30人の知らない男性に会った①
マッチングアプリです。
いっても1年くらいで30人だから驚くほどの多さではないです。
今回は私が出逢った男性についてお話しします。
自称年収1000万のノブ
私が使ってたアプリには『年収』の欄があった。
もちろん証明する必要はなく、あくまで自己申告。
それを踏まえた上で、現れたのがHさん。
年収は800万〜1000万円と記載。
Hさんはいわゆる顔出ししない人。(なのにいいねが500以上だった、金か)
顔出しNGする人の職業イメージは教師・医者だったりするが、Hさんの『仕事』欄は食品関係だった。
「食品メーカーとかで1000万円なのかな〜すげ〜」
くらいの気持ちでメッセージやりとりしていざ会食へ。
Hさんのこれまでの特徴
①年収1000万円(自称)
②いいね!500人以上
③顔出ししてないけど、スタイルはよさげ
待ち合わせ場所(上野)にいたのは完全に千鳥のノブだった。てか控えめにいってもノブの劣化版だった。だからノブって呼ぶことにする。
ノブは相当なグルメらしく、グルメ用インスタ垢も持ってるくらいだった。
そんなノブに連れてってもらったのは、100歩譲ってもマッチングアプリで初対面の女性を連れてくる場所ではない小汚い居酒屋。
※写真はイメージです
その時点でアウトだったけど、店内での会話も基本「たまこちゃんそれはダメだね〜甘えだね〜俺はさぁ…」の自分語りノブ。
クセがすごいんじゃあ〜
とは言えないまま、お会計へ。
2人で飲み食いして4000円、やっすい。
安いのは別に構わない。てかどうでもいい。
なぜなら私の目の前にいるこのノブは
年収1000万円プレイヤーのはず
さすがに出してくれるだろう。
ノブ「じゃあ1000円でいいよ」
たま「え、あ、はい」
これこそぴえん。
当時はまだそんな言葉流行ってなかったので
普通に泣いた〜って感じ。
足早に帰ろうとすると、
ノブは散歩を提案してくる。私嫌がる。すると
ノブ「今日ぼく、たまこちゃんの言う事ばっかり聞いてるのに、なんでぼくのは聞いてくれないのかなあ?1個くらい聞くでしょふつう。」
おこてる、ノブがおこてる。
怖くなった私は嫌々散歩に行くことに。
「こっちにおすすめの場所あるから」と
言われるがままついていく。
途中で気づけない私も相当なアホだった。
気づいたらそこは
素敵なホテル街として有名な「鶯谷駅」
おぅ…
たまこ「いや、ほんと帰るんで勘弁してください」
ノブ「だからさぁ、ぼくの頼み全然聞いてくれないのはやばくない?!今日多くお金出したよね!?じゃあ許すからまた上野まで帰る話し相手になって(怒)」
なんでや、鶯谷から乗りゃええやん。
とは言えず、渋々、帰路の話し相手になることを承諾した私はとりあえず上野に戻ることに。
しかし先程通った道とは違う。
私の頭の中のコナンが完全に
「あっれれぇ?おっかしいぞぉ?」って言う。
聞いてみると
ノブ「気分変えようと思って、さっきは怒ってごめんね」
あ、ノブも意外といいとこあんじゃん。
そう思った私がバカでした。
そしてノブに先導されて目的地に到着。
選ばれたのは…
しっかりきっかりくっきり
『ラブホテル』でした。
行くかボケ!行かねえって言ってんだろボケ!!
これで学んだこと
①年収欄はもはや関係ない
②どんだけナイ感出してても誘ってくるメンタル強男は存在する
③ノブ劣化版の顔で"ぼく"って言われるとちょっとしんどい
以上です。