2024 J2 第17節 vs甲府 データレビュー
横浜FC 2-1 甲府
GK:市川
DF:ガブリエウ、ンドカ、福森
MF:山根、ユーリララ(→和田)、井上(→小倉)、中野⚽(→岩武)
FW:カプリーニ⚽、小川(→室井)、高橋(→櫻川)
前節首位の清水に快勝し連勝したい横浜FCと直近で流れに乗れない甲府との1戦。甲府は前線に3人の外国人選手をスタメンに並べてきたが、やはり彼らのこの力が強く、前半早々にカウンターから失点してしまう。
しかし、すぐに中野のクロスをカプリーニが頭に合わせて同点に。その後は攻勢を続け、後半にカプリーニのクロスを中野が頭に合わせて逆転し、そのまま2-1で勝利。
連勝、逆転勝利、流れからの得点ポジティブな要素が多数。決して余裕のある試合ではなかったものの、勝ち切れたことは大きかった。
横浜FCはいつもと違って、福森を中心に3バックやカプリーニ・中野・山根などの攻撃陣もパスが上手く機能していた。クロスの成功数は得点シーン+αにとどまっているが、チャレンジ数は甲府の倍であることはポジティブである。30mライン侵入もペナルティエリア侵入も相手より多いことも好印象だ。
一方の甲府はピーターウタカのドリブルは非常に強力であり、個の力は見せつけられた格好だが、ユーリララのボール奪取である程度抑え込むことができた。
今節は勝点を3を獲得し、1試合平均勝点は1.82に上昇。1つの目安である1試合平均勝点2へ再び近づいてきた。
他チームをみると清水・長崎・岡山が平均勝点を伸ばしており、3位以下の混戦は順位を入れ替えつつ団子状態が継続。
特に上位2チームの勢いは中々止まらないため、横浜FCとしては目の前の試合を勝ち続けるだけだ。
直近5試合の期待値をみると、好調・不調のチームがかなりはっきりとしてきた模様。守備はある程度合格点だが、攻撃面はまだまだの状況。この堅守のままゴール期待値を上げることができれば、かなり強いチームとなりそう。
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