「味の素」に惹かれた話
こんにちは。最近味の素を買いました。
自分はほとんど料理をしません。一時期めんつゆと醤油しか持っていませんでした。料理している姿を見るのと、音が好きです。手元のアップでひたすら料理をしている映像だけでごはんが食べられます。
ある日、料理研究家リュウジさんのYouTubeをみたらどれも美味しそう。アドバイスを要約すると「味の好みはそれぞれあるから自分好みの料理家乗レシピがいいよ」と。目から鱗。そりゃそうですね。リュウジさんは、作りながらも自分はこれが美味しいと思ってる、食べてる時も美味しい!最高!と言いながら自画自賛(当然きっとおいしい)していて、自己肯定力高めながら生きるのって大事ですね。
そこでリュウジさんはよく味の素をふりかけています。味の素ってすごい名前ではありませんか。「味の素」です。そして社名も「味の素株式会社」。
そもそも「味の素」ってなんなの?
「味の素®」は、人体を構成するアミノ酸のひとつであるグルタミン酸から生まれたうま味調味料です。グルタミン酸は、昆布や野菜のうま味成分であり、うま味調味料としてのグルタミン酸ナトリウムは、食品衛生法上の規定で食品添加物の調味料に分類され、同法に定められた膨大な安全性試験をすべてクリアしています。
アミノ酸と味の素の関係は?
味の素グループの事業は、1908年、池田菊苗博士によって昆布だしの味がグルタミン酸(アミノ酸の一種)に由来することが発見されたことから始まっています。グルタミン酸を原料としたうま味調味料が「味の素®」で、1909年に商品化され一般発売がスタートしました。 また、この味は「うま味(umami)」と名付けられ、現在は甘味・塩味・酸味・苦味に加えた5つめの基本味として世界で認知されています。
この「うま味」、昔仕事か何かで調べた記憶があるようなないような…。リュウジさんは料理をしながら、成分の説明もしており料理は心であり科学だと思ったのです。デザインは設計することと同じで、美味しいや美しいにはちゃんと理由があるのですね。ということで、味の素さんのHPをみてアミノ酸、味の素の勉強をしていたら気づけばスーパーに走っていたのです。
こちらの味噌汁をベースに、鮭のあら汁を作ったらお寿司屋さんで出てくるあら汁でした。自分で自分を褒めていくスタイル。
「味の素」という既存の言葉を組み合わせて唯一無二のブランドになっていることにあら汁をすすりながら感動しております。新しいサービスを展開する際に、ネーミングはとても重要です。凝りすぎて利用者の方にわかりづらいのもよくない。かといってわかりやすさ重視だけでは、ありきたりなネーミングで印象や記憶に残らない。徹底して商品・サービスを追求し継続して展開していく姿勢を見習い行動にしていきたいと思いました。
味の素ってどのご家庭にもあるのでしょうか。果たして実家の台所にも鎮座していたのでしょうか。味の素に感謝しながら、少しずつ料理をはじめつつ、お仕事も頑張ろうと思えた一週間です。
ヘッダ画像はスタッフの谷口さん作イラストです。 #tapia で是非画像検索&ご利用を。noteユーザーの皆さんにイラストをよく利用いただいています。ありがとうございます。味のあるイラストです。味って深い言葉ですね。
さてさて今週も皆様おつかれさまでした。良い週末を!
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