【たぴのたび】JR四国乗りつぶしの旅(1日目)
こんにちは。ここを書いている時点で猫ミームが大流行している今日この頃。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は院試の二文字が頭の中でぐるぐるしており、現実逃避を兼ねてこの記事を書いております。
前回は参加させていただいたアドカレで北海道限界旅行記を書いたのですが、自身の旅路を思い出しながら書き連ねていくことが予想以上に楽しく、また書くっきゃないと思い再び筆を執った所存です。
さて、今回はタイトルのとおりJR四国乗りつぶしなのですがそこまで限界旅行ではないです。というのも、JR四国乗り放題きっぷ(後述)と、四国にはネットカフェが少ないという性質上ホテル課金をせざるを得なかったからです。(というか、冬の北海道が限界すぎて今後あれ以上の限界旅行をしたら確実に死にます)。てなわけで北海道旅行みたいな限界旅行記にはならないと思いますが、読んでいただけましたら幸いです。
また、JR四国乗りつぶししたいなって方の参考になれば嬉しいです。
そもそもなぜ乗りつぶしを?
わたくし大学生のうちに47都道府県制覇しようという目標のもと旅をしているのですが、制覇するためには四国の4県を回らなければならないわけです(当たり前ですが)。で、ついでに何しようかなと考えたんですが、そこでおぼろげながら浮かんできたんです。「乗りつぶし」という言葉が。理由なんて謎の好奇心だけです。てことで乗りつぶししていきましょう。
あ、47都道府県巡る中でチュウニズムという音ゲーの全国行脚をしていますのでちょくちょくゲームセンターに立ち寄ります。
今回使用したきっぷ
今回も例のごとくフリー切符を使用します。JR四国には多様なフリー切符があります。例えば18,000円で3日間JR四国などの普通列車と特急列車自由席が乗り放題になる「四国フリーきっぷ」、25歳以下限定の12,000円で3日間JR四国などの普通列車と特急列車自由席が乗り放題になる「若者限定四国フリーきっぷ」(特定時期のみ)などお得な切符がたくさんあります。
その中でも私は、誕生月にのみ購入できる「バースデイきっぷ」を使用しました。夏休み中の誕生日を初めてお得に思ったかも。このきっぷは12,000円で3日間JR四国などの普通列車と特急列車自由席が乗り放題になります。若者限定きっぷと同じじゃねえかと思いますよね?若者限定きっぷの発売期間であればぶっちゃけほぼ同じなのですが、バースデイきっぷは全年齢対象で誕生月であればいつでもOKです。あと、バースデイきっぷは+3,000円課金すればグリーン車にも乗り放題になり、指定席も取り放題になります。まあJR四国を走っている特急のグリーン車あまり多くはないですけど、指定席券は特急に乗った記念になるのでこれは個人的に大きなアドバンテージ。てことで今回は「バースデイきっぷ~グリーン車乗り放題を添えて~」な感じでいきます(雑)。
本編
・~0日目
前日は涼宮ハルヒシリーズのプチ聖地巡礼を行っておりまして、現在は四国への玄関口「岡山駅」におります。
てことで岡山駅からは快速マリンライナーで四国に入っていきます。この快速マリンライナーは、瀬戸大橋を通って岡山県の岡山駅から香川県の高松駅を繋ぐ快速列車。上の写真は岡山側の車両でよく関西で見る顔ですが、高松側の先頭車両は指定席で2階はグリーン車、さらに運転席の真後ろはパノラマシートとなっており、前面展望が楽しめるようになっています。(私は金欠でしたのでもちろん普通車です)
そして高松駅に到着し…
0日目の夜は高松のちょっと先にあるこの栗林(りつりん)駅にあるホテルにて宿泊しました。
外観ちょっと古めですが、中も結構古めです(ジェネリック小泉構文)。まあ古いだけあって価格は1泊3,000円ちょいで非常に安かったです。が、雰囲気がまじで怖かったです…。なのでさっさとお風呂など済ませて寝ました。
1日目
さてさて乗りつぶしの旅の始まりです。普通に早くホテルから出たかったので始発で栗林駅から再び高松駅へ。香川と書いてうどんと読むこの県に来たならこれを食べなければいけない、ということで初日の朝はうどんをいただきました。
麺のコシが非常に強くもちもちで食べ応え◎、そしてだしがとても美味しかったです。香川の讃岐うどんは”つゆ”と呼ばずに”だし”と呼ぶそうですが、これは香川県の特産であるイリコ(煮干し)出汁をメインに味付けを行っているからだそう。
高松駅の目の前に池があるんですが、この池の水は海水らしいです。私はよく見なかったのですが、どうやら魚も泳いでいるらしいです。
お腹を満たしたところで第一走者です。
てことで高松から特急、普通列車を乗り継いで鳴門までやってきました。この行程で下の赤マーカーのように地図が埋まりました。
(現在の行程で埋まったところを赤マーカー、すでに埋めたところを青マーカーで記します)
そして鳴門でぶらぶら散歩をして時間を潰したら今来た道を戻り、徳島へ向かいます。
ここで徳島県豆知識。これは鉄道に少し詳しい人なら割と知っている話なのですが、徳島県は”電車”が走っていない唯一の県なんですよね。徳島県を走っている列車はすべて気動車で電気を必要としない列車なんです。それは徳島県にあるトンネルが小さくて電線を通せない、そもそも電化の工事をしても工事にかかった費用に対する利益が期待できないといったような理由があるそうです。面倒くさい鉄オタに徳島県で「電車乗ろう」って言うと「徳島には電車ないよwwwww」とか言われるかもしれないので気を付けてください。
さて、徳島からは地図の右下に飛び出ている阿波海南へと向かいます。片道2時間。そう、乗りつぶすためだけに往復4時間です。いいお昼寝の時間ですね。はい。
これが阿波海南駅からの景色なんですが、周りになにもねえ。
と思っていたらなにやら面白いものが走ってきました。これはどうやら道路と線路両方走れる乗り物らしいです。路面列車みたいに道路に敷かれた線路を走るのではなく、線路と道路の境目で線路用の車輪と道路用のタイヤを切り替えていました。意外にも乗り物の中にはお客さんがたくさん乗っていました。この先に何があるのか調べてみたらジオパークだったり廃校水族館など面白そうなものがありました。これは今度行くしかない。
ちなみに、これはJR四国運営ではないので乗りつぶし対象外です。
右下の赤マーカーが今回乗りつぶしたところです。
帰りも2時間列車に揺られたどり着いたのは徳島駅の1つ手前、阿波富田駅。
徳島駅付近で駅から近いゲームセンターを探したところ、この阿波富田駅から徒歩20分弱のところにラウンドワンを発見しました。徳島駅の近くにも一応ゲームセンターはあったのですが、チュウニズムがあるかは不明だったので確実にあるラウンドワンへ歩いていきました。
てことで徳島称号ゲット。
この後徳島駅へ帰り、次に乗車したのはこの列車。
素人目の私から見ても一目瞭然のザ・国鉄顔。こういうレトロな感じ、とても好きです。ちなみにこの特急もグリーン車はないです。特急剣山は阿波池田駅止まりなので、阿波池田駅で特急南風に乗り継いで今回の四国旅行で訪れたかった場所の1つへ行きます。
特急南風にはグリーン車がついていますので、今回のバースデイきっぷの真価を発揮するときが来ました。この車両のグリーン車は半室(一両の半分)しかありませんが、それでも足元は非常に広くとられているうえにフットレストもあり、座椅子の座り心地と相まって非常にリラックスして過ごすことができました。
到着したのが大歩危(おおぼけ)駅。悪口っぽい名前で初見だとびっくりしますよね。この地名の由来は、この周辺に渓谷があり歩くのが危ないってことで「歩危」という地名になったという説が一般的ですが、そもそも”山腹や渓流に臨んだ断崖”を意味する「歩危(ほき)」という古語があるそうです。昼はこの渓谷を見たり遊覧船に乗ったりするために多くの観光客が訪れます。
で、なぜこの駅に訪れたかったのかというと、私が好きなアニメ「境界の彼方」(私のアイコンのキャラクターが出てくるアニメ)の聖地の1つだからです。アニメに登場する時間帯も夜だしナイス時間調整。
ただ、この駅は昼に人が多いと言っても夜に来る人なんてほとんどいません。なので普通に怖いです。駅と渓谷を繋げる道があるんですが、その道は明かりがなくて危ないので夜に近づかないようにしましょう。
こちらの彫刻(?)大歩危駅にあったんですけど目に入った瞬間体感5メートルくらい飛び跳ねました。まじでびっくりした。
なかなか雰囲気がありますね。まあ怖かったは怖かったんですが、それでも好きなアニメの聖地ですので次の特急が来るまでの1時間ほどを楽しく過ごすことができました。
1時間ほどしたらまた特急南風で高知方面へ向かいました。
薊野(あぞうの)で降りたのは温泉へ行くためです。
高知ぽかぽか温泉というところです。施設自体は少々古いものの、しっかり清掃が行き届いていたため綺麗でゆっくりすることができました。また、この温泉は深夜1時まで開いていますのであがった後ものんびりとすることができました。
終電すぎるまでゆっくりしていましたので、1日目の宿泊地までは徒歩での移動に。1日目の宿泊地は…
ラ ウ ン ド ワ ン 高 知 店
高知駅のもう少し奥にあるネットカフェは乗りつぶしの時間的に厳しい。他に安めのホテルもない。ということでラウンドワンでヒトカラをしながら夜を明かしました。
ここまでの乗りつぶし記録はこんな感じ。順当に1/3くらいのそこそこ良い埋まり具合。
さて、旅程を全て1つの記事に書くと中々長くなってしまうので今回はここまでです。ぜひよければ2日目も読んであげてください(なんかYouTuberみたい)。それでは~。ハピハピハピー
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