3歳娘の絵から生まれるコミュニケーション

娘の遊びの中で生まれる絵などの創作物を観察したり、それを元にお話をしたりするのが、とても好きです。

これは先ほど娘が作っていた雲。

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これはお母さん(私)。

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こちらがお父さん。髭が生えています。「お父さんは何してるの?」と聞くと、「これからお仕事行ってるの!足も描いておこっか!」と言って足を描いていました。

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こちらは、カレーパンマン(左中)、ドキンちゃん(右下)、あかちゃんまん(上中)、しょくぱんまん(左下)。娘なりにちゃんと特徴をつかんでいるようです。最近私の化粧品を使いたがるので、口紅だけうっすら塗ってあげたのが嬉しかったようで、いろんなキャラクターの口の部分が赤く色付けされています。

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これは温泉だそうです。真ん中の黒く塗りつぶされているところが温泉部分で上のほうに大きく囲われている船が露天風呂の屋根。この色のついているところは虹だと言っていました。たまに箱根の天山温泉と言う温泉施設に家族で行くのですが、娘はそこが大のお気に入りです。

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娘が何を認識しているのか、何が楽しいと思って絵を描いているのか、娘の描いた絵から生まれるコミュニケーションによって、彼女が何に感動したのか知れるのが、とても楽しいです。

以前、ある投稿サイトで、幼児が大人顔負けのとても難しそうなテクニックを使った絵画を制作している動画を見かけました。そしてその時に、そういえば絵画の才能を伸ばす方法を、自分が全く知らないな、と気づきましたのでした。その動画を見る限り、何かしら訓練を受けた事は明白でした。

自宅の近所に幼児用の絵画教室があるのか。その教室が金銭的に我が家で負担できそうであれば、試しに通わせてみるのも良いのではないか。そもそも、子供の絵を書く力はどのように発達していくのか。絵を好きでない子供と絵を書くのが好きだったり得意な子の違いは何なのか。絵を書く力は才能に由来するものなのか、学んで伸びるものなのか。などと美術教育について興味が湧いてきました。

絵をかける人に対して、私はとても憧れがあります。言葉以外の表現方法があるのって、とっても羨ましいです。でも、娘に絵を描くことを職業にしてほしいとか、偉大な芸術家になってほしいとか、そういう目的をもっているのではありません。(勿論将来本人が希望すれば応援しますが。)

生きていく中で、娘の表現の幅が広がっていったらいいと思います。上手いとか下手とか、技術があるとかないとかが大事なのではなく(もちろん何かを目指すなら必要になってくると思います)、絵を書くことが楽しいことの1つになったら親として嬉しいなぁと思うのです。結果的にそうならなくても良いのですが、絵画の発達に関する知識を少しでも得ることで、少なくても悪い影響与えることような事はしたくないなぁと思ったのでした。

そんなわけで、読んでみたのがこちらの本です。

絵の発達について書かれていたり、各年代の子供に対して、どのように親が関わればよいかなどの参考事例もあり、とても参考になりました。もう少し大きくなってからの事は、今に当てはまらないので読み飛ばしてしまったので、また何年かしたら改めて見直したいです。

3歳児にとって大事な事は、娘が書いた絵から生まれるコミュニケーションとのことでしたので、普段の生活で意識しています。チューリップがかけたからすごい、車がかけたからすごいそういうことではなく、子供本人が感動して絵を書いたわけですから、何に感動した気持ちを引き出していくことが、絵の発達に大事だそうです。

それを知ってから実際に心がけていて、娘が絵を書いたら「これは何をかいたの?」と聞くところから始め、教えてくれたら、「これが好きなの?」とか「この子は何をしているの?」とか聞くようにしています。そうすることで、娘が何に感動したのかを、なるべく引き出すようにしています。それらが、最初に挙げた絵だったりするのですが、娘の世界を垣間見ているようで、私自身もとても楽しく、幸せな気持ちになります。

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みく
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