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【むぎ】関係性の距離感・求められる緻密さ

家長むぎ(以下むぎちゃん)さんの配信において、私はSWM(Study with me)という配信にはまっている。これは30分間の勉強+5分間の雑談休憩を繰り返すというライブ配信である。面白いのは、雑談を目当てに訪れるリスナーは少なく、各々の作業を片づけるために『利用』するリスナーがほとんどである点である。わたしもその一人。

要するに作業奨励の配信なのだが、なぜか一人でやるよりも、SWMでライブ配信をつけながら作業する方が捗る気がする。まるで図書館で勉強しているかのようである。むぎちゃんが発するペンの音や、SWM中のコメント欄の失速度合を見ても、それぞれが集中して、てんでバラバラな作業をしていることがよくわかる。

そこに心地よさを感じるのはなぜなんだろう。
勿論、休憩時間の雑談は楽しいのだが、メインはそこではない。あくまで作業に集中するのがメインなので、休憩時間だけ集まって離して、またすぐに作業に戻るような感覚である。これが意外とたのしい。というか、目的が明確なぶん、雑談やライブ配信そのものに対する期待感が(変な意味ではなく)小さいのだと思う。みんなが自分の作業をクリアできればそれでOK。クリアできなければ、勝手に延長してよい。勉強の本質であり、見守ってもらえているような錯覚に陥る。いや、実際見守っているんだけど…。

わたしはこのSWM配信が一番好きだと言い切れる。
勝手に、SWM配信を活用した勉強で、どれくらい資格を取れるかチャレンジしたりしている。趣味と勉強と仕事と、すべての中間地点に自分がいる。そんな感覚で参加している。

結果的にいろんな資格を取得できたし、これからも取得する。
もともとむぎちゃんにハマる前もYoutuberの勉強配信は見ていたのだが、同じ自由度・同じポモドーロテクニック・同じ配信時間であっても、いまのむぎちゃんの配信に参加する方が私ははかどる。

これはある意味『推し活』と両立しているから、無意識にそう思えているんだと思う。私個人としては『推し活』という単語・フレーズ・売り方は苦手なんだけれども。というのは、昔IPコンテンツを売る会社に身を置いていたこともあり、『推し活』を『押し売りする』側だったから。いかに配信者やキャラクターに考慮しないで売り上げを立てるか、それを中心に考えて社会人生活を送っていた時期があった。本当に、ファンにとっては失礼な話である。ただ、当時は『推し活』がどういうものかよくわからないまま営業活動していたので、自分の調査不足だったのが反省点として残っている。

むぎちゃんは『推し活』の対象というよりは、自分がやりたいことに伴走してくれるアドバイザー?みたいな感じに私は捉えている。もちろん負担はかけたくないし、暴走はしないように絶対に自制はするけれど。

仕事の合間や休日を使って、作業をする。
作業を片づけてやりたいことをする。
やりたいことをして、やりたいことを続けていけば、人生が充実する。

綺麗な結論である。私にとっては人生の充実は資格取得だと言ってもいいので、SWMとは相性が噛みあっている。
今後も適切な距離感、関係性、そしてコメントや配信に対する丁寧さ(緻密さ)をもって臨んでいきたい。

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