ほらもうみんなBEAT CRUSADERSの事忘れてるだろ?
覆面バンドというのはどの時代にも居た。マンウィズなんてあれを被り始めた瞬間は相当の覚悟だったろう。セカオワのピエロは得してる人生だと思う。姿を隠すプロモーションというのはリスクに対してリターンが莫大で良いよなあと思う。いつの時代もスキマ産業として根強いポジションを保っている。
SLIPKNOTは最早マスク置いて音源流すだけでも成立するんじゃないか。覆面で行こうぜ!と思い付いた奴はやっぱ優秀である。覆面パトカーなんて発想冷静に面白過ぎないか?そして高速で死ぬほど飛ばす奴の気持ちはよくわからない。免許取ってまで速いのがカッコいいのって変過ぎるだろ。物事に速度を追求するなんてもう辞めた方が色々生きやすい。物理は苦手な文系からの忠告である。
フルフェイスヘルメットを被って生活する人ってもうちょい居てもいい気がする。ああいう匿名性が日常に溶け込んでると少し羨ましくなるし、屋根の下でフルフェイス被ってる一家なんて素敵じゃないか。バイク乗りによるとフルフェイスのままコンビニ入ったら通報されるらしい。偏見なのか絶妙なラインの事象である。
煽り運転してくる人がフルフェイス被って車運転してたら死ぬほど怖いけどちょっとテンションが上がる。そういうときは車を降りて徐にフルフェイスを装着して対峙したら対消滅(ヴォイド・アウト)しそうな気配もあるのでやってみたい。フルフェイスはフルフェイスと出会った時、色々恥ずかしくなり軽く会釈の末、意気投合する事もあるかもしれない。覆面が紡ぐ友情なんて最高じゃないか。
フルフェイスを被った芸人とかそろそろ出てきてもいい。フルフェイスで大喜利強かったらカッコいい。是非とも何か方向性に困ってる人はボンバーマンになる事をオススメしたい。匿名性は全てを増力化させるパワーを秘めているだろう。結果が出なくても即脱出できるローリスクな芸風でもある。遺影がアレだったらめっちゃ理想的。
よく考えればインターネットで主張するなんて行為は覆面な感性である。今でこそ顔を出してやいやいやるなんて当たり前になっているが、ちょっと前まで素顔を晒すなんて恐ろしい行為であった。顔がバレるという事態が1番極悪だと思われてたほどだったのに時代は動くものだ。スマートフォンはやはり偉大だと感じる現象である。加工技術の発展もある意味フェイスレスな擬態を促してるだろう。
ほらもうみんなBEAT CRUSADERSの事忘れてるだろ?