横浜市IR市民説明会

緑公会堂で開催されたIR市民説明会に参加してきた。
(今回は緑区民優先の)抽選で選ばれた市民が参加した。
参加者の7割以上は70歳以上のご年配と伺え、若年層は少なかった。外では反対運動が起こっていた。

構成は、
第1部 林市長からのIR事業についての説明
休憩、質問書の回収
第2部 質疑応答

話の印象は「横浜市の財政は頑張っているけど他の自治体と比べて税収が劣っている。危機感を感じた横浜市はその財政を表立てしてIR事業を進めて税収獲得を目指したい。そして
総合リゾートから市内への発注を促し、経済を活発にする。」
かいつまんで言うとこんな感じに聞こえた。

それに対して質疑応答では、
市からいくら出すのか?
依存症の問題と対策は?
山下公園付近の景観の心配。
カジノの経営が成り立たなかった場合は? 等

良い質問があったのでしっかり説明を受けたと思っている。しかし、 中には公約違反だの説明になってないだの反対ありきの参加者がいて建設的な意見が言われず心底彼らにがっかりさせられた。進行役のアナウンサーさんも大変だったと思う。
林市長からも市民投票はしないと言明してしまい、大半はあきれた感じを漂わせた。横浜市側としても副市長や担当者が説明していたが板挟み状態なのかなと伺える。

総合的な感想としては、IR事業を進めていく段階はまだまだ道のりは遠く険しい。そして、何回も説明会を開催して欲しい。何なら、少人数制のランチミーティングでざっくばらんに意見交換の場を設けて欲しい。
今回書きましたが、説明しきれない、表現しきれない、纏めきれないと個人的にも感じています。
とにかく、建設的な議論を求めます。

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