個人で行うAWSインフラ構築日記6日目
前回お伝えしたとおり、EコマースサイトをAWS上でインフラ構築していこうと思います。また、今回からは定期的に日記を書けるように途中でも載せていこうと思います。
EC-CUBEについて
Eコマースサイトを構築するにあたり、EC-CUBEというオープンソースを使っていきます。
ネットワーク構成図
シンプルにしたいので1つのEC2インスタンス内にDBも導入してEコマースサイトを構築していこうと思います。
余談
導入のときにつまずいた箇所を整理します。
最初書籍の手順通りにEC-CUBEを導入してインストール作業を行っていましたが、下記のエラーが発生しました。
実は書籍の必須ライブラリが古く、EC-CUBEの公式サイトが定めている必須ライブラリが足りていないことが原因でした。
mysqli
pdo_mysql
pdo
mbstring
zlib
ctype
session
JSON ←入ってなかったライブラリ
xml
libxml
OpenSSL
zip
cURL
gd
JSONライブラリはPHP7.2かPHP7.4に含まれているとのことでしたので、以前実施したPHP7.4へバージョンアップを実施しました。
php-json is available in Amazon Linux Extra topics "php7.2" and "php7.1" and "lamp-mariadb10.2-php7.2" and "php7.3" and "php7.4"
To use, run
# sudo amazon-linux-extras install :topic:
Learn more at
https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/faqs/#Amazon_Linux_Extras
[ec2-user@ip-10-0-0-98 ~]$ sudo amazon-linux-extras install php7.4
めでたく、エラーが解消し、EC-CUBEのインストールが完了しました。
次回予告
次回から本格的な構築の始まりになります。
Eコマースサイトはサイトが健全に稼働、つまり可用性・耐障害性が極めて重要になります。
この構築日記では、1つのEC2インスタンスを軸に以下の事を実施しようと思います。
①サーバーの移し替え
②冗長性構成と負荷分散
③データベースの耐障害性の向上