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【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.24|長津結一郎

早朝に何度か目がさめてしまう。熟睡できぬまま7:30ごろもぞもぞと起き出してシャワー。二日酔いではないが胃腸の疲れを感じる。朝食をカットしておいてよかった。
荷物をまとめてチェックアウトし、アトレ3Fのスターバックスで紅茶を飲みつつこの日記を書き始める。

10:00少し前、羊屋さん、阿部さん、ゆいさんとアトレの開店を外で待つ(3Fはスタバ以外は10:00開店)。入店し、今日の稽古場を整える。
10:30、これまたTAPでお世話になった地域の方が来られる。顔を見るなり覚えていてくださりうれしい気持ちになる。「ほかのTAPの人たちは辞められる時にあいさつするタイミングがなくてあとから知ることがあるけど、長津さんは来なくなるというタイミングであいさつしてくれてたんで、縁がしっかりあると思ってます」と言われる。まったく記憶にないがその当時の自分すごいな。
アイスブレイクなどのあと、その方のストーリーのプレイバックシアターに参加。ワークショップネームは初日と同じに戻したが、その方のストーリーの関係上、今回のプロジェクトのキーパーソンでもあるが今回は来られない人、のことを再び演じることになる。

その地域の方も、そのシーンに現れている人たちのことも、全員知っている。ただし、そんなことが起こっていたのか、ということはあまり知らなかった部分もある。その断片的な情報をもとに演じることで、自分がまるでその人だったかのような時間をすごす。
18歳の自分なのか、38歳の自分なのか、その人なのか、自分なのか、自分の記憶なのか、他者の記憶なのか、揺さぶられる時間を過ごす。それはこの4日間多かれ少なかれずっとそうだった気がする。
羊屋さんがどこかで「厄落とし」というキーワードを言っていたことも思い出す。

短い打ち合わせをして出発。合宿は明日も続くが、別の仕事の関係で僕はここで脱落する。みんな手を振って見送ってくれる。駅そばをさくっと食べて電車へ。日記の続きを書く。自分をケアしながら帰ろう。

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