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2024 J2 第12節 vs秋田 データレビュー

横浜FC 2-0 秋田

G:オウンゴール、山根
試合前時点では同一勝点であった両チーム。セットプレーやロングスロー、ロングボールなどの秋田のペースにさせず、ボールを支配しながらゲームを進め、前半22分に福森のクロスを山根が頭に合わせ相手が触れてオウンゴールに。
後半も引き続き優位に進め、ユーリのクロスバー直撃のシュートなどがあるも、追加点を挙げられず。しかし、スローインからの連動したプレーで最後は山根が移籍後初ゴールで2-0。
最後は少し攻め込まれるも市川のセーブと相手の精度に助けられ、クリーンシートを達成!一昨年苦手とした秋田に快勝は今後に向けて弾みとしたい。


スタッツを比較して目を引くのはパスの成功数。横浜FCは秋田の2.5倍のパスを通せたことが試合のポイントになったと考えられる。そのキーパーソンは復帰3戦目となった井上潮音。ようやく試合勘も帰ってきて、ここから反撃のタクトを振ってくれると期待大です。
またクロスに着目すると成功数には大きな差がないものの、チャンスビルディングポイントでは横浜FCの優位が明確に。今回の得点もクロスが起点であるので、両サイド+福森の良質クロスが量産できると一気に勝ちを詰めそうな予感。
最後に試合を支配していた中で枠内シュートがそれほど多くないことはちょっと寂しいが、30mラインやペナルティエリアへの侵入も相手を上回っており、トライを続ければゴールに繋がることを信じて前に進めてほしい。


今回の勝点3獲得で1試合平均勝点は1.75に。
他チームを見ると、清水・長崎の勢いは凄まじい。岡山や甲府など若干右肩下がりのチームもあるが、そんな中で横浜FCは相も変わらず現状維持。今後こそ連勝で一歩ずつ上がっていきたい。


年間でみると、引き続き良いスコアをキープするも、直近5試合では完全に中位に。清水は相変わらず参考外だが、そのほかの好調チームを見ると、攻撃も守備ももう1段レベルアップしたい。


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