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未来日記|36歳 夢見る会社員

未来日記:2023.8.14

私は今、段ボールの荷解きをしている。
なぜって、日本を離れ、気候の温暖な〇〇に家族で移住したから。

つい3年前までは愛知に住んでいてマンションも買ったし、当分ここで過ごすんだろうなと思っていたのに。
育った東京に住むことすら夢のまた夢だった。

それがどうしたことだろう。南国の国に家族で移住することになるとは!
海は歩いて行ける場所にあり、自然豊かで、周りの人も優しく、ご飯も美味しい。
心が解放され、毎日ワクワクしている。

小さい頃から国際協力に興味があり、また体を動かすことが好きだった私は、それを仕事にした。
週に3回、NPO/NGO団体で昔から興味のあった国際協力の仕事をしている。
週に1回、地元の方や移住した方にヨガやTAPを教えている。
週に1回は完全に自分時間。読書をしたり、フラッと小旅行を楽しんだり。

家族との時間も日本に住んでいる時より確実に増えている。
子供たちもこっちの生活に早くも慣れ、のびのびと多様な人々に囲まれて過ごしている。
水平線に沈む太陽を見に家族皆で手を繋いで出かける時に、移住してよかったなぁと心底思う。

「全てはつながってくるから、目の前のことに一生懸命取り組むこと。」 3年前の自分に伝えたい。

■ ■ ■ ■ ■

イマココ:2021.8.14

昨日、ずっとしたかった、祖父と叔母のお墓参りをしてきた。
実家では自分の過去の荷物を整理していた。
1階では子供たちが泣いている声がする。
こんな日々が懐かしいなって思うのかな。

過去の荷物を整理していて自分は一ノ瀬泰造に憧れていたことを思い出した。
自分の目で見知らぬ土地を巡り、地元の人と交流し、アンコールワットを見たいという純粋な気持ちで行動していた泰造。

ジャーナリストに憧れていたんだっけ。
宇宙飛行士にもなりたかったんだっけ。
国際協力に興味があったんだっけ。

昔から変わっていない軸を大切にしてあげたいな。

note Tapestory文集 Season 0 - credit


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