『文喫へ行こう』のこと
2019年最後の『文喫へ行こうVol.7』が無事終了して気づけば年も明けていたのでいまさらだけれど振り返り。
そもそも文喫ってなに?
なんて説明をしなくても既に行ったことがあったり、常連だよって方もいたりするかもしれない。
営業時間は9:00〜23:00。
¥1,500(税抜)で新刊読み放題。
19時以降の入場はナイト料金¥1,000。
フリードリンク、コワーキングスペース、ロッカーあり!
しあわせの空間、文喫…(と勝手に思っている)
そんな場所が六本木にオープンしたことを知って、行ってみて、気に入ったので、定期的に行く機会を設けたいな、と思ったのもひとつのきっかけ。
じゃあ文喫でもくもくしてみる?
みやもとまなぶさんと共催させてもらっている『帰り道もくもく会』で、勝手に文喫に行ってもくもくしたら楽しいんじゃないの?
なんていうエゴから始まった『文喫へ行こう』企画。
これは、文喫を楽しむための任意イベント。
なので、職業や年代に縛られず、ただただ『本』でつながってみたい、そういうコンセプトだったのだけど、思った以上に私の嗜好に合っていたみたい。
本が好きなヒト。
文喫に興味があるヒト。
仕事の資料探しつつコワーキングできたら最高だよねっていうヒト。
「本屋さん」がいろんな場になるっていうのは本好きにはたまらない感じ。
一応イベント化しているのもあって、緩いガイドラインは設けてはいる。
たとえば、
●参加者の自己紹介は前日にFBメッセンジャーグループを作成しておく
●グループ内で自己紹介して、ゆる~くどんな人が来るのか、くらいは知り合ってみる
そのうえで、今回からは
●おやつ1回夜1回の全体でのもぐもぐタイム兼雑談タイム設定(※他はフリースケジュール)
とかとか。
色々自由度高く、かつ私が読みたい本を読んで、ちょっと疲れた時には誰かとお話ができるような、そういう付かず離れずのイベント。
…という体で2019年の春に初回開催。
開催初期のホンネ
動機がそもそも「私が読みたい本を自由に読み放題する日を丸1日作りたい」だったので、ひとりイベントでもいいや~くらいの気持ちだった。
逆に言うと、イベント化することで、
「この日は1日文喫に入り浸って、仕事からは少し離れて過ごす日です」
って発信したかったのが強いかも。
スマホやPCと常ににらめっこ?してると仕事と遊びの境目がなくなって読書に集中できない日が続いてるのがもどかしかったから。
でも一緒に主催をしてくれている知人のサポートもあって、初回からなんだかんだ自分以外の人も参加してくれて。
そうすると、エゴで始めた企画だったけれど、案外ノッってくれるもんだな~っていう小さな満足。
本が好きなヒトとお互いの好きな本をシェアするって楽しいな!
自由度高く主体的に知の探索ができる、これが楽しいな、って。
Vol.3くらいからの心境の変化
そんなこんなで3回目を迎えるころに私自身に起こった心境の変化。
それまでのVol1.、Vol2では、もっぱら滞在時間の2/3を仕事関係の本を読むことに費やしてた。
でも、自由に読書していいんだよ~~~~!っていう時間が月に1回あると、気の持ちようも変わってきて。
端的に言えば、
「せっかく本読み放題なのに、なんでまたわざわざ仕事の本読んでるの?もったいなくない?」
ってなってきた。
いつでも読める、っていう安心感。
かつ、自分の嗜好に素直になる機会。
素直になるって大事だよね。
「文喫に行こう」に来てくれたこんな方、あんな方
ちなみに主催の私が医療系の仕事をしているので、参加者がソッチ寄りに偏るかな~って最初は思っていたのだけど、案外いろんな方に会えるのでそれも嬉しい。
看護師、作業療法士界隈の医療系ももちろんだけど、臨床美術士、IT系、民間の企画部門所属、カメラマン、雑誌編集者、あとは六本木勤務なので寄りました!という会社員の方…
共通点は、読書することが息抜きになるタイプの方々。
ここで出会った本がきっかけで変形菌のWSやることになったり、デザイン思考系の雑誌をたくさん読めるので新しい試みに繋がったり。
こういう繋がりが勝手に広がるのはいいよね。
最近の文喫での過ごし方
そんなわけで、最近はもっぱら、
●来店~おやつ時まではPCとにらめっこしてちょっぴり仕事作業
●おやつ以降は雑談しながら好きな本を好きなだけ読む
みたいな過ごし方をしてます。
行動変容、というほどのものではないけど、意識的に「無」になったり「しごとのことかんがえません!」って宣言する時間作りがもたらしてくれたものは大きい。
リラックスって、いつでもできるようで、するのは難しい。
2020年も月1回、ぼちぼちやっていく予定。
概ね自分のために!笑
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