成感が得られました。
因みに、もし傭兵に行くならこちらだな、と思っていたブルナポプロさんの総獲得ptに私の獲得ptを足してみると、やっぱり僅差でプロ1位になります。つまり、どちらにしても私が2位を取ればプロ1位も取れる運命だったようです。11thアニバブルナポアイプロのプロ1位は、ブルナポプロだったのです!
私の稼働時間はデレマスボーダーbot様の観測によると9800分。1日平均10時間少々も稼働していたことになりますが、十傑では断トツの少なさです。集めていた生スタには手を付けずにスタハだけで足りてしまい、レベルも335から337に上がっただけでしたし、エクストラメモリーも走るだけでは全員分の鍵は開きませんでした。5人なるべく均等にプロデュースするように走っていたので、思い出アイテムのブルナポメンバーのぬいぐるみやスイーツはどれも430~500個前後(比奈先生だけどっちも573個とちょっと多め)、レアな方の思い出アイテムは220~250個(比奈先生のは308個)でした。誰かに集中して走っていた方に比べると、意外と少ないかもしれません。そして、プラチケは199枚まで減っており、それに代わって千枝ちゃんガチャの副産物がこんなことに・・・。千枝ちゃんのぬいぐるみより多いじゃねえか!
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余熱のファイナルフェス
この熱はそうすぐには冷めませんでした。幸いそれをぶつける場として、比奈先生をバクメンに敷き詰めてのファイナルフェスが残っています。アイプロの間にこつこつフリトレして特訓後25枚分集めてありましたから、全てMM特訓して親愛度を上げ、人気度も40にして翌日の開幕に備えました。振り分けptリセット券も未使用だったので、心置きなく攻極に転生しました。
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こんな編成を組んで・・・
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バクメンどーん!
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参加経験のあるイベント形式の中でフェスだけは2枚取りをしたことがなかったので、目標は2枚取りです。生エナもエナハもドリリミやメダルの副産物で激増していて、確か生エナ換算で3万本近くありました。サ終発表前であれば2枚どころか十傑も狙えそうな量ですが、何せこれで最後ですから、どれだけのボーダーになるか全く予測が付きません。とにかくエナを飲み切れるようにしようと考えてスタートしました。
第1戦は定跡通り40%殴りで走ってみましたが、私の回線が細いのと、サーバーが重いのとが重なって、そのペースではエナを消費しきれないと感じました。そこで、次戦から早々に100%殴りに切り替えました。
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最終日を前に目標を上回る100位以内にいたものの、エナがほぼ尽きてしまって秘蔵の眼鏡カードコレクション(ブルナポ以外)を捨て値で売り捌く羽目に陥ったので、ペース配分を失敗したかと思いました。ですが、最終日はサーバーが更に重くなってろくに消費しきれなかったので、結果的には早めに100%殴りに切り替えておいて良かったようです。最終戦では激重の中でエナをなんとか消費し続け、僅差で2桁順位に入ることに成功しました。
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担当の理想編成入りにPとして応えたと胸を張って言える結果でしょう!なお、このファイナルフェスでも、別の比奈先生Pの方が2位を取っていらっしゃいました。モバマスは終わってしまいましたが、比奈先生のポテンシャルはまだまだあるはず!私自身は比奈先生Pとしてもブルナポ曲を聴くのが何よりの悲願ですが、それだけではなく色々な形で活躍して欲しいです!
あと、いたちプロのファイナルフェスはというと、もちろん完全自由行動を貫いて、このフェスの優勝を争った伝統プロさんと新設プロさんの直接対決があったグループで勝ったり負けたり、総合15位前後を行ったり来たりした末に、最終戦は惜敗で、勝ち点13のグループ8位、総合16位でゴールしました。このプロにいたお陰で、最後までマイペースに楽しめました!
おわりに
こうして私のモバマスPとしての活動は大満足のうちに幕を閉じました。
ただ、正直に言えば、個人1位に立った日に課金を続けて2位を取るかどうかを考える中で、「同じ金額を使うなら、デレステに複アカをたくさん作って沙理奈さんにドカンと選挙課金をする方が効果的なのではないか?」というのはちらっと考えてしまいました。でも、モバマスでも複アカは持たない主義だったのにデレステで課金票のために複アカを作るというのは全くおかしな話ですし、担当に声が付きさえすれば何をやってもいいとは私には思えませんでした(なお、ああいうルールだったからには票交換が横行するのを非難する気は全くありませんが、私自身は票交換も一切していません)。
沙理奈さんが惜しくも声付きのチャンスを逃してしまった結果を知っている今でも、この判断に間違いはなかったと思っています。コンテンツとしての寿命も油断出来るほど長くはないかもしれませんが、それでもまだ1~2回はチャンスがあるはずです。これからも1アカウントで出来る範囲で最大限に、松本沙理奈と水木聖來の声付けを支援して行きたいと思っています。(最後にいきなり聖來さんが出て来ましたが、ブルナポの次に好きなユニットは、サイバーグラスを僅差で抑えてセーラーマリナーなんです。)
ふぅ、どうにか12thアニバ当日のうちに一応書ききれました・・・。それではこの辺りで失礼して、今後はまた無言Pに戻るといたします。こんな超長文を最後まで読んでくださる方が何人いらっしゃるか分かりませんが、駄文にお付き合い頂きましてどうもありがとうございました。
追記(2023.11.29)
1日置いて読み返してみたら、いらぬ誤解を招きそうな箇所があったので、そこだけ弁解しておきます。「ブルナポの枠組み内ではるひなの扱いに差を付けて欲しくなかった」という点ですが、決して「はるひなは常にニコイチであるべきなんだ!」などと言いたい訳ではありません。虹色ドリーマーの比奈先生やグラッシー帝国総帥を演じる春菜ちゃんなど、2人が離れての活動も喜んでプロデュースしています(そりゃまあ中にはイマイチ乗れないお仕事もありますけど、それは全く別の話)。
言いたかったのは、あくまで「ブルナポのメンバーとしてのこの2人は、シンメトリーな存在であって欲しい」ということです。それも、ブルナポがフィーチャーされていた春菜ちゃんロワのようにどちらか一方が上位報酬になるとか、或いは2人のどちらかがブルナポ楽曲のセンターに立つとかいったことが嫌だ、ということでもありません(ブルナポアイプロのお城ライブでは、5人それぞれのセンター曲がかわるがわる披露されていたと思っています。私が二次元の耳を持っていないから聞こえなかっただけで!)。ただ、「アニバアイプロの上位」にはやっぱり別格感があるので、ブルナポとしてその大役を務めるのであれば、はるひなのどちらか一方だけが就くのはちょっとヤだなあ、というくらいのニュアンスです(これだけでも十分厄介なことを言ってるかもしれませんが)。
弁解は以上です。それではごきげんよう!
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