【研修雑感】OT×企業②
昨日に引き続き、OT×企業について。
今回は、
2)認知症と就労に関する調査(労健事業)/富士通研究所 岡田誠 氏
▼トピック
1.私たちはどんな人と何が一緒にできるんだろう
2.海外の取組みなど
3.認知症の可能性を提示していく
1.私たちはどんな人と何が一緒にできるんだろう
・行政ー企業ーコミュニティの『面』で社会を捉える
・『認知症だからこそ』『認知症の有無に関わらず』『社会への貢献』『社会からの支援』の4項の掛け合わせ
・完璧を目指さない、『補完』していく
・ここに『感情』のベクトルを組み合わせるとさらに良いのかも?(未確定)
2.海外の取組み ~海外ではこういうことやってるよ事例~
・ロジックモデルとして、『WKKFのミシガン包括的地域保健モデル』(この辺難しくてあんまり意味が把握できなかった)
・本人会議のネットワーク化(認知症のあるご本人発信の、オンラインを通じたチャットや動画配信みたいなもの?)
・アドベンチャーDementia(認知症で旅行に!):参加者としてだけではなく、プロジェクトアドバイザー(案内人)としての参加も
3.認知症の可能性を提示していく
・アドベンチャーDementiaにおけるプロジェクトアドバイザーのように、エンタメの要素は大切
(※ここから先は個人の見解です)
訪問リハビリテーションで最近提言・研修に組み込まれ始めたSWOT分析と同じように、
・いかに強みに目を向けるか
・『この人だからできること』を発掘するか …という視点と、
『楽しいと思うことを楽しめる環境をつくる』=いかにエンターテインメントに落とし込んで社会参加を促すか、が課題だなと。
認知症の方の生き方を考えることは、もしかしたら将来訪れるかもしれない自分や家族の未来の生き方や在り方を考えることに直結している。
生き方を考えることは、尊厳について考えることだと思う。
私たちはただ元気でいるために運動するわけではないし、
ただ生きるために働くわけでもない。
尊厳について考えることは、自分が他人をどう扱うか、自分が他人からどう扱われたいのか、人生にどう向き合っていくのかを考えること。
だったら、楽しんで向き合いたい。
生きることをわざわざ修行や苦行にする必要ないよね。
先日のOBP2.0で某先生が仰ってたように、『なんかせんとつまらんですやん』。
明日は『3)新しい働き方とビジネスの兆し』について。
メモ取ってなかったから思い出せるか心配。